書誌種別 |
図書 |
タイトル |
代数的統計モデル |
シリーズ名 |
理論統計学教程 |
シリーズ名 |
数理統計の枠組み |
タイトルヨミ |
ダイスウテキ トウケイ モデル |
シリーズ名ヨミ |
リロン トウケイガク キョウテイ |
シリーズ名ヨミ |
スウリ トウケイ ノ ワクグミ |
人名 |
青木 敏/著
竹村 彰通/著
原 尚幸/著
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人名ヨミ |
アオキ サトシ タケムラ アキミチ ハラ ヒサユキ |
出版者・発行者 |
共立出版
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出版者・発行者等ヨミ |
キョウリツ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2019.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,272p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-320-11353-4 |
ISBN |
4-320-11353-4 |
注記 |
文献:p263〜267 |
分類記号 |
417
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件名 |
数理統計学
/
代数幾何学
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内容紹介 |
統計学と代数学の双方向的な発展を促している計算代数統計。統計モデルに対する計算代数的アプローチについて、これまでの研究成果をもとに解説する。グレブナー基底の理論を整理した付録あり。 |
著者紹介 |
神戸大学大学院理学研究科数学専攻教授。著書に「計算代数統計」「分割表の統計解析」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812329297 |
目次 |
第1章 序章 |
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第Ⅰ部 マルコフ基底と正確検定 |
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第2章 マルコフ基底を用いた正確検定の考え方 |
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2.1 2×2の場合のフィッシャーの正確検定/2.2 一般の2元分割表の独立性の検定/2.3 2元分割表の独立性のモデルのマルコフ基底/2.4 離散指数形分布族とトーリックモデル/2.5 トーリックモデルのもとでの条件つき分布 |
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第3章 マルコフ基底の定義とマルコフ連鎖の構成 |
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3.1 マルコフ基底の定義/3.2 マルコフ基底の基本的な構成法/3.3 グレーバー基底とロジスティック回帰/3.4 推移確率の調整 |
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第4章 マルコフ基底の諸性質 |
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4.1 二項式と移動/4.2 マルコフ基底の基本定理/4.3 グレブナー基底と消去定理によるマルコフ基底の計算/4.4 グレブナー基底によるファイバーの有向グラフ化/4.5 マルコフ基底の極小性と一意極小性 |
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第5章 いくつかのモデルに対するマルコフ基底 |
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5.1 はじめに/5.2 多元分割表の記法/5.3 階層モデルと分解可能モデル/5.4 分解可能モデルのマルコフ基底/5.5 距離減少論法によるマルコフ基底の導出/5.6 既知のイデアルの性質から得られるマルコフ基底 |
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第6章 格子基底を用いたマルコフ連鎖 |
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6.1 マルコフ基底の実用上の限界/6.2 格子基底による正確検定の実装/6.3 ロジスティック回帰のマルコフ基底と格子基底/6.4 ローレンス持ち上げの格子基底/6.5 数値実験 |
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第Ⅱ部 グラフィカルモデルと条件つき独立性 |
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第7章 階層モデルとグラフィカルモデル |
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7.1 グラフ・ハイパーグラフ・単体的複体/7.2 分割表の階層モデル/7.3 グラフと条件つき独立関係 |
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第8章 単体的複体の既約成分への分解 |
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8.1 ハイパーグラフの分解/8.2 コーダルグラフとその性質/8.3 階層モデルの分解と最尤推定/8.4 可約モデルのマルコフ基底の再帰的計算法 |
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第9章 階層的部分空間モデル |
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9.1 階層モデルへの線形制約/9.2 階層的部分空間モデル/9.3 線形制約つきモデルの分解/9.4 階層的部分空間モデル/9.5 階層的部分空間モデルのマルコフ基底/9.6 CSIモデル |
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第10章 グラフの三角化と比例反復法 |
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10.1 分割表の比例反復法/10.2 クリーク木を用いた情報伝搬アルゴリズム |
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第11章 Imsetによる条件つき独立性の推論 |
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11.1 導入/11.2 Multiinformationの定義と性質/11.3 Imsetの定義と利用法/11.4 Imsetの完備性/11.5 Elementary imsetとImsetのなす錐 |
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第Ⅲ部 実験計画法におけるグレブナー基底 |
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第12章 一部実施要因計画とグレブナー基底 |
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12.1 計画イデアル/12.2 標準単項式から得られる飽和モデル/12.3 母数の識別性とイデアル所属問題 |
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第13章 2水準計画の指示関数 |
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13.1 組合せ配置計画の応答空間/13.2 2水準計画の指示関数/13.3 レギュラーな一部実施計画の指示関数/13.4 指示関数とaberration |
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第14章 特性値が離散変数の場合の正確検定 |
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14.1 観測値が独立なポアソン分布に従う場合/14.2 実験計画データに対する共変量行列/14.3 レギュラーな2水準計画/14.4 レギュラーな一部実施計画と多元分割表との関係/14.5 観測値が独立な二項分布に従う場合 |
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付録 グレブナー基底の基礎 |
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A.1 多項式環/A.2 Dicksonの補題/A.3 イデアル/A.4 単項式順序/A.5 グレブナー基底/A.6 ヒルベルト基底定理/A.7 イデアル所属問題/A.8 消去定理/A.9 トーリックイデアル/A.10 多項式環の剰余環 |