書誌種別 |
図書 |
タイトル |
若年ノンエリート層と雇用・労働システムの国際化 |
サブタイトル |
オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用する日本の若者のエスノグラフィー |
タイトルヨミ |
ジャクネン ノンエリートソウ ト コヨウ ロウドウ システム ノ コクサイカ |
サブタイトルヨミ |
オーストラリア ノ ワーキング ホリデー セイド オ リヨウ スル ニホン ノ ワカモノ ノ エスノグラフィー |
人名 |
藤岡 伸明/著
|
人名ヨミ |
フジオカ ノブアキ |
出版者・発行者 |
福村出版
|
出版者・発行者等ヨミ |
フクムラ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2017.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
496p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-571-41060-4 |
ISBN |
4-571-41060-4 |
注記 |
文献:p469〜492 |
分類記号 |
366.271
|
件名 |
労働移動
/
日本人(オーストラリア在留)
/
ワーキングホリデー
|
内容紹介 |
日本の若者が閉塞状況への打開策として豪州WH制度を選択するあり方を考察し、WH渡航者が日本企業の海外進出に必要な日本人労働者を確保するための国境横断的な雇用・労働システムに組み込まれている状況を分析する。 |
著者紹介 |
1978年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。静岡大学情報学部専任講師。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812091976 |
目次 |
序章 若年海外長期滞在者を考察する意義 |
|
はじめに/第1節 若年労働市場の変化とキャリアの脱標準化/第2節 閉塞状況に対する対処法・打開策/第3節 日本企業の海外進出と海外長期滞在者の多様化/第4節 本書の課題・構成・調査 |
|
第1部 ワーキングホリデー制度-理念,運用,利用者の概要 |
|
第1章 ワーキングホリデー制度と日本人利用者の概要 |
|
第1節 ワーキングホリデー制度の理念と歴史/第2節 ワーキングホリデーの魅力と肯定的イメージ/第3節 ワーキングホリデーの問題点と否定的評価/第4節 制度利用者の概要/まとめ |
|
第2章 豪州ワーキングホリデー制度と日本人利用者の概要 |
|
第1節 豪州ワーキングホリデー制度の運用状況/第2節 日本人ワーキングホリデー渡航者の概要/第3節 豪州ワーキングホリデー制度の問題点/まとめ |
|
第1部のまとめ |
|
第2部 閉塞状況への打開策・対処法としての海外滞在 |
|
第3章 豪州ワーキングホリデー制度の利用者増加を促進する諸要因 |
|
第1節 分析枠組み/第2節 プッシュ要因/第3節 プル要因/第4節 媒介要因/まとめ |
|
第4章 ライフヒストリー分析(1)-キャリアトレーニング型・キャリアブレーク型 |
|
第1節 考察対象者の選定/第2節 キャリアトレーニング型/第3節 キャリアブレーク型/まとめ |
|
第5章 ライフヒストリー分析(2)-キャリアリセット型 |
|
第1節 ライフヒストリー/第2節 考察(1)「価値ある移動」としてのワーキングホリデー/第3節 考察(2)階層的戦術としてのワーキングホリデー/まとめ |
|
第2部のまとめ |
|
第3部 日系商業・サービス産業と国境横断的な雇用・労働システム |
|
第6章 日本企業の豪州進出と就業機会の増大 |
|
第1節 日本企業の豪州進出と日本人向けビジネスの成長/第2節 現地消費者向けビジネスとしての日本食産業/第3節 メルボルン日本食産業の発展と就業機会の増大/第4節 ケアンズ観光業の発展と就業機会の増大/まとめ |
|
第7章 日本食産業における就業状況 |
|
第1節 ワーキングホリデー渡航者から見た日本食産業/第2節 日本食レストラン「瑞穂」の概要/第3節 仕事そのものを通じて就業経験に対する評価が向上するメカニズム/まとめと考察 |
|
第8章 日本人向け観光業における就業状況 |
|
第1節 トリニティ・リバーズにおける就業生活/第2節 就業・生活環境を改善するための実践/第3節 経験に意味を付与する実践/まとめと考察 |
|
第3部のまとめ |
|
終章 まとめと展望 |
|
第1節 本論のまとめ/第2節 豪州ワーキングホリデー制度利用者を取り巻く国境横断的な雇用・労働システム/第3節 課題と展望 |
|
補章1 インタビュー調査について |
|
第1節 調査対象者の代表性/第2節 インタビューの進め方 |
|
補章2 日豪関係史の概略 |
|
第1節 第二次世界大戦以前/第2節 第二次世界大戦期と終戦直後まで/第3節 サンフランシスコ講和条約から1990年代まで/第4節 2000年代以降 |