書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ポスト福祉国家のサードセクター論 |
サブタイトル |
市民的公共圏の担い手としての可能性 |
タイトルヨミ |
ポスト フクシ コッカ ノ サード セクターロン |
サブタイトルヨミ |
シミンテキ コウキョウケン ノ ニナイテ ト シテ ノ カノウセイ |
人名 |
向井 清史/著
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人名ヨミ |
ムカイ キヨシ |
出版者・発行者 |
ミネルヴァ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ミネルヴァ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2015.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,253p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-623-07411-2 |
ISBN |
4-623-07411-2 |
注記 |
文献:p237〜248 |
分類記号 |
335.7
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件名 |
第三セクター
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内容紹介 |
社会経済学的視点からサードセクターの事業形態や機能を幅広く検証し、その現代的意味を概説。福祉国家との係わりや市民的公共圏における役割、市場システムとの関係など、サードセクターを俯瞰する。 |
著者紹介 |
1949年和歌山県生まれ。名古屋市立大学大学院経済学研究科特任教授。「沖縄近代経済史」で日本農業経済学会賞受賞。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811939607 |
目次 |
第1章 サードセクター事業体の発展過程とその類型 |
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第1節 本書におけるサードセクター概念/第2節 サードセクターの発展過程/第3節 サードセクター事業体の3類型 |
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第2章 サードセクター研究におけるアメリカとヨーロッパ |
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第1節 アプローチと研究課題意識における差異/第2節 ヨーロッパ・サードセクター論と「社会的経済」/補節 経済学方法論とサードセクター研究 |
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第3章 サードセクター事業体とガバナンス問題 |
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第1節 経済ガバナンスと利益分配制約/第2節 組織ガバナンス/補節 協同組合における利益とその出資金の多面的解釈 |
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第4章 サードセクター事業体の事業領域と事業資金 |
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第1節 非営利事業体の事業領域/第2節 否営利事業体の事業領域/第3節 財の分類とサードセクター事業体の対応関係/第4節 サードセクター事業体を支えている収入源およびボランティア労働/補節 サードセクターに関する統計 |
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第5章 サードセクター事業体と同型化問題 |
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第1節 同型化問題とは何か/第2節 非営利事業体と同型化/第3節 否営利事業体と同型化 |
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第6章 非営利事業体の主体均衡とその社会的意味 |
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第1節 非営利事業体の組織行動と寄付行為の合理性/第2節 非営利事業体であるがために発生する非効率的生産の可能性/第3節 非営利事業体と内部補助問題 |
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第7章 サードセクター事業体の存在理論 |
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第1節 「公共財の代替的供給」説/第2節 「契約の失敗」説/第3節 「需要者による生産の垂直的統合」説/第4節 「社会的ニーズと組織の共生進化」説/第5節 小括:既存理論の意義と残された課題 |
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第8章 福祉国家の危機とサードセクターの台頭 |
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第1節 福祉国家とは何か/第2節 福祉国家に内包されている社会サービス需要の膨張メカニズム/第3節 サードセクター台頭の背景としての福祉国家の危機/第4節 グローバリゼーションと社会的排除/第5節 福祉国家の正当性の揺らぎと新たな問題 |
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第9章 社会権の再定義とサードセクター |
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第1節 社会的リスクと保険/第2節 社会保険の存在理由およびその効率論的解釈/第3節 ポスト福祉国家の社会権としての社会的参入権/第4節 新しい社会権とサードセクターの有効性 |
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第10章 社会的合意形成とサードセクターの役割 |
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第1節 資本主義市場システムの社会観/第2節 公正性と補償原理/第3節 社会的厚生関数と不可能性定理/第4節 社会的選択の正当性とサードセクター事業体の可能性/第5節 政府,市場,社会セクターとサードセクターの関係 |
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第11章 社会的価値観の変容とサードセクターの台頭 |
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第1節 「産業主義」への反省/第2節 労働観の変容/第3節 所有権意識の変容/補節 労働者協向組合 |