書誌種別 |
図書 |
タイトル |
文藝時評大系 明治篇第2巻 明治二十八年〜明治二十九年 |
タイトルヨミ |
ブンゲイ ジヒョウ タイケイ メイジヘン-2 メイジ ニジュウハチネン メイジ ニジュウキュウネン |
人名 |
中島 国彦/編
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人名ヨミ |
ナカジマ クニヒコ |
版 |
影印 |
出版者・発行者 |
ゆまに書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ユマニ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2005.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
417p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥18000 |
ISBN |
4-8433-1681-4 |
分類記号 |
910.26
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分類記号 |
910.261
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件名 |
日本文学-歴史-近代
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件名 |
日本文学-歴史-明治時代
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内容紹介 |
従来読み捨てられ、軽視されがちであった「文藝時評」の原資料を渉猟し、同時代批評の臨場感と文学史との時差、文学がいかなる変容を来たしてきたかを辿る明治篇。第2巻は明治28年〜29年までを収録。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810812128 |
目次 |
明治二十八年一月 |
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『太陽』第一号(時文月旦) ほしづくよ『早稲田文学』/露伴が『あがりがま』を読む(時文月旦) 宙外生『早稲田文学』/『帝国文学』第一号(時文月旦) みすヾのや『早稲田文学』/太陽、少年世界・帝国文学・早稲田文学・新年文壇(時文) (無署名)『文学界』 |
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明治二十八年二月 |
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文界の冬・『国民之友』春期附録・『鶴が無事』予言・『太陽』第一号・『帝国文学』第壱号(時文) 青年文記者『青年文』/弦斎著『櫻迺御所』(時文月旦) 宙外生『早稲田文学』/紅葉風葉『片ゑくぼ』に就きて(時文月旦) 宙外生『早稲田文学』/『国民之友』春期附録(時文月旦) 筑水『早稲田文学』/『たそや行燈』を読む(時文月旦) 抱月子『早稲田文学』 |
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明治二十八年三月 |
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不言不語を読む(批評) 公平庵『国民之友』/一葉女史・文藝倶楽部・眉山の『大杯』・『たそや行燈』・中幕廃止・『早稲田文学』の二戯曲(時分) 青年文記者『青年文』/『文学界』(時文月旦) 筑水『早稲田文学』/不言不語を読む(時文) 雪丸『文学界』/新刊雑誌 (無署名)『文学界』 |
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明治二十八年四月 |
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文藝倶楽部第二編(雑報) 睨呵生『帝国文学』/『文藝倶楽部』第二編略評(時文月旦) 鄭洲『早稲田文学』/文藝倶楽部第三編(時文月旦) 宙外生『早稲田文学』/『太陽』既載の六小説(批評) 抱一庵主人『国民之友』/蝸牛庵の消息(時文) 雪丸『文学界』/夢幻劇の流行・半月城・新刊雑誌 (無署名)『文学界』 |
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明治二十八年五月 |
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浪六の『海賊』・麗水の紀行文・『桐一葉』・『半月城』『文藝倶楽部』第四編・『阿千夜』・『夜行巡査』(時文) 青年文記者『青年文』/文藝倶楽部第四編(時文月旦) 宙外生『早稲田文学』/新刊帝国文学・文藝倶楽部第四編 太陽第五号・珍談倶楽部第二編 (無署名)『文学界』 |
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明治二十八年六月 |
