書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ことばの科学 |
シリーズ名 |
学びのエクササイズ |
タイトルヨミ |
コトバ ノ カガク |
シリーズ名ヨミ |
マナビ ノ エクササイズ |
人名 |
加藤 重広/著
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人名ヨミ |
カトウ シゲヒロ |
出版者・発行者 |
ひつじ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ヒツジ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2007.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,135p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥1200 |
ISBN |
978-4-89476-336-4 |
ISBN |
4-89476-336-4 |
注記 |
文献:p127〜131 |
分類記号 |
801
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件名 |
言語学
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内容紹介 |
ことばをめぐる状況、変わりゆくことば、ことばと社会、科学的に見たことばなど、ことばに関わるさまざまなテーマをとりあげて論じる。言語学の予備知識がなくても読める、言語学入門への入門書。 |
著者紹介 |
1964年生まれ。博士(文学、東京大学)。北海道大学大学院文学研究科助教授(言語情報学講座)。著書に「日本語文法入門ハンドブック」「日本語修飾構造の語用論的研究」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810953984 |
目次 |
第1章 ことばをめぐる状況 |
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1.1 ことばは洋服のようなもの?/1.2 ことばのはたらき/1.3 言霊信仰と言語不信/1.4 ことばはうそをつく |
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第2章 ことばが伝えるもの |
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2.1 ことばは記号/2.2 ことばは記号ではない/2.3 名前という記号/2.4 存在化と範疇化/2.5 詩的機能と交感機能 |
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第3章 ことばについての幻想 |
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3.1 チンパンジーはしゃべれない/3.2 人間だけの特権/3.3 ことばはどこから? |
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第4章 ことばの勝者とことばの幸福 |
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4.1 ことばの世界標準化/4.2 言語格差がもたらすもの/4.3 文化の喪失と言語権/4.4 言語強者と言語弱者 |
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第5章 ことばの多様性と方言 |
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5.1 科学的な基準と政治的な基準/5.2 ことばの境界線/5.3 1%が2分の1/5.4 方言は消えるか |
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第6章 ことばとアイデンティティ |
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6.1 ことばとキャラクター/6.2 方言のイメージ/6.3 ことばとアイデンティティ/6.4 アイデンティティとことばの変化 |
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第7章 ことばの標準と規範 |
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7.1 方言とは/7.2 標準語・共通語・東京方言/7.3 標準語と権威/7.4 東京は方言の島/7.5 標準語と公用語と国語/7.6 方言と言語弱者 |
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第8章 変わりゆくことば |
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8.1 ことばを見る2つの態度/8.2 ことばの正しさの判断/8.3 それでもことばは乱れる |
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第9章 ことばをさかのぼる |
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9.1 ことばの家族と血統/9.2 日本語をさかのぼる/9.3 ことばの復元の方法 |
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第10章 ことばと社会 |
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10.1 ことばは変化しにくい/10.2 男のことばと女のことば/10.3 ことばを変える動機/10.4 ことばは社会を映し出す |
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第11章 ことばの獲得と喪失 |
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11.1 ことばの能力は遺伝する/11.2 ことばを身につけるプロセス/11.3 言語習得の臨界期/11.4 失語症というもの |
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第12章 ことばと文化 |
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12.1 ことばは文化遺産/12.2 サピア・ウォーフの仮説/12.3 ことばの普遍性 |
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第13章 ことばを聞き、書く |
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13.1 文字と音/13.2 発音できない文字/13.3 文字に現れないこと/13.4 文字の苦悩 |
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第14章 ことばで伝える |
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14.1 ていねいなことば/14.2 敬語も変わりゆく/14.3 配慮することば/14.4 会話を研究する |
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第15章 ことばを科学的に見る |
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15.1 文法とは何か/15.2 日本語は変わった言語か/15.3 世界の中の日本語/15.4 ことばを科学的に見るということ |