書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ドレーフュス事件とジャン・ジョレース |
シリーズ名 |
國學院大學法学会叢書 |
シリーズ番号 |
3 |
タイトルヨミ |
ドレーフュス ジケン ト ジャン ジョレース |
シリーズ名ヨミ |
コクガクイン ダイガク ホウガッカイ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
3 |
人名 |
横山 謙一/著
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人名ヨミ |
ヨコヤマ ケンイチ |
出版者・発行者 |
成文堂
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出版者・発行者等ヨミ |
セイブンドウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,352p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-7923-3394-2 |
ISBN |
4-7923-3394-2 |
注記 |
ドレーフュス事件の資料と文献:p341〜352 |
分類記号 |
235.068
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件名 |
ドレフュス事件
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件名 |
Jaurès Jean Léon
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件名 |
ジョーレス ジャン L.
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内容紹介 |
フランスの社会主義者・政治家、ジャン・ジョレースとドレーフュス事件に関する論文を集成。「再燃するドレーフュス事件」「1898年のドレーフュス事件とゾラ裁判」「ドレーフュス事件研究の歴史」など全14編を収録する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812387418 |
目次 |
はしがき 「ドレーフュス事件とジャン・ジョレース」の刊行に寄せて |
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序章 ジャン・ジョレースのドレーフュス事件との出会い |
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第1章 ドレーフュス事件史の概観と時期区分 |
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第1節 はじめに-問題の設定と時期区分- |
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第2章 ドレーフュス事件の時代のフランスの国内政治と国際政治 |
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はじめに/第1節 1893年から1898年までの「プログレシスト」政権とフランス政治/第2節 1898年総選挙の結果とヴァルデク-ルソー政権樹立までの道のり/第3節 エミール・コンブ政権の誕生と政教分離政策/第4節 モーリス・ルーヴィエ政権と1905年の政教分離法と第1次モロッコ事件/第5節 サリアン内閣とドレーフュスの無罪判決/第2章の結びとして |
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第3章 初期ドレーフュス事件の歴史Ⅰ |
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第1節 参謀本部の「明細書Bordereau」入手と捜査の開始/第2節 ドレーフュス裁判の開廷と判決/小括 |
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第4章 初期ドレーフュス事件の歴史Ⅱ |
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第1節 後日談-ドレーフュス「自白」の噂とその顚末/第2節 悪魔島Île du Diableの流刑囚ドレーフュス/小括 |
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第5章 再燃するドレーフュス事件 |
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はじめに 「ドレーフュス派」の形成過程/第1節 マチュー・ドレーフュスとベルナール・ラザールの邂逅/第2節 フランスのユダヤ人社会とベルナール・ラザールの政治的社会化/第3節 近代フランスにおけるユダヤ人問題-フランス革命からドレーフュス事件へ/第4節 プティ・ブルー(青色封緘電報)とピカール中佐/第5節 「アンリ偽書faux Henry」の作成1896年10月30日-11月1日/第6節 シュレール-ケストネル元老院副議長の登場 |
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第6章 1898年のドレーフュス事件とゾラ裁判 |
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はじめに/第1節 フランス社会主義運動とドレーフュス事件/第2節 1898年とドレーフュス事件/第3節 高等師範学校卒業生とドレーフュス事件/第4節 エステラジー無罪放免とエミール・ゾラの「私は弾劾する!J'accuse!」/第5節 ゾラ裁判とドレーフュス再審派 |
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第7章 カヴェニャック演説とジョレースの「証拠」 |
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第1節 1898年7月7日のカヴェニャック演説/第2節 ジャン・ジョレースの「証拠」/小括 |
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第8章 レンヌ裁判とジャン・ジョレース |
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第1節 レンヌ再審裁判の前提となる事実経過/第2節 レンヌ裁判の始まり/第3節 レンヌでのジャン・ジョレース |
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第9章 レンヌ判決以降のドレーフュス事件とジャン・ジョレース |
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はじめに-レンヌ裁判以降/第1節 大統領特赦令が出されるまで/第2節 1900年の恩赦法/第3節 1903年4月6日・7日の代議院でのジョレースの演説/小括 |
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第10章 1906年の破毀院最終判決とドレーフュスの無罪確定 |
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はじめに/第1節 アルフレッド・ドレーフュスの2回目の再審請求/第2節 エミール・コンブ急進党政権の樹立と陸軍大臣のあいつぐ交代/第3節 1906年7月12日のドレーフュスの破毀院での無罪判決まで/小括 |
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第11章 断章 |
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はじめに/問題の所在/第1節 謎のエステラジー-ヴァルサン-エステラジーWalsin‐Esterhazy少佐の簡潔な経歴/第2節 国立公文書館の3つの資料/小括 |
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第12章 断章 |
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はじめに-前段階:「プティ・ブルー」発見まで-/第1節 「ル・マタン」紙の「明細書」の公表とカステラン議員の対政府質問/第2節 「エスペランス(希望)」の手紙とモンスーリ公園での待ち合わせ/第3節 エステラジー裁判/第4節 偽電報事件と破毀院刑事部予審での証言/第5節 ロンドンでの逃亡生活-後日談/第6節 世紀のいかさま師エステラジーの最期 |
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第13章 ドレーフュス事件研究の歴史 |
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はじめに/第1節 同時代のドレーフュス再審派と反ドレーフュス再審派のドレーフュス事件についての著作と回想録/第2節 1906年のドレーフュス無罪判決から第2次世界大戦開戦までのドレーフュス派と反ドレーフュス派の歴史家たちによる初期のドレーフュス事件史/第3節 モーリス・パレオローグの『ドレーフュス事件の日記』をめぐる論争/第4節 第2次世界大戦後今日までの歴史家たちによるドレーフュス事件の論争と研究の歴史/結びとして |
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第14章 ドレーフュス事件の真犯人さがし |
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はじめに/第1節 第3の犯人捜し/第2節 アンリ・ジスカル-デスタンのメルシエ説/第3節 マルセル・トマ著「ドレーフュスなきドレーフュス事件」:「第3の犯人」の伝説と神話/第4節 アンリ・ギルマンのソーシエ説/第5節 本章の結びとして 未だに出ない決定的証拠と結論 |
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終章 本著の結びに代えて |