書誌種別 |
図書 |
タイトル |
新MEGAと『ドイツ・イデオロギー』の現代的探究 |
サブタイトル |
廣松版からオンライン版へ |
タイトルヨミ |
シンメガ ト ドイツ イデオロギー ノ ゲンダイテキ タンキュウ |
サブタイトルヨミ |
ヒロマツバン カラ オンラインバン エ |
人名 |
大村 泉/編著
渋谷 正/編著
窪 俊一/編著
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人名ヨミ |
オオムラ イズミ シブヤ タダシ クボ シュンイチ |
出版者・発行者 |
八朔社
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出版者・発行者等ヨミ |
ハッサクシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2015.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
337p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-86014-072-4 |
ISBN |
4-86014-072-4 |
注記 |
地にシミあり. |
分類記号 |
201.1
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件名 |
ドイツ・イデオロギー
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件名 |
Marx Karl Heinrich
/
Engels Friedrich
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件名 |
マルクス カール・ハインリヒ
/
エンゲルス フリードリヒ
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内容紹介 |
マルクス/エンゲルスの遺稿「ドイツ・イデオロギー」第1章「フォイエルバッハ」のオンライン版編集=研究グループによる論文集。全14章と、第5章を補完する附属資料を収録する。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009811897474 |
目次 |
第1章 廣松版の根本問題 |
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Ⅰ 廣松河出版『ドイツ・イデオロギー』中国語訳とその評価/Ⅱ 廣松=小林補訳・岩波文庫版『ドイツ・イデオロギー』(2002年)の翻訳底本の謎/Ⅲ 廣松版の草稿改稿過程表記の作成手法/Ⅳ 廣松版における新MEGA試作版・異文表記(行並記法)の無理解/Ⅴ 渋谷正版『ドイツ・イデオロギー』(新日本出版社,1998年)/Ⅵ 岩波文庫版における改稿翻訳底本の隠蔽 |
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第2章 新MEGA Ⅰ/5のコンセプト |
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第3章 新MEGAと草稿テキストの成立史的編集方法 |
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第4章 デジタル版編集の合意事項 |
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第5章 オンライン版のコンセプト |
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はじめに/Ⅰ 「フォイエルバッハ」章草稿作成の特徴(3ないし4段階の改稿)/Ⅱ オンライン版編集の留意点/Ⅲ オンライン版と新MEGA版(試作版,年報版)の相違/Ⅳ オンライン版編集の3つの目的 |
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第6章 草稿『ドイツ・イデオロギー』右欄書込みの扱いを考える |
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はじめに/Ⅰ 原テキスト右欄書込みの編集問題/Ⅱ 右欄における改稿過程の諸事例/Ⅲ 原テキスト右欄書込みの扱いに関する小括 |
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第7章 マルクスのギューリヒ抜粋をめぐって |
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はじめに/Ⅰ ギューリヒ抜粋の構成/Ⅱ ギューリヒ抜粋の執筆時期と執筆順序/Ⅲ ギューリヒ抜粋と史的唯物論の形成/むすび |
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第8章 ファーガソンと史的唯物論 |
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はじめに/Ⅰ 問題の所在/Ⅱ マルクスによる『市民社会史論』受容について/Ⅲ アダム・ファーガソンとスコットランド啓蒙/Ⅳ マルクスとファーガソン:テキスト比較/Ⅴ アンネンコフ宛のマルクス書簡/むすび |
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第9章 『ドイツ・イデオロギー』成立史の新展開 |
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はじめに/Ⅰ マルクスとファーガソン-問題提起/Ⅱ マルクスの『市民社会史論』受容時期の推定/Ⅲ フィライシスの問題提起がもつ意義/Ⅳ フィライシスの見解に対する疑問/むすび |
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第10章 フィライシスによる史的唯物論の源泉理解 |
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はじめに/Ⅰ 第4例-歴史投影説/Ⅱ 第3例-「社会」を研究の出発点として/Ⅲ 第9例-イギリス,フランス,ドイツの「市民社会」の概念/Ⅳ フィライシスの陥穽/むすび |
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第11章 戦前期日本の『ドイツ・イデオロギー』翻訳史 |
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Ⅰ リャザーノフ版の翻訳/Ⅱ アドラツキー版の翻訳 |
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第12章 流布版「フォイエルバッハ」章中国語訳(1995年)の根本問題 |
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はじめに/Ⅰ 戦前の郭沫若版と「克士」版/Ⅱ 解放後の中央編訳局版/Ⅲ 『ドイツ・イデオロギー』の文献学的研究の高揚とオンライン版の意義/むすび |
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第13章 中日両国における『ドイツ・イデオロギー』普及史の起点 |
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はじめに/Ⅰ 郭版成立時期推定に関する張一兵と韓立新の論拠/Ⅱ 韓推定が直面する矛盾/Ⅲ 日本語訳の郭版への影響/Ⅳ 郭版の実質的な翻訳底本について/Ⅴ 『ドイツ・イデオロギー』普及史研究における喫緊の課題/むすび |
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第14章 マルクス/エンゲルス著作の朝鮮語翻訳 |
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Ⅰ 概観/Ⅱ 画期的であった1980年代/Ⅲ 翻訳底本と訳者/Ⅳ 書誌 |
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附属資料 草稿記載状況例解・オンライン版サンプル |