書誌種別 |
図書 |
タイトル |
鋼モルタル板を用いた座屈拘束ブレース |
タイトルヨミ |
コウモルタルバン オ モチイタ ザクツ コウソク ブレース |
人名 |
岩田 衛/著
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人名ヨミ |
イワタ マモル |
出版者・発行者 |
鹿島出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
カジマ シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
28,263p |
大きさ |
27cm |
価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-306-03384-9 |
ISBN |
4-306-03384-9 |
注記 |
文献:章末,p255〜259 |
分類記号 |
524.91
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件名 |
耐震構造
/
建設材料
/
鋼
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内容紹介 |
鋼モルタル板を用いた座屈拘束ブレース(BRBSM)とは、構造物の損傷制御に役立つ技術である。著者らの長年にわたる研究成果、膨大な実験データをもとにBRBSMの実挙動と各種構法を解説する。 |
著者紹介 |
1947年静岡県生まれ。東京工業大学理工学研究科建築学専攻博士課程修了。工学博士。一級建築士。技術士(建設)。著書に「はじめてのシステムトラス」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812197700 |
目次 |
第1章 座屈拘束ブレース |
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1.1 座屈挙動/1.2 座屈拘束ブレースの発想/1.3 座屈拘束の基本原理/1.4 座屈拘束ブレースの歴史/1.5 損傷制御構造/1.6 本書の流れ/引用・参考文献 |
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第2章 座屈拘束ブレースの性能比較 |
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2.1 序/2.2 実験計画/2.3 試験体/2.4 載荷計画/2.5 実験結果/2.6 必要性能/2.7 限界性能/2.8 最終状態/2.9 結/引用・参考文献 |
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第3章 BRBSMの発案と実験 |
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3.1 序/3.2 実験モデルの設定/3.3 試験体/3.4 載荷計画/3.5 実験結果/3.6 復元力特性/3.7 塑性変形能力/3.8 最終状態/3.9 性能評価/3.10 結/引用・参考文献 |
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第4章 BRBSMと他方式の比較 |
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4.1 序/4.2 BRBSMの拘束材の設計法/4.3 試験体/4.4 試験体の製作比較/4.5 載荷計画/4.6 復元力特性/4.7 最終状態/4.8 圧縮引張耐力比/4.9 累積塑性歪エネルギー率/4.10 結/引用・参考文献 |
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第5章 BRBSMの断面ディテールによる影響 |
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5.1 序/5.2 試験体/5.3 載荷計画/5.4 実験結果/5.5 復元力特性/5.6 最終状態/5.7 性能評価/5.8 断面ディテールの影響/5.9 クリアランス調整材の有用性/5.10 丸鋼の有用性/5.11 結/引用・参考文献 |
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第6章 BRBSMの芯材による影響 |
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6.1 序/6.2 実験計画/6.3 試験体/6.4 載荷計画/6.5 実験結果/6.6 圧縮引張耐力比/6.7 累積塑性歪エネルギー率-拘束指標関係/6.8 塑性化部長さ-座屈モード関係/6.9 塑性化部長さ比-累積塑性歪エネルギー率関係/6.10 結/引用・参考文献 |
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第7章 BRBSMの有限要素法解析 |
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7.1 序/7.2 解析方法/7.3 単調圧縮載荷/7.4 引張力と圧縮力の交番繰返し載荷/7.5 解析と実験の比較/7.6 結/引用・参考文献 |
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第8章 BRBSMの高性能化 |
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8.1 序/8.2 過去の研究/8.3 過去の研究の分析/8.4 試験体/8.5 載荷計画/8.6 実験結果/8.7 復元力特性/8.8 性能評価/8.9 拘束指標/8.10 圧縮引張耐力比/8.11 芯材端部の影響/8.12 芯材塑性化部における絞りの有効性/8.13 芯材の軸歪/8.14 累積塑性歪エネルギー率の大きなBRBSMの要件/8.15 結/引用・参考文献 |
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第9章 BRBSMの疲労性能 |
