書誌種別 |
図書 |
タイトル |
むらと家を守った江戸時代の人びと |
サブタイトル |
人口減少地域の養子制度と百姓株式 |
タイトルヨミ |
ムラ ト イエ オ マモッタ エド ジダイ ノ ヒトビト |
サブタイトルヨミ |
ジンコウ ゲンショウ チイキ ノ ヨウシ セイド ト ヒャクショウ カブシキ |
人名 |
戸石 七生/著
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人名ヨミ |
トイシ ナナミ |
出版者・発行者 |
農山漁村文化協会
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出版者・発行者等ヨミ |
ノウサン ギョソン ブンカ キョウカイ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2017.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
271p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-540-17185-7 |
ISBN |
4-540-17185-7 |
分類記号 |
612.1
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件名 |
農村-日本
/
農民-歴史
/
養子
/
農村人口
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内容紹介 |
江戸時代の後半、人口が減少し後継者難に悩んだ農家・農村は、盛んに養子縁組を行った。なぜ養子縁組が第三者継承を実現する手段となったのか、地域農業の保全に家や村、地域社会はどのような役割を果たしていたかを考察する。 |
著者紹介 |
1977年広島県生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科農業・資源経済学専攻博士課程修了。同大学大学院農学生命科学研究科講師(農業史)。農学博士(東京大学)。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812170404 |
目次 |
序章 本書の課題と射程 |
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一 本書の課題 江戸時代の農業経営の第三者継承と養子-養子縁組は家だけの問題か?/二 本書の構成 |
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第一部 近世の村・家の持続システムに関する先行研究と分析枠組み |
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第一章 養子の先行研究とその課題 |
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一 日本の養子の特徴/二 近世日本農村の養子に関する先行研究/三 イエ・ムラ研究と養子-長谷川善計の問題提起-/四 先行研究の課題 |
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第二章 養子分析のための分析枠組み |
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一 百姓株式研究とインド農村史研究/二 インドの農本主義的社会分業とワタン/三 近世日本の農本主義的社会分業と株式/四 中世史・ミクロ経済学から見る株式と養子/五 養子縁組のステークホルダー-家と血縁集団・地縁集団・職業集団・国家権力-/第一部 小括/<補論>坂田聡の家論について-近世の家を通史的に位置づける- |
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第二部 近世の村・家の持続システムに関する実証研究 |
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第三章 実証研究の課題と目的 |
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一 相模国横野村を事例とした実証研究の目的/二 史料と時期区分 |
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第四章 横野村の概況 |
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一 地理的概況/二 村の成立と支配/三 宗教施設/四 百姓身分/五 非百姓身分(寺僧・修験僧・番非人)/六 生業と土地利用/七 村内組織/八 地域社会と村落財政 |
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第五章 横野村における養子縁組の趨勢 |
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一 目的と分析手法/二 横野村における養子縁組の種類/三 村送り証文・寺送り証文と宗門改帳・戸籍の比較/四 おわりに-村送り証文・寺送り証文と宗門改帳・戸籍の「ズレ」の意義 |
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第六章 養子縁組と明屋敷の再興 |
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一 近世後期関東の農村問題と「明屋敷」/二 明屋敷出現の人口学的背景/三 家の消滅と再興/四 明屋敷の管理と再興 |
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第七章 養子縁組のステークホルダー分析 |
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一 はじめに/二 潰百姓と百姓株式制度/三 村・五人組による「潰百姓」防止対策/四 村・五人組と潰百姓対策/五 利害対立によるステークホルダーの役割の顕在化/六 おわりに |
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終章 村と養子の関係から何が分かるか |