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眉山の文 抱一庵主人『国民之友』/『太陽』最近の四小説(批評) 抱一庵主人『国民之友』/美妙斎の新作「阿千代」・柳浪氏の『黒蜥蜴』(批評) 八面楼『国民之友』/『黒蜥蜴』と『奔馬』・『ゆく雲』・露伴子・『笛吹川』『文藝倶楽部』第五編・『文藝倶楽部』第四編(時文) 青年文記者『青年文』/文藝倶楽部第四編・文藝倶楽部第五編(雑報) あ、ひ、/二十二木生『帝国文学』/文藝倶楽部第五編(時文月旦) 宙外生『早稲田文学』/新刊不言不語・太陽第六号・文藝倶楽部第五編 早稲田文学第八十九号 帝国文学第六 (無署名)『文学界』 |
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明治二十八年七月 |
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紅葉の『不言不語』・泉鏡花・『太陽』第六号・『太陽』第六号の小説・『外科室』・悪癖・『経つくゑ』・『文藝倶楽部』第六編・『ありのすさび』・『新聞売』(時文) 青年文記者『青年文』/「太陽」の小説を評す(雑報) 佐々醒雪『帝国文学』/泉鏡花作『外科室』(批評) 八面楼『国民之友』/三宅青軒『奔馬』 八面楼『国民之友』/『文藝倶楽部』第六編(時文月旦) ほしつくよ『早稲田文学』/一新思潮(時文) (無署名)『文学界』/新刊太陽第七号・文藝倶楽部第六編・帝国文学第七・青年文第一巻第六号・早稲田文学・文藝倶楽部第七編 (無署名)『文学界』 |
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明治二十八年八月 |
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『子煩悩』・『文藝倶楽部』第七編・『壮士役者』(時文) 青年文記者『青年文』/小説界の新傾向(雑報) (無署名)『帝国文学』/『小説百家選』第十五編(時文月旦) ほしづくよ『早稲田文学』/『国民之友』夏期附録・眉山人作『うらおもて』・漣山人作『すみれ日記』(時文月旦) 筑水『早稲田文学』/国民之友夏期附録・水ぐるま・四の緒・後の三日月 文藝倶楽部第七編・文藝倶楽部第八編・太陽第八号(時文) (無署名)『文学界』 |
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明治二十八年九月 |
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国民之友夏期附録を読む・水車・四の緒(雑報) 大町桂月『帝国文学』/『文藝倶楽部』第七編(時文月旦) 星月夜『早稲田文学』/小説界の新潮流(殊に泉鏡花子を評す)(批評) 魯庵生『国民之友』/小説界の新風潮(殊に泉鏡花子を評す)(続き)(批評) 魯庵生『国民之友』 |
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明治二十八年十月 |
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江見水蔭・三宅青軒・今日の批評・千篇一律の語・『なにがし』・新聞界の文学趣味・『朝顔』・小説界の潮向・『黒船』・『にごりえ』・水蔭の『水雷艇』・一小奇観(時文) 青年文記者『青年文』/『文藝倶楽部』第九編(時文月旦) 鄭洲『早稲田文学』/桐一葉の評(月曜附録) 依田学海『読売新聞』/一葉女史の『にごり江』(批評) 魯庵生『国民之友』/新刊文藝倶楽部第九篇・国民之友・太陽第拾号・早稲田文学第九十七号・文藝倶楽部第拾編 (無署名)『文学界』/帝国文学第五十号 (無署名)『文学界』 |
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明治二十八年十一月 |
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江見水蔭の『女房殺し』(批評) 内田魯庵『国民之友』/桐一葉を読みて(月曜附録) 上田敏『読売新聞』 |
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明治二十八年十二月 |
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『狂言娘』・『文車』・『鰻旦那』と『にごりえ』(時文) 青年文記者『青年文』/近作小説一束 美妙の『鰻旦那』・一葉の『にごり江』・紅葉の・青葡萄・『我が罪』と『椰子花』・以心庵の『不鳴鵆』(雑報) (無署名)『帝国文学』/『文藝倶楽部』第拾壱編(時文月旦) 宙外生『早稲田文学』/依田学海氏の小説(近作『阿新』を読みて懐を述ぶ)(批評) 抱一庵主人『国民之友』 |
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明治二十九年一月 |
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閨秀小説を読みて(批評) 八面楼主人『国民之友』/国民之友新年附録を評す(月曜附録) 魯庵生『読売新聞』/閨秀小説を読みて 十二角生『文学界』/新年の雑誌 (無署名)『文学界』/鷸【カク】搔 帰休庵『めさまし草』 |
