書誌種別 |
図書 |
タイトル |
自治体間における広域連携の研究 |
サブタイトル |
大阪湾フェニックス事業の成立継続要因 |
タイトルヨミ |
ジチタイカン ニ オケル コウイキ レンケイ ノ ケンキュウ |
サブタイトルヨミ |
オオサカワン フェニックス ジギョウ ノ セイリツ ケイゾク ヨウイン |
人名 |
樋口 浩一/著
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人名ヨミ |
ヒグチ コウイチ |
出版者・発行者 |
公人の友社
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出版者・発行者等ヨミ |
コウジン ノ トモシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2019.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
225p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-87555-824-8 |
ISBN |
4-87555-824-8 |
注記 |
文献:p204〜208 |
分類記号 |
318.18
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件名 |
広域行政
/
廃棄物処理
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内容紹介 |
ごみ処理に画一大量処理が求められ、最も団体自治の要素が強まった時期の産物であるフェニックス事業。事業が成立した大阪湾と、不成立の東京湾の事例を分析するとともに、制度論及び組織論の視座から多角的に考察する。 |
著者紹介 |
1955年大阪市生まれ。関西大学大学院ガバナンス研究科博士課程後期課程修了。神戸市環境局担当局長などを経て、神戸いきいき勤労財団神戸市勤労会館長。関西大学政策創造学部兼任講師。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812301700 |
目次 |
第1章 広域連携と廃棄物の広域処理 |
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1 問題関心/2 広域連携の意義/3 先行研究/4 研究目的と研究方法/5 論述の構成 |
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第2章 広域連携の制度論的考察 |
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1 地方自治体間の協力形態としての広域連携/2 自治体間の協力形式/3 事務の共同処理/4 その他の連携方式/5 広域連携の新たな取組み/6 都市圏・自立圏の形成/7 特別法による広域連携/8 新たな連携のカタチ/9 小括 |
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第3章 広域連携の組織論的考察 |
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1 広域連携と組織/2 組織論の発展経緯/3 市場(マーケット)・組織(ハイアラキー)・中間組織(ネットワーク)/4 小括 |
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第4章 時代区分別の広域連携制度の組織特性 |
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1 広域連携制度の経緯/2 広域連携の組織特性/3 小括 |
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第5章 廃棄物行政における基本原則 |
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1 わが国の廃棄物処理の歴史/2 現在の廃棄物処理の体系/3 廃棄物処理の基本原則/4 小括 |
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第6章-事例分析1 大阪湾フェニックス事業の成立 |
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1 事業の仕組み/2 センターの組織/3 大阪湾フェニックス事業の当初スキーム/4 大阪湾フェニックス事業の成立経緯と各アクターの行動/5 分析/6 含意 |
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第6章-事例分析2 東京湾フェニックス事業の不成立 |
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1 東京湾フェニックス計画の経緯/2 東京湾フェニックス計画検討当初の各都県市の見解/3 各アクター(都県市)の行動/4 分析/5 含意 |
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第6章-事例分析3 大阪湾フェニックス事業のスキーム変更 |
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1 スキーム変更の経緯/2 スキーム変更の具体的内容/3 各アクターの行動/4 分析/5 含意 |
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第6章-事例分析4 大阪湾フェニックス事業の存続危機 |
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1 事業存続の危機の発生/2 事実の概要/3 事実の背景/4 各アクターの行動/5 分析/6 含意 |
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第6章-事例分析5 大阪湾フェニックス事業の発展 |
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1 事例の位置づけ/2 事実の背景/3 3期事業の検討過程/4 3期事業の始動/5 3期事業決定をめぐる各アクターの動き/6 分析/7 含意 |
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第7章 循環型社会と廃棄物の広域処理 |
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1 循環型社会形成推進基本法の成立/2 循環型社会とフェニックス事業 |
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第8章 広域連携と民主的統制 |
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1 一部事務組合の民主的統制/2 阪神水道企業団(一部事務組合)のしくみ/3 フェニックス事業と民主的統制 |
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第9章 総括 |
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1 各章の要約/2 本研究で得られた知見/3 研究の成果と今後の展望 |