書誌種別 |
図書 |
タイトル |
近世手習塾の地域社会史 |
シリーズ名 |
近世史研究叢書 |
シリーズ番号 |
39 |
シリーズ名 |
立正大学大学院文学研究科研究叢書 |
タイトルヨミ |
キンセイ テナライジュク ノ チイキ シャカイシ |
シリーズ名ヨミ |
キンセイシ ケンキュウ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
39 |
シリーズ名ヨミ |
リッショウ ダイガク ダイガクイン ブンガク ケンキュウカ ケンキュウ ソウショ |
人名 |
石山 秀和/著
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人名ヨミ |
イシヤマ ヒデカズ |
出版者・発行者 |
岩田書院
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出版者・発行者等ヨミ |
イワタ ショイン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2015.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
359,5p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7900 |
ISBN |
978-4-87294-894-3 |
ISBN |
4-87294-894-3 |
分類記号 |
372.105
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件名 |
寺子屋
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内容紹介 |
近世の初等教育機関である手習塾(寺子屋)の考察を通じて、当時の「教育」のあり方を明らかにする。特に手習塾をめぐる村や地域における人々とのさまざまな関わり方、教育に対する考え方を検討する。 |
著者紹介 |
1969年東京生まれ。立正大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。東京都江戸東京博物館都市歴史研究室専門研究員、学芸員等を経て、立正大学文学部准教授。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811872732 |
目次 |
序章 手習塾にみる庶民教育研究の課題 |
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一 研究課題と研究史の概観/二 本論文における研究方法 |
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第一部 江戸周辺農村の教育 |
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第一章 手習塾の普及 |
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一 袖ケ浦地域における手習師匠/二 袖ケ浦地域における村医者/三 袖ケ浦地域における算術家/四 袖ケ浦地域における武術 |
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第二章 手習塾の普及と寺院 |
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一 武蔵地域における庶民教育の普及/二 熊谷地域にみる教育の普及 |
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補論一 戦後建立の筆子塚にみる「江戸」の「教育社会」 |
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一 浄安寺住職島山晋快の履歴/二 筆子塚建立までの経緯/三 筆子塚の碑文 |
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第三章 手習塾「尚古堂」の考察 |
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一 近世後期幕府の文教政策と村落/二 手習塾「尚古堂」/三 手習塾の役割とその影響 |
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第四章 手習塾「安川舎」の考察 |
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一 藤原新田の概要と手習塾の普及状況/二 手習塾安川舎の成立と門人/三 木下街道周辺地域の家族構成/四 安川舎における教育内容/五 手習塾安川舎の展開と門人/六 村方騒動と手習塾安川舎 |
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第五章 「大野塾」にみる江戸時代の教育文化 |
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一 手習師匠大野雅山と篠津村周辺地域/二 手習塾と家族/三 手習塾での教育文化-門人文吉の不行跡から- |
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第六章 手習師匠の文化活動と地域社会 |
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一 日記にみる安川家の文化活動/二 村人の読書と安川家の「蔵書」/三 安川家の文化活動と姻戚関係 |
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第二部 都市江戸の教育 |
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第一章 幕末維新期における江戸東京の手習塾 |
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一 『開学明細調』について/二 『開学明細調』にみる手習塾と教育内容/三 江戸の手習塾の継承と変化-『江戸方角』から『東京方角』へ- |
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第二章 天保改革期における幕府の「教育」政策と手習師匠 |
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一 天保改革における幕府の庶民「教育」政策/二 手習師匠の褒賞/三 『六諭衍義大意』の手習師匠への頒布 |
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第三章 近世後期における江戸の「教育社会」と門人形成 |
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一 関東農村にみる手習師匠の遊学/二 都市江戸における手習塾の実態/三 江戸における「教育社会」の諸相 |
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第四章 手習師匠曲亭馬琴 |
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一 馬琴による手習塾経営/二 戯作にみる馬琴の教育観 |
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第五章 江戸の手習塾と年中行事 |
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一 江戸の初午/二 手習塾における入門日-通説と事実-/三 往来物にみる「初午」 |
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補論二 絵画にみる江戸の教育 |
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一 明治以後に描かれた手習塾の風景/二 同時代に描かれた手習塾の風景/三 教訓書・往来物などの挿絵に描かれた手習塾 |
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結語 近世における手習塾のあり方 |