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明治二十九年二月 |
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▲▲▲▲の『溝萩』(批評) 八面楼主人『国民之友』/一葉・『春色二もと柳』・『文藝倶楽部』第二巻第一編・『めさまし草』・緑雨の『雨蛙』・幸堂得知『滑稽談』・『炭焼の煙』・『のろひの木』・『琵琶伝』・『ひたごゝろ』・『わかれ道』・『炭焼の煙』・『わかれ道』(時文) 青年文記者『青年文』/めざまし草出づ・国民の友の新年附録(雑報) (無署名)『帝国文学』/雑著 大つこもり(批評) 八面楼主人『国民之友』/鷸【カク】搔 帰休庵『めさまし草』 |
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明治二十九年三月 |
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『文藝倶楽部』第壱編(雑俎) 宙外生『早稲田文学』/雑誌と文学(其二)(雑俎) 鄭洲生『早稲田文学』/第二巻第三篇文藝倶楽部(批評) 八面楼主人『国民之友』/青年小説を読む(雑報) 桂月『帝国文学』/新刊批評 早稲田文学自第一号至第五号 (無署名)『六合雑誌』/『文藝倶楽部』第三編(雑俎) 宙外生『早稲田文学』/『青年小説』(雑俎) 筑水『早稲田文学』 |
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明治二十九年四月 |
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『文藝倶楽部第二巻第四編』(雑俎) 抱月子『早稲田文学』/新進作家為す有るなき乎(時文) 青年文記者『青年文』/『多情多恨』・山田美妙・『しのぶの露』・『文藝倶楽部』第四篇(時文) 青年文記者『青年文』/しのぶの露 大町桂月『帝国文学』/文藝倶楽部第四編(雑報) 秋剣『帝国文学』/第二巻第五編 文藝倶楽部(批評) 八面楼主人『国民之友』/三人冗話 脱天子・登仙坊・鍾礼舎『めさまし草』/明治文壇の自然・小説の題・花圃女史・批評家・露伴子の小説・泥水清水・たけくらべ(時文) (無署名)『文学界』 |
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明治二十九年五月 |
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『文藝倶楽部』第五編(雑俎) 宙外生『早稲田文学』/『泥水清水』・『たけくらべ』・『秘妾伝』・『文藝倶楽部』第五編・『太陽』七八号の小説・根ころ庵(時文) 青年文記者『青年文』/小説と道義及ひ哲理・早熟の病・小世界観・文学者と生活・われから・一の巻・絶壁・男やもめ・窮山深谷・文藝倶楽部第六編・雑誌一束(時文) 無署名『文学界』 |
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明治二十九年六月 |
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文学界 梗概評(彙報) (無署名)『早稲田文学』/第二巻第六篇文藝倶楽部(批評) 八面楼主人『国民之友』/『文藝倶楽部』第六編・『われから』・薄氷女史・水蔭と短篇(時文) 青年文記者『青年文』/新刊小説田山花袋の『窮山深谷』・大橋乙羽庵の『犬櫻』・太田玉茗の『すがたゑ』・松華庵の『陽炎』・天外の『村の名物』・不倒生の『あやういところ』・忍月の『束髪娘』・稲舟女史の『小町湯』・薮鶯女史の『離縁状』・小倉山人の『羽抜鳥』・薫香女史の『明月』(批評) 八面楼主人『国民之友』/赤門文学・多情多恨・ひとり寝・まきの小枝(時文) (無署名)『文学界』 |
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明治二十九年七月 |
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鏡花の進境・『鬼あざみ』・翻訳流行の傾向(時文) 青年文記者『青年文』 |
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明治二十九年八月 |
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片雲 啣月『日本人』/『文藝倶楽部』第八編(時文) 青年文記者『青年文』/現時の小説家・柳浪子の近作(時文) 青年文記者『青年文』/文界雑景夏の文学・新聞小説・新作と批評・新小説・文藝倶楽部臨時増刊・片瀬新報(観察) 風雨楼主人『世界之日本』/今戸心中・文藝倶楽部第八編(雑報) (無署名)『帝国文学』/柳浪子の『今戸心中』(批評) 八面楼主人『国民之友』/『新小説』第一号を読む(雑俎) 星月夜『早稲田文学』/新小説 第一号・小弓御所(時文) (無署名)『女学雑誌』/新刊批評 わすれ水を読む(批評) 流水生『世界之日本』/紅塵萬丈(雑録) 白雲『日本』/新小説第一・さびがたな・井字橋・大洪水・三の巻・文藝倶楽部第二巻第十編・国民之友夏期附録・新小説第二(時文) (無署名)『文学界』 |
