書誌種別 |
図書 |
タイトル |
中国浄土教儀礼の研究 |
サブタイトル |
善導と法照の讃偈の律動を中心として |
タイトルヨミ |
チュウゴク ジョウドキョウ ギレイ ノ ケンキュウ |
サブタイトルヨミ |
ゼンドウ ト ホウショウ ノ サンゲ ノ リツドウ オ チュウシン ト シテ |
人名 |
齊藤 隆信/著
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人名ヨミ |
サイトウ タカノブ |
出版者・発行者 |
法藏館
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出版者・発行者等ヨミ |
ホウゾウカン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2015.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,604,30p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥15000 |
ISBN |
978-4-8318-7398-9 |
ISBN |
4-8318-7398-9 |
注記 |
文献:p586〜595 |
分類記号 |
188.62
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件名 |
浄土教-歴史
/
仏教-中国
/
仏教-仏会・仏事
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件名 |
善導
/
法照
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件名 |
ゼンドウ
/
ホウショウ
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内容紹介 |
中国仏教史において最も儀礼が盛況した唐代。浄土教儀礼方面に力をもった善導と、その儀礼を継承した法照を中心に、彼らが作った讃偈の律動を検証。盛況の要因をはじめ、浄土教儀礼の特質と役割を解明する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811881801 |
目次 |
第一部 総論篇 |
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第一章 研究序説 |
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第一節 目的と意義/第二節 方法論/第三節 梗概/第四節 善導と法照 |
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第二章 五部九巻の成立と集記 |
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はじめに/第一節 五部九巻の成立/第二節 集記/おわりに |
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第三章 善導の著作考 |
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はじめに/第一節 分類の再検討/第二節 『観念法門』/第三節 『般舟讃』/第四節 『観経疏』/第五節 『法事讃』/第六節 『往生礼讃偈』/おわりに |
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第四章 法照の著作考 |
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はじめに/第一節 『大聖竹林寺記』/第二節 『五台山大聖竹林寺釈法照得見台山境界記』/第三節 『念仏大聖竹林之寺讃仏文』/第四節 『浄土五会念仏誦経観行儀』(『広本』)/第五節 『浄土五会念仏略法事儀讃』(『略本』)/第六節 詩文(五首)/おわりに |
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第二部 各論篇 |
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第一章 後漢失訳『後出阿弥陀仏偈』とその用途 |
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はじめに/第一節 写本・版本/第二節 本文の校異とその内容/第三節 末書と先行研究/第四節 漢訳か撰述か?/第五節 本書の用途について/おわりに |
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第二章 中国浄土教礼讃偈の律動 |
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はじめに/第一節 浄土教礼讃偈の成立/第二節 世親『往生論』の偈/第三節 曇鸞『讃阿弥陀仏偈』の偈/第四節 龍樹『十二礼』の偈/第五節 迦才『浄土論』の偈/第六節 善導『般舟讃』の偈/おわりに |
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第三章 善導『往生礼讃偈』における讃偈の律動 |
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はじめに/第一節 礼讃偈の文学性/第二節 彦琮の晨朝礼/第三節 善導の日中礼/第四節 善導の日中礼が『広本』で刪削された理由/第五節 韻によるテキスト考/おわりに |
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第四章 善導『観経疏』における讃偈の律動 |
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はじめに/第一節 『観経疏』の性格と善導の宗教活動/第二節 『観経疏』の有韻讃偈とその評価/第三節 初唐の通俗詩/おわりに |
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第五章 善導『法事讃』の儀則 |
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はじめに/第一節 構造/第二節 講経儀礼との関連性/第三節 皇帝、皇后に対する祈願/第四節 礼讃と礼懺の関係/おわりに |
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第六章 善導『法事讃』における讃偈の律動 |
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はじめに/第一節 韻文の三要素/第二節 その他の修辞/第三節 押韻からわかる脱句の存在/おわりに |
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第七章 善導の讃偈に見られる還帰往生という修辞法 |
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はじめに/第一節 還帰往生の用例/第二節 善導の人間観と還帰往生/第三節 五部九巻末書における解釈/第四節 中国詩における帰去来/第五節 還帰往生の当否/おわりに |
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第八章 法照の広略『五会法事讃』の儀則 |
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はじめに/第一節 『浄土五会念仏誦経観行儀』三巻(『広本』)/第二節 『浄土五会念仏略法事儀讃』一巻(『略本』)/おわりに |
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第九章 法照の讃偈における律動と通俗性 |
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はじめに/第一節 讃詩と讃偈/第二節 無韻の讃偈から有韻の讃偈へ/第三節 法照の讃偈における文学的評価/第四節 法照の詩/第五節 法照の讃偈における通俗性/第六節 儀礼における方音の重要性/おわりに |
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第十章 法照崇拝とその礼讃儀礼の凋落 |
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はじめに/第一節 四人の法照/第二節 法照崇拝/第三節 法照浄土教儀礼の凋落/第四節 五会念仏の展開/おわりに |
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第十一章 法照的詩和賛偈(中国語) |
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序言/一 善導和法照/二 法照的詩和賛偈/三 法照対善導賛偈的取捨/結語 |
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終章 本研究の総括・課題と展望 |
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第一節 善導の讃偈/第二節 法照の讃偈/第三節 讃偈の通俗文学性/第四節 今後の課題と展望 |
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第三部 資料篇 |