書誌種別 |
図書 |
タイトル |
教育的関係の解釈学 |
タイトルヨミ |
キョウイクテキ カンケイ ノ カイシャクガク |
人名 |
坂越 正樹/監修
丸山 恭司/編
山名 淳/編
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人名ヨミ |
サカコシ マサキ マルヤマ ヤスシ ヤマナ ジュン |
出版者・発行者 |
東信堂
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出版者・発行者等ヨミ |
トウシンドウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2019.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
21,268p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-7989-1549-4 |
ISBN |
4-7989-1549-4 |
分類記号 |
371.04
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件名 |
教育学
/
人間関係
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内容紹介 |
新たな次元に到達しつつある「教える者(教師)」と「学ぶ者(生徒)」との関係性、そして両者の教育的関係に深く関わる「教育内容」のあり方について、様々な思想家・哲学者の知見を基に再構成する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812297253 |
目次 |
第1章 いまどのような教育的関係か |
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本章の概要/第1節 近代的人間関係としての教育的関係/第2節 教育的関係の現在/第3節 教師と児童・生徒の関係再論/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第2章 J.Fr.ヘルバルトと教育的関係論 |
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本章の概要/第1節 何のために学ぶのか/第2節「知」の分岐点/第3節「私」と世界との<関係>/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第3章 フレーベルとその弟子による「教育的家庭」像の提唱と展開 |
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本章の概要/第1節 フレーベル学校論にみる「教育的家庭」の提唱/第2節 フレーベル幼稚園教育論にみる「教育的家庭」/第3節 ペスタロッチ・フレーベルハウスの「家庭的雰囲気」/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第4章 生の哲学に基づく教育的関係の可能性 |
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本章の概要/第1節 生の哲学の隆盛とその時代背景/第2節 生の哲学としてのニーチェ思想/第3節 シュタイナーからみた親和的なニーチェ像/第4節 生の哲学の展開としてのシュタイナー教育学/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第5章 ゲオルク・ジンメルの思想における関係論とその可能性 |
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本章の概要/第1節 ジンメルにおける関係性へのまなざし/第2節 人間・事物・文化/第3節 ノールにおける「教育学における世代の関係」問題/第4節 ジンメルとノールにおける関係諭の相違と接点/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第6章 戦後ヴェーニガーにおける政治的陶冶と教育的関係 |
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本章の概要/第1節 公民教育から政治的陶冶へ/第2節 政治的陶冶論における教育的関係の拡張/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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コラム1 ドイツの高等教育改革と変容する学生の学修環境 |
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第7章 教育学における他者論の問題 |
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本章の概要/第1節 教育的関係論から見た他者の問題/第2節 陶冶論から見た他者の問題/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第8章 共存在と教育的関係 |
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本章の概要/第1節 教育的関係と共同体/第2節 ナンシーの共同体論/第3節 共存在と教育的関係/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第9章 目的行為としての<教える>と<ケア>の接続 |
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本章の概要/第1節 教育的関係と<ケア>の分断/第2節 システムにおける<ケア>の反転/第3節 看護実践にみる目的的行為としての<ケア>とその限界/第4節 <ケア>の規範化は超えられるか/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第10章 すれちがいの人間形成論 |
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本章の概要/第1節 あるコントから/第2節 人間の変化のレベルとすれちがい/第3節 レベル4の変化/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第11章 言葉の経験がひらく、共同体の可能性 |
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本章の概要/第1節 「わかる」とはどういうことか/第2節 言葉の「力」をめぐって/第3節 <言語活動の経験>がひらく、「共同体」の次元/第4節 <言語活動の経験>の射程/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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コラム2 戦争を伝える |
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第12章 教育的関係の存立条件に対するルーマン・ウィトゲンシュタイン的アプローチ |
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本章の概要/第1節 教育的関係が存在することの不思議さ/第2節 「学級づくり」としての教育的関係の成立・維持と解消/第3節 教授-学習を支える教育的関係?/第4節 教授-学習における教育的関係の維持と崩壊/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第13章 学校における教育的関係の編み直し |
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本章の概要/第1節 道徳教育における教師像/第2節 考え、議論する高校道徳/第3節 シティズンシップ教育が道徳教育に示唆すること/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第14章 メディア利用のイデオロギー性と抵抗可能性 |
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本章の概要/第1節 教育学におけるメディアに関する議論/第2節 メディア利用のイデオロギー性/第3節 教育実践としてのカルチュラル・スタディーズ/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第15章 ポスト・トゥルース時代の教育的関係 |
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本章の概要/第1節 ポスト・トゥルースの時代と教育/第2節 ポスト・トゥルース時代の教師の困難とその歴史的文脈/第3節 アドルノの教育論/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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第16章 教職倫理教育 |
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本章の概要/第1節 教職倫理教育の必要性/第2節 教職倫理教育の原理/第3節 教職倫理教育の方法としてのケースメソッド/今後の課題と展望/さらに勉強したい人のための文献案内 |
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コラム3 教師教育 |