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明治二十九年九月 |
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『国民之友』夏期大附録(雑俎) 宙外生『早稲田文学』/『新小説』第二号を読む・『文藝倶楽部』第二巻十編(雑俎) 根ごろ庵・星月夜『早稲田文学』/『文藝倶楽部』の好敵手・小説一束(時文) 青年文記者『青年文』/今の文士・逍遙氏の翻訳・硯友社・井字橋・三の巻 鏡花の一癖・野ぎく・巌本善治氏・無定見・片瀬村(小観) 佐藤橘香『新声』/近刊批評 錆刀と薄唇・文藝倶楽部第二巻第十編(観察) 風雨楼『世界之日本』/近刊批評 かるかや物語(観察) 潮外『世界之日本』/批評 近刊小説一束(雑報) 西維拙『帝国文学』/本誌第一号の錆刀並にうすくちびる 藤原南風『新小説』/同 国民之友夏期付録 幸田露伴 鎌田天木『新小説』/夏鶯・しヾみうり・文藝倶楽部(八月分)・さびがたな、薄唇・苅萱物語(評苑) 幸田露伴『新小説』/かるかや物語・秋の夕ぐれ (無署名)『女学雑誌』/梧窓半日録(三人閑語)(観察) 風雨楼、獅子堂、古茅庵、『世界之日本』/新刊批評 文芸倶楽部第一巻第十一号(観察) みかぶの山人『世界之日本』/紅塵萬丈(雑録) 白雲『日本』/文藝倶楽部第十一篇・不知庵主人の椿姫・籠まくら・文学その折々・新小説(時文) (無署名)『文学界』 |
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明治二十九年十月 |
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柳浪著『河内屋』(雑俎) 抱月子『早稲田文学』/新刊小説(批評) 八面楼主人『国民之友』/九月の小説界(時文) 青年文記者『青年文』/河内屋 (無署名)『女学雑誌』/『河内屋』を評す(新刊批評) 流水生『世界之日本』/籠まくら・太陽小説第二編(新刊批評) 吹谷生『世界之日本』/『文藝倶楽部』第拾一編(雑俎) 根ごろ庵『早稲田文学』/闇のうつゝ 菱花生『日本人』/紅塵萬丈(雑録) 淡路山人・駿台隠士合評『日本』/『船大工』と『一片雲』(批評) 八面楼主人『国民之友』/文界瞥見(観察) 眇眼生『世界之日本』/新刊批評 浮木丸・文藝倶楽部第二巻第十二編(観察) 潮/風『世界之日本』/新刊批評 『文学その折々』を読む(観察) 錦街生『世界之日本』/創作界のこのごろ・露伴子が雲の袖・柳浪子が河内屋・巣林子の研究・雲中語・雑誌の時文・創作界の気運・新小説第四号(時文) (無署名)『文学界』 |
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明治二十九年十一月 |
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青葡萄・浮木丸(評苑) 幸田巨浪・幸田露伴『新小説』/現代文学 小説さゝ舟(時文) 高瀬文淵『文藝倶楽部』/露伴の時文評・『太陽』の文学欄と『早稲田文学』の彙報・嵯峨の屋の『輪廻』・小説の新文体・近刊雑誌(時文) 青年文記者『青年文』/闇のうつゝ・青葡萄 (無署名)『女学雑誌』/紅葉に告く・新進作家・川崎紫山・『輪廻』・『里見元勝』・文藝倶楽部・鉄幹・叙記文・落葉一掃(小観) 橘香生『新声』/宙外が『闇のうつゝ』を読む(新刊批評) 流水生『世界之日本』/新小説第四号(雑報) 秋剣『帝国文学』/手とりなべ(評苑) 露伴『新小説』/『文藝倶楽部』第十二編(雑俎) M.S.『早稲田文学』/塵影 眠叟『読売新聞』/新小説第四巻闇のうつヽ・小説六佳選 (無署名)『江湖文学』/鈴舟・露の蝶・かまわぬ坊 (無署名)『女学雑誌』/『鈴舟』と『露の蝶』(新刊批評) 無心堂『世界之日本』/小説六佳選・鎌わぬ坊(新刊批評) 六蚊仙『世界之日本』/塵影 (無署名)『読売新聞』/小説六佳撰(批評) 八面楼主人『国民之友』/新時代・批評の新時代・文人の境遇・闇のうつゝ・六佳選と初陣揃・かた恋・青葡萄・太陽小説第二編(時文) (無署名)『文学界』/塵影 (無署名)『読売新聞』 |
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明治二十九年十二月 |
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読『小説六佳選』(雑俎) 星月夜『早稲田文学』/塵影 門外生『読売新聞』/小説六佳選・新小説初陣揃・照日松・鷲の羽風 (無署名)『女学雑誌』/塵影 門外生『読売新聞』/文の庫・鷲鳥の羽風・武者魂・青軒奴之助(評苑) (無署名)『新小説』/『初陣揃』を読む・『文藝倶楽部』第十四編(雑俎) 宙外生/根ごろ庵『早稲田文学』/塵影(月曜附録) 門外生『読売新聞』/文藝倶楽部第二巻第十五篇(時文) (無署名)『文学界』 |