書誌種別 |
図書 |
タイトル |
教職教養講座 第3巻 臨床教育学 |
タイトルヨミ |
キョウショク キョウヨウ コウザ リンショウ キョウイクガク |
人名 |
高見 茂/監修
田中 耕治/監修
矢野 智司/監修
稲垣 恭子/監修
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人名 |
矢野 智司/編著
西平 直/編著
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人名ヨミ |
タカミ シゲル タナカ コウジ ヤノ サトジ イナガキ キョウコ |
人名ヨミ |
ヤノ サトジ ニシヒラ タダシ |
出版者・発行者 |
協同出版
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出版者・発行者等ヨミ |
キョウドウ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2017.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
238p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2200 |
ISBN |
978-4-319-00324-2 |
ISBN |
4-319-00324-2 |
分類記号 |
370.8
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分類記号 |
371.04
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件名 |
教育
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件名 |
教育学
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内容紹介 |
教職に関わる最先端の研究成果と教職の在り方を発信・提案するテキスト。第3巻は、臨床教育学の入門書として、動物、ライフサイクル、身体、芸術、現象学、仏教など、人間の教育にかかわる多様な領域/主題を取り上げる。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812159708 |
目次 |
第1章 境界線に生起する臨床教育学-人間/動物を手がかりにして |
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はじめに/第1節 人類史の根本課題としての人間/動物という問題/第2節 近代教育学における野生児をめぐる動物-人間学/第3節 教育人間学における人間/動物問題/第4節 人間/動物の境界線をめぐる新たな問い方/第5節 人間/動物の境界線に生起する臨床教育学の課題 |
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第2章 ライフサイクルと臨床教育学-タイムスパンを長くとる・短くとる |
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はじめに/第1節 授業の中で「内側」が動き出す-子どもたちが活躍するための仕掛け/第2節 言葉を大切にすること・言葉にならない深みを大切にすること-型の思想と重ねてみる/第3節 教育の「成果」を問うということ-卒業生調査をめぐって/結び |
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第3章 語りえないものと臨床教育学-語りえないものの語り直し |
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はじめに-語り直しの技法と臨床教育学/第1節 深淵に臨む-語りえないものの諸相/第2節 語りえないものと臨床教育学 |
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第4章 身体と臨床教育学-変容というドラマの舞台裏 |
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はじめに/第1節 身体の変容を記述する/第2節 サーカス学校について/第3節 宙を舞う身体/第4節 変わることのドラマ/おわりに |
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第5章 教師のタクトと即興演劇の知-機知と機転の臨床教育学序説 |
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第1節 教師に求められる即興の技量/第2節 教師の即興の技量としてのタクト/第3節 即興演劇の役者に求められる資質/第4節 即興演劇の役者のための稽古方法/第5節 授業に活きる即興演劇の知/第6節 教師のタクトと即興演劇の知 |
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第6章 芸術体験と臨床教育学-ABR(芸術的省察による研究)の可能性 |
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第1節 芸術体験の主題化/第2節 ABRとは何か/第3節 ABRをめぐる議論/第4節 芸術の要件/第5節 解放の芸術教育/第6節 ABRと臨床教育学 |
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第7章 現象学と臨床教育学-科学技術への新たな架け橋 |
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第1節 現象学とは何か?-謎めいた広がりと深み/第2節 フェノメノロジーとは何か?-フェノメーンとロゴス/第3節 事柄とは何か?-フッサールとハイデガー/第4節 現象学と臨床教育学/第5節 現象学と科学/第6節 現象学的臨床教育学と現代物理学の「偶然の一致」-観察者問題 |
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第8章 仏教と臨床教育学-学校の現場に「死者」が訪れるとき |
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第1節 お坊さんであり、スクールカウンセラーでもある/第2節 仏教と教育/第3節 いのちと死者/第4節 傍らにいて、共に悲しむ/第5節 死者からのケア |
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第9章 パトスの知と臨床教育学-ひとりで在ることと共苦すること |
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第1節 受苦的経験と臨床教育学/第2節 同行同苦の底において新生する臨床教育学/第3節 水俣病という受苦的経験からの示唆/第4節 残された課題、あるいはこれから考えるべきこと |