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9.1 序/9.2 基本タイプと高性能タイプ/9.3 試験体/9.4 載荷計画/9.5 復元力特性/9.6 最終状態/9.7 疲労性能/9.8 引張破断および局部変形位置/9.9 累積塑性歪エネルギー率/9.10 圧縮引張耐力比/9.11 拘束指標/9.12 結/引用・参考文献 |
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第10章 BRBSMの降伏耐力と軸剛性の調整 |
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10.1 序/10.2 軸剛性の計算式/10.3 増厚板による効果/10.4 実験計画/10.5 試験体/10.6 載荷計画/10.7 実験結果/10.8 復元力特性/10.9 軸剛性/10.10 降伏変位/10.11 累積塑性歪エネルギー率/10.12 結/引用・参考文献 |
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第11章 BRBSMの芯材の脆性破壊 |
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11.1 序/11.2 試験体/11.3 載荷計画/11.4 材料試験結果/11.5 実験結果/11.6 脆性破面率/11.7 降伏応力度/11.8 降伏比/11.9 破断伸び/11.10 累積塑性歪エネルギー率/11.11 結/引用・参考文献 |
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第12章 BRBSMの脆性破壊性能 |
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12.1 序/12.2 試験体/12.3 載荷計画/12.4 復元力特性/12.5 芯材の最終状態/12.6 累積塑性歪エネルギー率/12.7 破壊の起点および進行/12.8 硬さ分布/12.9 圧縮引張耐力比/12.10 溶接仕様の提案/12.11 結/引用・参考文献 |
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第13章 BRBSMの品質管理 |
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13.1 序/13.2 BRBSMの特徴/13.3 製作時の品質管理数値の設定/13.4 クリアランス比の検証実験/13.5 ギャップの検証実験/13.6 実大モックアップによる品質管理数値の検証/13.7 結/引用・参考文献 |
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第14章 BRBSMの最終性能 |
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14.1 序/14.2 性能因子/14.3 載荷パターンの違いによる比較実験/14.4 クリアランスとモルタル強度の実験/14.5 結/引用・参考文献 |
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第15章 BRBSMを用いた鋼構造-性能評価- |
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15.1 序/15.2 損傷制御構造の設計クライテリア/15.3 解析モデルの設定/15.4 解析モデル/15.5 解析方法/15.6 解析結果/15.7 解析モデルの性能評価/15.8 実験結果による性能評価/15.9 結/引用・参考文献 |
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第16章 BRBSMを用いた鋼構造-実験分析- |
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16.1 序/16.2 解析モデル/16.3 解析結果・考察/16.4 性能評価方法/16.5 累積塑性歪エネルギー率の評価/16.6 疲労性能の評価/16.7 結/引用・参考文献 |
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第17章 BRBSMを用いた鋼構造-方杖配置構法- |
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17.1 序/17.2 損傷制御構造/17.3 損傷制御接合部実験/17.4 設計フロー/17.5 解析方法/17.6 DC接合部の設計法/17.7 BRBSMの設計法/17.8 試設計/17.9 増分解析結果/17.10 応答解析結果/17.11 BRBSMの設計/17.12 結/引用・参考文献 |
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第18章 BRBSMを用いた鋼木質複合構造-CSTS構法- |
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18.1 序/18.2 CSTSの構法/18.3 CSTSの設計法/18.4 BRBSMの設計/18.5 試設計/18.6 結/引用・参考文献 |
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第19章 BRBSMを用いたRC構造-スタッド付きガセットプレート構法- |
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19.1 序/19.2 構法/19.3 損傷制御RC構造の設計法/19.4 剛性・耐力調節BRBSMの設計法/19.5 S-GPL構法の設計法/19.6 試設計/19.7 時刻歴応答解析/19.8 結/引用・参考文献 |
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第20章 BRBSMを用いたRC構造-アンカーレス構法- |
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20.1 序/20.2 構法/20.3 実験計画/20.4 実験結果/20.5 RC骨組/20.6 鉄骨枠/20.7 BRBSM/20.8 グラウト材タイプとの比較/20.9 構法の改良実験/20.10 改良構法の実験結果と考察/20.11 結/引用・参考文献 |