書誌種別 |
図書 |
タイトル |
社会福祉における相互的人格主義 2 |
サブタイトル |
人間の物象化からの離脱と真の主体化をめざして |
タイトルヨミ |
シャカイ フクシ ニ オケル ソウゴテキ ジンカク シュギ |
サブタイトルヨミ |
ニンゲン ノ ブッショウカ カラ ノ リダツ ト シン ノ シュタイカ オ メザシテ |
人名 |
牛津 信忠/著
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人名ヨミ |
ウシズ ノブタダ |
出版者・発行者 |
久美
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出版者・発行者等ヨミ |
クミ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2008.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
5,248p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2400 |
ISBN |
978-4-86189-091-8 |
ISBN |
4-86189-091-8 |
注記 |
文献:p225〜240 |
分類記号 |
369
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件名 |
社会福祉
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言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811124827 |
目次 |
第二部 社会福祉における人格主体 |
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第9章 人格主体と自我主体の連結に関する考察(1) |
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1 厚生経済学における福祉基準の推移/2 現代厚生経済学の福祉基準-アマルティア・センによる福祉基準を基礎にして |
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第10章 人格主体と自我主体の連結に関する考察(2) |
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1 アマルティア・センによる「潜在能力アプローチ」の可能性/2 権利認定および援助責務の基準としての「潜在能力平等」/3 相互的人格主義と社会福祉基準 |
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第11章 人間のための諸施策と活動の出発点:現代社会福祉の役割と構造 |
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1 「潜在能力アプローチ」に基づく福祉システム/2 福祉政策決定構造の原点としての価値軸の役割/3 援助技術の前提価値と政策における原点-その連続性の確立 |
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第12章 ダイナミックな福祉パラダイムと社会的危機からの離脱 |
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1 社会的危機に関わる社会福祉の意味/2 持続的成長のための福祉政策の可能性-変化吸収能力としての福祉政策 |
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第13章 社会福祉の基礎構造と機能上の諸考察 |
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1 福祉構造としての政策決定機構(体制機構)と価値内容の流動的相互性/2 福祉機能としての福祉性の位置づけ-基礎構造とのダイナミックな統合化/3 福祉的権利認定と福祉的援助責務/4 相互的人格主義の多元構造/5 主要点の基礎考察から具体的な間主観構造へ |
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第14章 相互主義の具体化としての現代コミュニティ |
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1 コミュニティの意識と構造/2 国家と市民資格/3 相互主義的人間存在の具体化とコミュニティ/4 社会福祉上の相互性とコミュニティ |
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第15章 相互的人格性の福祉理念の実態化 |
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1 福祉理念の再構成-パート1 地域福祉の視点に基づく考察の適合性/2 福祉理念の再構成-パート2 ケア(広義及び狭義)についての権利認定と援助責務/3 相互的人格主義による総合的社会福祉の展開可能性-日本の社会福祉に対する諸提言から理念定立へ向かって |
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結章 相互的人格主義に基づく社会福祉の展開可能性 |
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15章1の補論 現代コミュニティの要にあるもの |
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1 コミュニティの基軸としての価値/2 現代コミュニティの存立条件 |
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15章2の補論 福祉のダイナミックな統合化;地域を基礎にケアリング・ワールドへ-OECD報告書に基づいて |
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1 ケア概念のさらなる展望/2 ケアリング・ワールドという福祉ビジョン |
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補論 世界市民資格(ワールド・シティズンシップ)へと歩みゆく市民資格 |
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1 グローバリゼイションによる脅威から世界の新しい秩序へ/2 グローバリゼイションと世界市民資格/3 市民資格と世界市民資格;その同時存在の必要性/4 相互的人格主義に基礎を持つ世界市民資格の存立へ/5 グローバリゼイションと「現実主義的理想主義」-「重商主義的集合主義」と国家と世界 |