蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料の状態
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
|
1 |
0016346462 | 図書一般 | 910.26/タム23/ | 1F人文 | 貸出中 |
× |
この資料に対する操作
カートに入れる を押すと この資料を 予約する候補として予約カートに追加します。
いますぐ予約する を押すと 認証後この資料をすぐに予約します。
この資料に対する操作
電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
口述筆記する文学 |
サブタイトル |
書くことの代行とジェンダー |
タイトルヨミ |
コウジュツ ヒッキ スル ブンガク |
サブタイトルヨミ |
カク コト ノ ダイコウ ト ジェンダー |
人名 |
田村 美由紀/著
|
人名ヨミ |
タムラ ミユキ |
出版者・発行者 |
名古屋大学出版会
|
出版者・発行者等ヨミ |
ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
名古屋 |
出版・発行年月 |
2023.8 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,304,5p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-8158-1129-7 |
ISBN |
4-8158-1129-7 |
分類記号 |
910.26
|
件名 |
日本文学-歴史-近代
/
女性問題
/
身体障害者
|
内容紹介 |
ディスアビリティやケアが絡み合う空間で、筆記者、特に女性の役割は不可視化されてきた。大江健三郎、桐野夏生らの作品をも取り上げ、書くことの代行に伴う葛藤とジェンダー・ポリティクスを鋭く分析する。 |
著者紹介 |
奈良県生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程修了。国際日本文化研究センター機関研究員。博士(学術)。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812693684 |
目次 |
序章 口述筆記する文学 |
|
1 口述筆記とはなにか/2 <もう一人の書き手>を問う/3 <書かれた作品>から<書かれつつある現場>へ/4 本書の構成と概要 |
|
第Ⅰ部 ディスアビリティをめぐる交渉 |
|
第1章 ペンを持てない男性作家 |
|
1 書くことのディスアビリティ/2 谷崎潤一郎と口述筆記/3 口述筆記のジェンダー・ポリティクス/4 リテラシーをめぐる評価と<書かせる>こと/5 署名と実像のはざまで |
|
第2章 「書く機械」になること |
|
1 筆記者・伊吹和子/2 書く行為の代行とジェンダー/3 「書く機械」になるという戦略/4 作家であること、作家になること/5 <選別>の論理 |
|
第Ⅱ部 書くことの協働性とケア |
|
第3章 ケアとしての口述筆記 |
|
1 作家の労働空間とその編成/2 ケアのニーズへの応答/3 性役割の反転/4 関係を編み直す/5 <書く身体>に伴走する |
|
第4章 <書かせる>でもなく、<書かされる>でもなく |
|
1 武田泰淳と武田百合子の評価/2 歩くことと書くこと/3 自律的な主体像を疑う/4 <書かせる>と<書かされる>のあいだ/5 他者性と依存性 |
|
第Ⅲ部 言葉を媒介することとジェンダー |
|
第5章 <媒体>となる身体 |
|
1 <媒体>としての筆記者/2 女性筆記者の立場性/3 「戦争未亡人」の性/4 書記機械であることを裏切る身体/5 <媒介/霊媒>としての女 |
|
第6章 再演される言葉 |
|
1 言葉の媒介者/2 批判者としての女性/3 自己批判の演劇/4 声の文字化と女たちの連帯/5 憑坐として語ること |
|
第Ⅳ部 代行のポリティクス |
|
第7章 創造性から逃れる |
|
1 <書く>ことと<書き写す>こと/2 「無精卵」の読まれ方/3 創造性を欠いた書き手たち/4 単為生殖としての書くこと/5 強制的異性愛の綻び/6 暴力の痕跡を書き写す/7 <書き写す>ことの先へ |
|
第8章 書きかえられる物語 |
|
1 二つの「残虐記」/2 戦後空間のなかの「残虐記」/3 語り手は何を黙殺するのか/4 もう一つのクィアな欲望/5 「言葉」と「想像力」の物語/6 事件を語り直すこと/7 想像力の両義性/8 「傷」をめぐる攻防 |
|
終章 ペンを持たない時代の口述筆記 |
|
1 書字の機械化と身体性/2 モチーフとしての口述筆記/3 交差するフレーム |
目次
内容細目
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
日本文学-歴史-近代 女性問題 身体障害者
もどる