書誌種別 |
図書 |
タイトル |
中国地方の自動車産業 |
サブタイトル |
人口減少社会におけるグローバル企業と地域経済の共生を図る |
並列タイトル |
Automotive Industry in the Chugoku Region |
タイトルヨミ |
チュウゴク チホウ ノ ジドウシャ サンギョウ |
サブタイトルヨミ |
ジンコウ ゲンショウ シャカイ ニ オケル グローバル キギョウ ト チイキ ケイザイ ノ キョウセイ オ ハカル |
人名 |
佐伯 靖雄/編著
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人名ヨミ |
サエキ ヤスオ |
出版者・発行者 |
晃洋書房
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出版者・発行者等ヨミ |
コウヨウ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2019.8 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,333p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-7710-3237-8 |
ISBN |
4-7710-3237-8 |
注記 |
文献:p323〜333 |
分類記号 |
537.09
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件名 |
自動車工業-日本
/
中国地方-工業
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内容紹介 |
地域経済のための実践的な議論の試み。中国地方の自動車産業を「中核企業」「部品産業」「支援機関」の各視点から詳細に分析。人口減少という制約のもと、地方の自動車産業が直面するグローバル化と地域経済との共生を考える。 |
著者紹介 |
1977年生まれ。立命館大学専門職大学院経営管理研究科准教授。機械振興協会経済研究所特任フェロー。「自動車の電動化・電子化とサプライヤー・システム」で工業経営研究学会学会賞受賞。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812337347 |
目次 |
序章 構造不況業種化しようとする中国地方の自動車産業 |
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はじめに/1.中国地方の人口減少問題/2.中国地方におけるマツダ,三菱自の生産・輸出戦略/3.中国地方と九州地方の自動車産業集積/4.工業統計表,産業連関表,貿易統計から見る中国地方自動車産業の実態/5.地域の自動車産業の類型化/6.“地域自動車産業論”の理論的背景と本書の構成 |
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第1部 中核企業の視点 |
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第1章 中核企業の競争力形成史 |
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はじめに/1.マツダの経営展開/2.三菱自の経営展開/小括 |
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第2章 国内部品調達 |
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はじめに/1.国内部品調達構造の概観/2.国内部品調達構造の系列分析/3.提携の影響/小括 |
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第3章 海外部品調達 |
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はじめに/1.マツダ,三菱自の海外生産拠点/2.現地調達の構造/3.マツダ・タイ拠点の事例研究/小括 |
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補論1 群馬県太田市の自動車産業 |
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はじめに/1.太田市の自動車産業の現状/2.スバルの概況/3.スバルの生産拡大を可能にした要因/4.スバルの部品調達構造における地場部品企業/小括 |
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第2部 部品企業の視点 |
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第4章 地場協力会組織の比較 |
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はじめに/1.わが国自動車産業における協力会組織の諸研究とマツダ,三菱自の協力会/2.マツダ,三菱自両社の協力会組織構造分析/3.法人としての東友会とウイングバレイの比較/小括 |
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第5章 山陰企業の自動車部品事業への参画 |
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はじめに/1.山陰地方の製造業と自動車産業の位置づけ/2.山陰自動車部品企業の立地と生産品目/3.資本・生産連関からみた山陰自動車部品企業/4.鳥取県自動車部品企業の事例/5.島根県自動車部品企業の事例/小括 |
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第6章 独立系部品企業との取引関係 |
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はじめに/1.自動車タイヤ業界の構造分析/2.わが国タイヤ企業の生産と流通/3.国内自動車タイヤ取引構造の比較分析/小括 |
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補論2 瀬戸内海対岸(四国北部)工業地域の自動車産業への包摂可能性 |
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第3部 支援機関の視点 |
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第7章 地域における産業集積力強化に向けた産学官連携の展開 |
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はじめに/1.公的機関主導による産学官連携(岡山県)/2.公的機関主導・域外追随による産学官連携(鳥取県)/3.完成車企業・公的機関連携による産学官連携(広島県)/小括 |
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第8章 中国地方の自動車産業集積と地域金融機関 |
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はじめに/1.金融行政の変化と地域経済/2.中国地方の自動車産業集積に向けた金融機関の働き/小括 |
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第9章 オール広島体制の到達点と課題 |
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はじめに/1.マツダ「モノ造り革新」とは/2.支援企業の貢献/3.政府(国・自治体)の貢献/4.オール広島体制の課題/小括 |
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終章 中国地方自動車産業に内在する3つの問題性 |
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1.論点の整理/2.問題性の指摘/3.残された課題 |
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補論3 先行研究の検討 |