書誌種別 |
図書 |
タイトル |
レヴィナスと教育学 |
サブタイトル |
他者をめぐる教育学の語りを問い直す |
タイトルヨミ |
レヴィナス ト キョウイクガク |
サブタイトルヨミ |
タシャ オ メグル キョウイクガク ノ カタリ オ トイナオス |
人名 |
安喰 勇平/著
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人名ヨミ |
アンジキ ユウヘイ |
出版者・発行者 |
春風社
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出版者・発行者等ヨミ |
シュンプウシャ |
出版地・発行地 |
横浜 |
出版・発行年月 |
2022.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
272,15p |
大きさ |
20cm |
価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-86110-765-8 |
ISBN |
4-86110-765-8 |
注記 |
文献:巻末p3〜15 |
分類記号 |
371
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件名 |
教育学
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件名 |
Levinas Emmanuel
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件名 |
レヴィナス エマニュエル
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内容紹介 |
語りえない・知りえないことをいかに伝達しうるのか。レヴィナスの言語論や責任概念への思索を検討。教育という営為における倫理的含意を顧み、自他関係の理解への新たな言語の空間・表現を提示する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812573450 |
目次 |
序章 教育学における他者論の展開とそこでのレヴィナス<他者>論の位置 |
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第一節 教育学における他者論の展開と残された課題/第二節 教育学におけるレヴィナス受容概観 |
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第一章 レヴィナス<他者>論の基本モチーフ |
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第一節 レヴイナス<他者>論の基本モチーフ-主体と<他者>との倫理的関係性に関する論述を中心に/第二節 レヴィナス<他者>論に対する諸批判/第三節 レヴィナス<他者>論の「転回」 |
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第二章 レヴィナス言語論の自己言及的特性-教育学におけるレヴィナス<他者>論の援用方法をめぐる解釈論争から |
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第一節 レヴィナス言語論の射程/第二節 捨象された言語論/第三節 レヴィナス<他者>論のプログラム |
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第三章 レヴィナス主体性概念の教育学的射程-変容の契機として他者を位置づけることへの批判的考察 |
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第一節 「他者との出会いを通して自己同一性が問い直される」という筋立て/第二節 ジョルダスマによるレヴィナスの援用/第三節 レヴィナス主体性概念の時間性/第四節 反時間性に基づくレヴィナス主体性概念の筋立てとその批判の意味 |
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第四章 レヴィナス隠喩論における意味の伝達-叙事詩的な語りを超えて |
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第一節 レヴィナス<他者>論における隠喩論の位置/第二節 隠喩における二つの意味作用-絶対的隠喩と相対的隠喩/第三節 対話者としての<他者>と自己との関係 |
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第五章 「〜し直す」成長モデルに関する批判的検討-レヴィナス<他者>論の方法としての誇張法 |
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第一節 「〜し直す」という成長モデルの意義と課題/第二節 認識能力の限界を認識すること/第三節 レヴィナスの方法としての誇張法/第四節 教育学における他者論の<意味> |
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第六章 レヴィナス<他者>論における中断と修復-中断の教育学再考 |
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第一節 ガート・ビースタの中断の教育学構想に関する批判的検討/第二節 レヴィナスにおける眠りと目覚め/第三節 レヴィナスの中断をめぐる論述-二つの中断/第四節 レヴィナスの中断をめぐる論述に対するデリダの解釈-中断、修復、集列/第五節 「おそらく〜だろう(peut‐être)」の蓋然性に賭けた論述 |
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終章 レヴィナス<他者>論の教育学的意義 |
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第一節 教育学とレヴィナス<他者>論の関係可能性/第二節 ナルシシズムとエゴイズムへの絶えざる警戒 |