書誌種別 |
図書 |
タイトル |
再建金本位制と国際金融体制 |
タイトルヨミ |
サイケン キンホンイセイ ト コクサイ キンユウ タイセイ |
人名 |
平岡 賢司/著
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人名ヨミ |
ヒラオカ ケンジ |
出版者・発行者 |
日本経済評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ケイザイ ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2016.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
13,362p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-8188-2417-1 |
ISBN |
4-8188-2417-1 |
分類記号 |
337.31
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件名 |
金本位制
/
国際通貨
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内容紹介 |
1925年に国際的に再建された金本位制は、1929年の世界恐慌で全面的に崩壊した。短命に終わった再建金本位制はいかなる構造を持ち、どのように機能したのか。その内包する問題点、脆弱性にも留意しつつ分析する。 |
著者紹介 |
1945年広島県生まれ。九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。熊本学園大学商学部教授。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811995118 |
目次 |
第1章 国際通貨ポンドとロンドン・バランス |
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第1節 問題の呈示/第2節 国際的取引の決済とロンドン・バランス/第3節 ロンドン国際金融市場とロンドン・バランスの形成/第4節 イギリスの国際収支と対外短期ポジション |
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第2章 第一次世界大戦期のポンドとイギリスの公的為替操作 |
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第1節 問題の設定/第2節 1914年の金融恐慌とその対応策/第3節 イギリスの国際収支とポンド・ドル相場の推移/第4節 ポンドの釘付け操作/第5節 公的為替操作の意義 |
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第3章 アメリカの資本輸出とドル・バランスの形成 |
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第1節 課題の設定/第2節 J.P.モルガン商会の活動とニューヨーク証券市場の国際証券市場化への基盤形成-アメリカ参戦前/第3節 アメリカ財務省による借款供与と公的ドル・バランスの急増/第4節 賠償問題へのアメリカの介入とドーズ案成立/第5節 ドル・バランスの形成とドルの国際通貨化 |
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第4章 再建金本位制期のイギリスの国際収支と対外短期ポジション |
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第1節 再建金本位制の成立と国際通貨の分極化/第2節 再建金本位制期のイギリスの国際収支/第3節 イギリスの対外短期ポジションの悪化 |
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第5章 中央銀行間協力によるポンド支援とイングランド銀行のポンド防衛策 |
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第1節 課題の設定/第2節 中央銀行間協力の展開/第3節 イングランド銀行のポンド防衛策 |
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第6章 アメリカの国際収支構造 |
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第1節 課題の設定/第2節 第一次世界大戦中および大戦直後のアメリカの国際収支/第3節 1919-29年のアメリカの経常収支/第4節 経常収支黒字と長期資本収支/第5節 短期資本収支と金移動 |
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第7章 短期資本の大量流出とマルク危機 |
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第1節 外資依存体制の深化と巨額の対外債務の累積/第2節 激発性の短期資本移動 |
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第8章 再建金本位制の崩壊 |
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第1節 オーストリア金融恐慌/第2節 ドイツ金融恐慌/第3節 ポンド危機とイギリスの金本位制停止/第4節 アメリカの金本位制停止 |