| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
日本古代の外交制度史 |
| シリーズ名 |
古代史研究叢書 |
| シリーズ番号 |
5 |
| タイトルヨミ |
ニホン コダイ ノ ガイコウ セイドシ |
| シリーズ名ヨミ |
コダイシ ケンキュウ ソウショ |
| シリーズ番号ヨミ |
5 |
| 人名 |
中野 高行／著
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| 人名ヨミ |
ナカノ タカユキ |
| 出版者・発行者 |
岩田書院
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| 出版者・発行者等ヨミ |
イワタ ショイン |
| 出版地・発行地 |
東京 |
| 出版・発行年月 |
2008.6 |
| ページ数または枚数・巻数 |
326p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥７９００ |
| ISBN |
978-4-87294-513-3 |
| ISBN |
4-87294-513-3 |
| 分類記号 |
210.3
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| 件名 |
日本-歴史-古代
／
日本-対外関係-アジア(東部)-歴史
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| 内容紹介 |
新羅使に対する給酒規定と入境儀礼、慰労詔書に関する基礎的研究など、古代日本の外交組織・外交様式の実態を明らかにするとともに、「外交制度史」という新たな視座の有効性を提示する。 |
| 著者紹介 |
昭和35年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得中退。日本古代外交制度史専攻。東京農業大学第三高等学校教諭。 |
| 言語区分 |
jpn |
| タイトルコード |
1009811090491 |
| 目次 |
序章 「外交制度史」という視座 |
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問題の所在／一 「外交交渉史」という視座／二 石母田正氏の「国際的契機」論／三 「国際的契機」論の展開／四 「外交制度史」という視座／五 本書の概要 |
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第一部 新羅使に対する給酒規定と入境儀礼 |
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第一章 延喜玄蕃寮式に見える新羅使への給酒規定 |
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問題の所在／一 給酒規定の一二社の性格／二 外国使節への給酒の開始時期／三 外国使節への給酒と神功皇后の三韓征伐伝説／結語 |
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第二章 相嘗祭の成立と天高市神話 |
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問題の所在／一 天平年間の相嘗社／二 相嘗祭と新嘗祭の関係／三 天高市神話と相嘗祭／四 相嘗社と天武・持統期／結語 |
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第三章 難波館における給酒八社 |
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問題の所在／一 難波館八社と外国使節入京ルート／二 磯歯津路と住道社／三 神酒を給うことの意義／四 蕃使への給酒の成立過程／結語 |
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第四章 新羅使に対する給酒と入境儀礼 |
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問題の所在／一 「境界」および境界祭祀／二 外国使節に対する境界祭祀・入境儀礼／結語 |
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第二部 慰労詔書に関する基礎的研究 |
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第一章 慰労詔書に関する基礎的考察 |
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問題の所在／一 「対蕃使詔」の検討／二 外交意思伝達手段の変遷／結語 |
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第二章 慰労詔書の「結語」の変遷 |
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一 日本の慰労詔書の「結語」の変遷／二 中国の慰労制書の「結語」の変遷／三 日本の慰労詔書「結語」の変化の意味／結語 |
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第三章 慰労詔書と「対蕃使詔」の関係 |
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問題の所在／一 八世紀にける「対蕃使詔」と慰労詔書との関係／二 九世紀にける「対蕃使詔」と慰労詔書との関係／結語 |
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第三部 外交使節処遇の決定主体と宝亀年間 |
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第一章 八・九世紀における大学明経科教官の特質 |
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問題の所在／一 日本における直講の特質／二 明経科教官の出自の分析／結語 |
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第二章 八・九世紀における外記の特質 |
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問題の所在／一 族姓的分析／二 官歴的分析／三 その他の分析／結語 |
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第三章 八・九世紀における内記の特質 |
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問題の所在／一 族姓的分析／二 官歴的分析／三 その他の分析／結語 |
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第四章 日本古代における外国使節処遇の決定主体 |
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問題の所在／一 検校新羅客使・問新羅入朝由使と存問使／二 外国使節の処遇内容の決定方法／三 太政官と外交／四 蕃使処遇事務における天皇と太政官／五 宝亀年間における外国使節の処遇／結語 |
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補論 天平宝字八年七月甲寅条について |
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問題の所在／一 天平宝字八年七月甲寅条の解釈／二 石井氏の疑問／三 平野氏説への中野の立場、および卑見再説／四 「国書」の概念／五 中野の「誤解」／結語 |
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第四部 小中華意識における「帰化(人)」 |
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第一章 「帰化人」という用語の妥当性 |
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問題の所在／一 「帰化人」用語を不適切とする理由の分類／二 「帰化人」用語を不適切とする見解の検討／三 「渡来人」という用語の妥当性／四 「帰化人」用語批判の方法の問題点／結語 |
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第二章 「帰化(人)」の成立過程と論理構造 |
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問題の所在／一 田中史生氏の所説／二 朴昔順氏の所説／結語 |
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終章 総括と課題 |
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一 各部ごとの結論／二 全体の総括／三 東アジア世界の「構造」に関する若干の展望 |
