書誌種別 |
図書 |
タイトル |
確率論講義ノート |
サブタイトル |
場合の数から確率微分方程式まで |
タイトルヨミ |
カクリツロン コウギ ノート |
サブタイトルヨミ |
バアイ ノ カズ カラ カクリツ ビブン ホウテイシキ マデ |
人名 |
大平 徹/著
|
人名ヨミ |
オオヒラ トオル |
出版者・発行者 |
森北出版
|
出版者・発行者等ヨミ |
モリキタ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2017.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
5,194p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-627-07771-3 |
ISBN |
4-627-07771-3 |
注記 |
文献:p191 |
分類記号 |
417.1
|
件名 |
確率論
|
内容紹介 |
啓蒙書と数学の教科書の間を目指した、確率論の初学者向け学習書。確率論の基礎から、ランダムウォーク、マルチンゲール、確率微分方程式まで、高校数学の知識で理解できるように、図や例題を用いてわかりやすく解説する。 |
著者紹介 |
米国The University of Chicago博士課程修了。名古屋大学大学院多元数理科学研究科教授。Ph.D.(物理学)。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812101760 |
目次 |
第1章 確率論へのアプローチ |
|
1.1 古典的アプローチ/1.2 統計的アプローチ/1.3 公理的アプローチ/1.4 本書における確率 |
|
第2章 順列と組合せ |
|
2.1 順列と組合せ/2.2 多項係数とスターリングの公式/2.3 場合の数から確率へ/2.4 最尤推定 |
|
第3章 条件付き確率 |
|
3.1 条件付き確率と同時確率/3.2 条件付き確率の性質/3.3 条件付き確率と状況変化 |
|
第4章 確率的な独立 |
|
4.1 確率的な独立/4.2 確率的な独立の性質 |
|
第5章 ベイズの定理 |
|
5.1 ベイズの定理の導出/5.2 ベイズの定理の一般化/5.3 ベイズの定理と「意外な」確率 |
|
第6章 確率変数と確率分布 |
|
6.1 確率変数/6.2 確率分布と確率密度関数/6.3 累積分布関数 |
|
第7章 確率分布の実例と性質 |
|
7.1 離散的な確率分布/7.2 連続的な確率分布/7.3 複数の確率変数と分布 |
|
第8章 期待値と分散 |
|
8.1 期待値と分散/8.2 確率変数の規格化/8.3 チェビシェフの不等式とマルコフの不等式 |
|
第9章 複数の確率変数 |
|
9.1 期待値/9.2 分散/9.3 共分散/9.4 相関係数/9.5 多変数の場合/9.6 独立の場合/9.7 条件付き期待値 |
|
第10章 確率分布の変換 |
|
10.1 特性関数/10.2 モーメント/10.3 キュムラント |
|
第11章 中心極限定理 |
|
11.1 確率変数の収束/11.2 大数の(弱)法則/11.3 法則収束について/11.4 中心極限定理 |
|
第12章 ランダムウォーク |
|
12.1 単純ランダムウォーク/12.2 ランダムウォークの「道」表現/12.3 投票の問題と初到達時間の問題/12.4 原点への復帰の問題/12.5 逆正弦定理/12.6 対称単純ランダムウォークの拡張 |
|
第13章 マルチンゲール |
|
13.1 マルチンゲール/13.2 ランダムウォークによるマルチンゲール表現定理/13.3 離散伊藤公式/13.4 ドゥーブ-メイヤー分解 |
|
第14章 ブラウン運動 |
|
14.1 ランダムウォークからブラウン運動へ/14.2 ブラウン運動の性質/14.3 ブラウン運動とマルチンゲール |
|
第15章 確率積分と伊藤の公式 |
|
15.1 確率積分/15.2 伊藤過程/15.3 確率微分方程式 |
|
第16章 マルコフ過程 |
|
16.1 マルコフ過程/16.2 マルコフチェーン/16.3 チャップマン-コルモゴロフの方程式とマスター方程式/16.4 ワンステップ過程 |
|
第17章 物理理論からの確率微分方程式 |
|
17.1 自由ブラウン運動/17.2 ランジュバン方程式/17.3 拡散方程式/17.4 フォッカー-プランク方程式 |
|
付録 |
|
A.1 フーリエ変換/A.2 ガウス積分/A.3 確率密度関数と特性関数の対応/A.4 モンティ・ホール問題/A.5 確率変数の和,積,商の確率密度関数/A.6 二つの確率変数が無相関であるが独立でない例/A.7 フォッカー-プランク方程式の導出 |