書誌種別 |
児童図書 |
タイトル |
新種発見物語 |
サブタイトル |
足元から深海まで11人の研究者が行く! |
シリーズ名 |
岩波ジュニア新書 |
シリーズ番号 |
966 |
タイトルヨミ |
シンシュ ハッケン モノガタリ |
サブタイトルヨミ |
アシモト カラ シンカイ マデ ジュウイチニン ノ ケンキュウシャ ガ イク |
シリーズ名ヨミ |
イワナミ ジュニア シンショ |
シリーズ番号ヨミ |
966 |
人名 |
島野 智之/編著
脇 司/編著
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人名ヨミ |
シマノ サトシ ワキ ツカサ |
出版者・発行者 |
岩波書店
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出版者・発行者等ヨミ |
イワナミ ショテン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2023.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,254,4p |
大きさ |
18cm |
価格 |
¥1120 |
ISBN |
978-4-00-500966-4 |
ISBN |
4-00-500966-4 |
分類記号 |
461
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件名 |
生物分類学
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内容紹介 |
未知の生物の探究にワクワクしながら、研究者の歩みを追体験! 足元から深海、海底洞窟など遠く危険な未踏の地まで、第一線の研究者たちの情熱と喜怒哀楽を紹介。分類学の基礎も楽しく身につく入門書。 |
著者紹介 |
横浜国立大学大学院工学研究科修了。法政大学国際文化学部/自然科学センター教授。博士(学術)。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812664224 |
目次 |
はじめに |
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第1章 コケのじゅうたんのなかで生きる、誰も知らない虫たち-ジャゴケシトネアブとイカワタカネコバネ…今田弓女 |
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多様性を秘めたミクロな森/進路は「昆虫学者」/予想外に幕を開けた研究生活/太古のガの暮らしを探る/見習いフィールドワーカーになる/食性の進化という壮大な歴史を追う/誰もやっていないことをおもしろくする/コケのなかにトンネルを掘るシトネアブ/初めての記載論文/日本地図の空白を埋める旅/博士になってから |
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第2章 既知種をよく見たら新種だった!-チュウガタマルケシゲンゴロウ、オニギリマルケシゲンゴロウ…渡部晃平 |
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私が発見した新種/普通の昆虫少年/運命の出会い/昆虫を殺すのがつらい/後悔をバネにして/学芸員へのあこがれ/脱サラからの学芸員/現実は甘くない/大発見の知らせ/ゲンゴロウの島で起きた奇跡/種を特定する/外国の大家へ相談/新種チュウガタマルケシゲンゴロウ/新たな隠蔽種/本物はどっち?/苦渋の決断/研究は続く |
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第3章 冬虫夏草少年、長じて菌根菌の起源にせまる-ウィノシチュニカ・インジェンス…山本航平 |
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沼にはまる/殺虫きのこ、冬虫夏草/恩師との出会い/地中にきのこをつくる、地下生菌/冬虫夏草と地下生菌の、切っても切れない関係/巨大な胞子/エンドゴン、再び/共生する樹木と菌類/挽回のチャンス/菌根菌の異端児、アツギケカビ目/半世紀越しの証明/「超」巨大な胞子の新種/最古の菌根菌かつ地下生菌? |
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第4章 生まれて初めて見たかたつむりが45年後、新種に-チョウシュウシロマイマイ、クサイロクマノコガイ、そしてサザエ…福田宏 |
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今も現役! 保育園時代の標本/初めて出会うのに懐かしい/生まれて初めて見たかたつむりの正体/山口県の貝類文献の名著/じつは新種だった!/保育園時代に見出した、もう一つの新種/サザエもホモニムのせいで新種/近所どころか、室内で見つかる新種/永遠に終わらない夏休みの宿題 |
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第5章 赤いボウズハゼの謎-キジムナーボウズハゼとブナガヤボウズハゼ…前田健 |
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赤いボズハゼとの出会い/迷宮入り/どんどん見つかるボウズハゼ/赤いボウズハゼとの再会/フィリピンへ/パラワン島の赤いハゼ/結論は?/論文の発表-キジムナーとブナガヤ/残された多くの謎-ボウズハゼ類の解明に向けて |
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第6章 遺跡でみつけた恐竜の新種!?-センカクアホウドリ…江田真毅 |
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遺跡と恐竜と私の思いこみ/「アホウドリの骨」との出会い/礼文島周辺から消えたのはどの種?/古代DNA解析/尖閣諸島のアホウドリはどこから来たのか?/DNA解析から考えるアホウドリの歴史/謎解きの鍵は、遺跡出土のアホウドリ!/もしかして、別種!?/尖閣諸島から、デコちゃんがやってきた!/尖閣諸島からきたアホウドリたち/最後の1ピース/新種発見物語!? |
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第7章 新種、また新種。いつになったら終わるのか?-東南アジアの植物の新種140種超…田中秀一郎 |
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東南アジアに植物が多様なワケ/地域の植物相の調べ方-植物インベントリ/植物標本よもやま話/いざ東南アジアへ!/調査で再確認、東南アジアの植物多様性/調査は行くだけでも大変!/楽しい同定作業/植物の新種を記載する/より多くの新種を記載するために |
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第8章 探検する生物学・海底洞窟で「新種」に出会う-イラブドウクツウサミミゴカイ、ウリガーテナガエビなど…藤田喜久 |
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陸域での洞窟探検-ウリガーテナガエビの発見/「備え」が大切! 海底洞窟研究にとりくむ/続々見つかる新種や珍種/南の島のクリスマス・イルミネーション?-新種の光るクモヒトデを発見!/「見えない」動物を探す-イラブドウクツウサミミゴカイの発見/おわりに |
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第9章 深海には変わった生物しかいないのか?-ネオレパス・マリスインディカ、ツノツバサゴカイなど…渡部裕美 |
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じつは行かない? 深海生物を調べる方法/深海に潜る/深海温泉にすむ生物たち/足の裏で子育てする貝/新たに繁栄する「生きた化石」/深海の方がフツウ?な生き物 |
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最終章 新種発見から、種の絶滅と保全を考える-トキウモウダニとリュウジンオオムカデ…島野智之・脇司 |
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ほとんどの生物には、学名が付いていない/日本でトキが絶滅/トキにだけ付くダニ/島野委員、「召喚」される。そして事件が/脇先生、「召喚」される/トキの自然復帰、ダニはどうなった?/トキのダニを、永遠に記録するために/日本最大の陸上節足動物「ヤンバルオオムカデ」/インターネットで、高値で売買/立ちはだかる難問/いよいよ学術誌に論文を送る/なぜリュウジンと名付けた? |
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知識メモ |
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(1)種とは何か?/(2)学名とは何か?/(3)論文・記載とは何か?/(4)タイプ標本とは/(5)隠蔽種とは何か?/(6)進化・種分化とはどういうことか?/(7)系統樹とは何か?/(8)遺伝情報とは何か?/(9)絶滅したけど、新種発見?/(10)「○○屋」とは? |
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執筆者紹介 |