書誌種別 |
図書 |
タイトル |
アートベース・リサーチ<ABR>とクリエイティブ・アーツセラピー |
サブタイトル |
臨床実践・研究のための芸術による知の技法 |
タイトルヨミ |
アート ベース リサーチ エービーアール ト クリエイティブ アーツ セラピー |
サブタイトルヨミ |
リンショウ ジッセン ケンキュウ ノ タメ ノ ゲイジュツ ニ ヨル チ ノ ギホウ |
人名 |
尾上 明代/編
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人名ヨミ |
オノエ アケヨ |
出版者・発行者 |
遠見書房
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出版者・発行者等ヨミ |
トオミ ショボウ |
出版地・発行地 |
三鷹 |
出版・発行年月 |
2025.8 |
ページ数または枚数・巻数 |
196p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-86616-227-0 |
ISBN |
4-86616-227-0 |
分類記号 |
146.8
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件名 |
芸術療法
/
芸術-研究法
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内容紹介 |
芸術を通して自身や世界と向き合う豊かな実践・研究法「アートベース・リサーチ(ABR)」。その源流ともいえる創造的芸術療法を基にしたビジュアル・アート、音楽などのワークショップ体験を通じたABRの実践を紹介。 |
著者紹介 |
ドラマセラピスト、トレーナー。立命館大学大学院人間科学研究科教授、東京大学教育学部非常勤講師、ドラマセラピー教育・研究センター代表。著書に「心ひらくドラマセラピー」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812863772 |
目次 |
第1章 「芸術の知」と「芸術の癒し」による研究・探究 |
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Ⅰ.はじめに:アートを体感する/Ⅱ.アイスナー&バロンとマクニフのABR/Ⅲ.中村雄二郎の「演劇的知」/Ⅳ.芸術の「癒し」の働き/Ⅴ.ABRを媒介にしたコミュニティ/Ⅵ.おわりに |
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第2章 アートセラピーとABR:可視化された作品を介した自己探求 |
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Ⅰ.はじめに/Ⅱ.ABRの発展/Ⅲ.アートを用いた探求の視点/Ⅳ.授業について/Ⅴ.3つのアート演習と自己探索/Ⅵ.ABRの応用/Ⅶ.ABRとアートセラピーの課題と可能性/Ⅷ.おわりに |
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第3章 音楽療法とABR:音の「聴取体験」における自己探求ワークショップの一事例 |
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Ⅰ.はじめに/Ⅱ.シラバスとの整合性におけるワークショップの目的設定/Ⅲ.手続き/Ⅳ.3つのデータによる自己探求の検討/Ⅴ.おわりに |
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第4章 ダンスセラピーとABR:身体の知を拓くダンス/ムーブメントによる探究 |
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Ⅰ.はじめに/Ⅱ.ダンスセラピーとABR/Ⅲ.ABRの実際:授業/Ⅳ.ABRの可能性:セラピストの内省を深める/セルフケア/Ⅴ.ABRにダンスセラピーを用いる意義と課題/Ⅵ.おわりに |
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第5章 ドラマセラピーとABR:演じることを通してものごとを探究する |
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Ⅰ.はじめに:本授業が目指したものと私の問い/Ⅱ.ドラマや演劇を使ったABR/Ⅲ.移民の背景と生活を支えた芸術/Ⅳ.ワークショップの内容(方法と流れ)/Ⅴ.参加者の心身を守ることの重要性/Ⅵ.3つの問いへの答え/Ⅶ.おわりに:私にとっての芸術創造とABR |
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第6章 アートベース・リサーチを体験する:ABRの実践からの学び |
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Ⅰ.はじめに/Ⅱ.なぜABRなのか/Ⅲ.アートベースの探究について/Ⅳ.ABRと研究デザイン/Ⅴ.ABRにおける創造的表現活動と作品,研究者,参加者/Ⅵ.クリエイティブ・アーツセラピー(CAT)とABR/Ⅶ.おわりに:院生とアートベースの探究を行う |
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第7章 ドラマセラピーが異文化生活における対人関係問題に与える効果:多様な芸術表現による探究 |
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Ⅰ.最初の思い/Ⅱ.過去の探究から新たな探索へ(本研究の背景と目的)/Ⅲ.脚本(新しい道を試してみる)/Ⅳ.開幕(暗闇の中に)/Ⅴ.第一幕(光に出会う)/Ⅵ.第二幕(さまざまな変化)/Ⅶ.閉幕(もっと遠くを照らす)/Ⅷ.終演後の感想(芸術・表現を通して) |
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第8章 “ドラマ”に出会った意味:「まゆとも」メンバーとの語り合い法とアートグラフィー |
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Ⅰ.はじめに/Ⅱ.「まゆとも」のこと/Ⅲ.より生きた言葉へ:3つの方法/Ⅳ.私の生きざまと演劇:自己エスノグラフィーより/Ⅴ.「語り合いの会」とアートグラフィーの実際/Ⅵ.「語り合い×アートグラフィー」だから見えたもの/Ⅶ.生きるための表現というもの/Ⅷ.自分と表現 |
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第9章 by your side障害のある同胞を肯定的に捉えるきょうだいについてのアートベース・リサーチ:クレイアニメーション作品の制作を通して |
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Ⅰ.イントロダクション/Ⅱ.ストーリー/Ⅲ.犬の天使:ポチ/Ⅳ.川の女神:マザー/Ⅴ.道に迷う少女:ヒロ/Ⅵ.ディレクターズノート:自己があるがままの自己であること/Ⅶ.エピローグ |