書誌種別 |
図書 |
タイトル |
子どもはいかにして文字を習得するのか |
サブタイトル |
遊びと対話の保育が育む言葉 |
タイトルヨミ |
コドモ ワ イカニ シテ モジ オ シュウトク スル ノカ |
サブタイトルヨミ |
アソビ ト タイワ ノ ホイク ガ ハグクム コトバ |
人名 |
松本 博雄/著
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人名ヨミ |
マツモト ヒロオ |
出版者・発行者 |
北大路書房
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出版者・発行者等ヨミ |
キタオオジ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2024.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,210p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-7628-3267-3 |
ISBN |
4-7628-3267-3 |
注記 |
文献:p195〜202 |
分類記号 |
376.158
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件名 |
保育
/
幼児教育
/
文字
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内容紹介 |
子どもの「声」を聴き取る人として保育者を位置づけ、「社会的関係の中で立ち上がる言葉」という側面から「文字習得」を再定位。保育者と共に進めてきた実証研究から、幼児期における「文字習得」の在りようとその意味を探る。 |
著者紹介 |
中央大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。香川大学教育学部教授。共著に「0123発達と保育」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812806963 |
目次 |
序章 なぜ,今,幼児期の「文字」と「保育」を扱うのか |
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第1節 幼児期から開始されている文字習得/第2節 幼児期の文字習得はいかに支えられ,価値づけられているか/第3節 幼児期の文字習得を支える保育実践における研究上の論点と方法論/第4節 保育実践を介した幼児期の文字習得の検討に向けて |
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第1章 幼児期の文字習得をどのように捉えるか |
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第1節 幼児期における文字習得の実態把握に向けて/第2節 幼児はどのように文字を用いるか-絵本づくり活動を通じて/第3節 幼児の文字使用を支えるものは/第4節 伝え合う道具としての文字習得の分析へ |
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第2章 保育における「文字指導」の現状と課題 |
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第1節 保育における文字指導の実態把握に向けて/第2節 保育における文字指導観/第3節 保育における文字指導観を支えるものは/第4節 保育における多様な「文字指導」を生む背景 |
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第3章 もう一つの「文字指導」の探求 |
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第1節 もう一つの「文字指導」へ/第2節 イングランドの保育・教育実践から/第3節 イングランドの保育・教育実践を支えるものは/第4節 対話を通じて保障される初期リテラシー発達 |
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第4章 リテラシーを育む保育の試み |
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第1節 初期リテラシー発達を促す保育実践の検討/第2節 初期リテラシー発達を促す保育実践から見えてきたこと/第3節 伝え合いたい関係からめばえる書き言葉 |
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第5章 リテラシーと「遊び」の関係 |
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第1節 残された問題は何か-「遊び」の検討/第2節 初期リテラシーと「遊び」/第3節 「遊び」の発展から初期リテラシー発達を促す |
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第6章 伝え合いたくなる機会をつくり,育む |
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第1節 遊びの発展を支えるにあたって/第2節 写真を用いた記録と評価方法の試行-しんぶんプロジェクト概要/第3節 遊びの発展を支えることから何が見えてきたか/第4節 遊びの発展を支える方法の探究 |
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第7章 伝え合いたくなる機会を広げる |
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第1節 遊びの発展・共有から初期リテラシー発達へ-保護者とつなげ,やりとりを広げる/第2節 遊びの記録を保護者と共有する-しんぶんプロジェクト・プラス/第3節 遊びの共有から何がめばえたか/第4節 遊びの発展・共有から初期リテラシー発達へ |
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終章 保育における社会的関係から立ち上がる言葉 |
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第1節 幼児期の文字習得とは何か,保育者には何ができるか/第2節 何のため,誰のための文字習得か/第3節 これからの取り組みに向けて |