書誌種別 |
図書 |
タイトル |
食と農の社会学 |
サブタイトル |
生命と地域の視点から |
シリーズ名 |
MINERVA TEXT LIBRARY |
シリーズ番号 |
64 |
タイトルヨミ |
ショク ト ノウ ノ シャカイガク |
サブタイトルヨミ |
セイメイ ト チイキ ノ シテン カラ |
シリーズ名ヨミ |
ミネルヴァ テキスト ライブラリー |
シリーズ番号ヨミ |
64 |
人名 |
桝潟 俊子/編著
谷口 吉光/編著
立川 雅司/編著
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人名ヨミ |
マスガタ トシコ タニグチ ヨシミツ タチカワ マサシ |
出版者・発行者 |
ミネルヴァ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ミネルヴァ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2014.5 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,307p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-623-07017-6 |
ISBN |
4-623-07017-6 |
注記 |
汚れあり(小口、裏見返し) |
分類記号 |
610.4
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件名 |
農業
/
食物
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内容紹介 |
現代における「食と農の社会学」を基礎づけるテキスト。グローバル化と工業化が進む現代の食と農を多角的・批判的に分析し、対抗性を担う主体とその実践から、生命と地域に根ざした新しい視点を提示する。 |
著者紹介 |
1947年東京都生まれ。淑徳大学コミュニティ政策学部教授。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009811790082 |
目次 |
序章 食と農をどう捉えるか |
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1 食と農/2 農村社会学批判と「農業・食料社会学」の形成/3 食の社会学および隣接分野の研究/4 日本における農業・食料社会学関連研究 |
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第Ⅰ部 工業化とグローバリゼーション |
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第1章 地球とともに生きる食と農の世界 |
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1 消えゆく生物と食・農/2 食と農をめぐる世界と文明の歩み/3 巨大フードシステムの矛盾/4 「食と農の尊厳性」の回復 |
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第2章 多国籍アグリビジネス |
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1 ブラックボックス化する現代の農と食/2 見えない巨人/3 世界最大の食品企業/4 種子・遺伝子を制する者は世界を制する/5 農業・食料のグローバルガバナンス |
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第3章 地域ブランド |
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1 ホンモノへの需要/2 地域ブランドの実績と生産者への効果/3 規格化と近接性/4 食品の文化遺産化と地域振興 |
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第Ⅱ部 危機・安心・安全 |
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第4章 近代科学技術 |
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1 なぜ有機農業は遺伝子組換え技術を排除するのか/2 機械論と生気論/3 食と農の科学技術における機械論と生気論/4 21世紀における生気論の意義について |
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第5章 農薬開発 |
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1 農薬の歴史/2 新農薬「ネオニコチノイド」の登場/3 農薬の人体影響と予防原則 |
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第6章 畜産 |
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1 現代の畜産システム/2 アニマルウェルフェアをめぐって/3 畜産経営の規模拡大とその影響/4 放牧畜産とその可能性 |
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第7章 生ごみと堆肥 |
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1 生ごみを「燃えるごみ」として出す不思議/2 ごみ処理のしくみ/3 江戸時代の「有機物の地域内循環」/4 近代化による「地域循環型農業」の崩壊/5 地域循環型農業の再生に向けて/6 物質循環,生命循環,社会のつながり |
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第Ⅲ部 地域での実践活動 |
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第8章 ローカルな食と農 |
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1 食と農をいかにつなぐか/2 アメリカにおける有機農業の「産業化」の進展/3 大地と人とのつながりの再構築/4 日本における地域・「ローカル」への視座 |
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第9章 中山間地域 |
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1 中山間地域から持続可能な暮らしと社会を考える/2 中国山地の四季/3 中山間地域とは/4 地域資源を活かした暮らしの原像と崩壊/5 過疎の時代を生き抜いてきた人々/6 地域再生に向けた動き |
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第10章 農の担い手 |
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1 「農」とその多様な担い手/2 国が育成しようとする「担い手」/3 高齢化が進む担い手の状況/4 新規就農(新規参入)の状況と定年帰農の実態/5 「就農」にかかる推移/6 中高年への就農支援と若年層担い手確保の必要性/7 担い手の「多様性」をどう考え,どう支援すべきか/8 「多様な担い手対策」の強化 |
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第11章 農村における女性 |
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1 農村女性を取り巻く状況の変化/2 農村女性起業の実際とその社会的意義/3 いくつかの課題と今後の展望 |
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第12章 都市農村交流 |
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1 グリーン・ツーリズムとは?/2 都市と農村の交流はなぜ必要か/3 新たな段階の日本のグリーン・ツーリズム/4 グリーン・ツーリズムは農村に何をもたらしたのか?/5 フェアツーリズムの理念をグリーン・ツーリズムに |
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終章 食と農をつなぐ倫理を問い直す |
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1 夕食に何を食べる?/2 食消費行動の現代的特徴/3 自給の思想と広がり/4 実効的食農倫理に向けて |