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資料の状態
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| No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
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| 1 |
0013159371 | 図書一般 | 913.438/ﾉﾅ15/ | 1F人文 | 貸出可 |
○ |
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書誌情報サマリ
| タイトル |
後三年記の成立
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| 人名 |
野中 哲照／著
|
| 人名ヨミ |
ノナカ テッショウ |
| 出版者・発行者 |
汲古書院
|
| 出版年月 |
2014.11 |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
後三年記の成立 |
| タイトルヨミ |
ゴサンネンキ ノ セイリツ |
| 人名 |
野中 哲照／著
|
| 人名ヨミ |
ノナカ テッショウ |
| 出版者・発行者 |
汲古書院
|
| 出版者・発行者等ヨミ |
キュウコ ショイン |
| 出版地・発行地 |
東京 |
| 出版・発行年月 |
2014.11 |
| ページ数または枚数・巻数 |
11,337,15p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥１００００ |
| ISBN |
978-4-7629-3615-9 |
| ISBN |
4-7629-3615-9 |
| 分類記号 |
913.438
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| 件名 |
奥州後三年記
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| 件名 |
玄恵
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| 件名 |
ゲンエ
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| 内容紹介 |
従来、「後三年記」は絵巻物「後三年合戦絵詞」から詞書だけを抜粋して成立したとされている。文体・表現・語法等を多角的に検証し、「後三年記」は、絵巻物とは関わりなく成立したものと結論を導き出す。 |
| 著者紹介 |
1961年福岡県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。鹿児島国際大学国際文化学部および同大学院国際文化研究科教授。博士(文学)。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009811857773 |
| 目次 |
第一章 『後三年記』から『後三年合戦絵詞』へ |
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一 問題の所在／二 文字言語の創造力と絵画の創造力／三 時空の連続性・認識の一貫性の表現／四 表現主体の方法／五 対享受者説明の意識の存在／六 画中詞的性格の否定と文体の統一性の確認／七 色彩表現と場面描写の問題／八 玄恵作者説・南北朝成立説への疑義／九 おわりに |
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第二章 『後三年記』の文体と表現意識 |
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一 問題の所在／二 表現主体の文体=基調的な文体／三 異質な文体と増補問題／四 表現主体の素材消化・介入／五 表現主体の表現意識／六 おわりに |
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第三章 『後三年記』の表現連鎖 |
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一 問題の所在／二 展開の連続性／三 場面や表現の呼応性／四 認識の一貫・通底／五 増補の可能性／六 おわりに |
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第四章 『後三年記』貞和本と承安本の関係 |
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一 問題の所在／二 文献学的見地からの貞和本の後次性／三 承安本の存在／四 両本の直接関係の可能性／五 貞和本から想定される承安本の性格／六 『康富記』要約文の性格／七 貞和本と承安本(『康富記』要約文)との対応関係／八 両本の記述量の多寡／九 両本の記述内容の齟齬／十 おわりに |
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第五章 『後三年記』の院政期的位相 |
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一 問題の所在／二 人物描写の古相から／三 表現史的観点から／四 周辺説話との先後関係から／五 おわりに |
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第六章 『後三年記』の語彙・語法の古相 |
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一 問題の所在／二 係助詞「なむ」の多用／三 平安期的な語彙／四 中世化現象のみられないこと／五 中世的な語彙・語法のみられる点／六 擬古文の可能性の否定／七 おわりに |
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第七章 『後三年記』の敬語の時代相 |
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一 問題の所在／二 「侍り」「候ふ」に関する国語学の通説／三 『後三年記』の「侍り」「候ふ」の勢力関係と敬度／四 周辺古典文学の「侍り」と「候ふ」／五 擬古文性の否定／六 「させ給ふ」に関する国語学の通説／七 『後三年記』の「させ給ふ」「給ふ」の敬度／八 おわりに |
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第八章 『後三年記』の成立圏 |
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一 問題の所在／二 陸奥国での成立の可能性／三 表現主体(作者)の位相／四 承安本絵巻の制作と秀衡任鎮守府将軍／五 承安本絵巻の詞書としての『後三年記』／六 おわりに |
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第九章 『後三年記』の成立年次 |
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一 問題の所在／二 成立論議の出発点／三 『吉記』の記述の性格／四 『吉記』の記述への疑念三点／五 『後三年記』の様態と参戦者・見聞者／六 清衡時代か基衡時代か／七 成立年次の上限／八 成立年次の揺れとその確定／九 おわりに |
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第十章 『後三年記』と『中尊寺供養願文』との共通位相 |
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一 問題の所在／二 『中尊寺供養願文』の基本事項／三 権力の継承を正当化しようとする指向／四 公私の区分についての鋭敏な感覚／五 おわりに |
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第十一章 『後三年記』の源平 |
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一 問題の所在／二 『今昔物語集』の源平／三 藤原氏の<兵>を除外して「源平」と併称する意識について／四 源平併称の表現の実際／五 一一一〇〜二〇年代の源平の実態／六 おわりに |
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第十二章 『後三年記』は史料として使えるか |
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一 問題の所在／二 史料等級観の危うさ／三 史資料の向こうに表現主体を想定することの大切さ／四 史資料の時代性とは何か／五 史資料の虚構性の質を問う／六 歴史叙述の虚構パターンからみる『後三年記』／七 史資料との向き合いかた／八 『後三年記』の史料的価値／九 おわりに |
目次
内容細目
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