書誌種別 |
図書 |
タイトル |
昭和恐慌と金融政策 |
タイトルヨミ |
ショウワ キョウコウ ト キンユウ セイサク |
人名 |
原田 泰/著
佐藤 綾野/著
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人名ヨミ |
ハラダ ユタカ サトウ アヤノ |
出版者・発行者 |
日本評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
16,185p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-535-55704-8 |
ISBN |
4-535-55704-8 |
注記 |
汚れあり(小口) |
注記 |
文献:p171〜179 |
分類記号 |
332.106
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件名 |
日本-経済-歴史
/
金融政策-歴史
/
恐慌(1929)
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内容紹介 |
昭和恐慌はなぜ起こったのか、どのように終わっていったのか。今なお多くの議論がある昭和恐慌の論争点を分析。昭和恐慌の原因とその収束において、金融政策が重要な役割を果たしたことを明らかにする。 |
著者紹介 |
1950年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部教授。経済学博士。「日本国の原則」で石橋湛山賞を受賞。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009811595554 |
目次 |
第1章 昭和恐慌期の財政政策と金融政策はどちらが重要だったか? |
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1 昭和恐慌と昭和恐慌後の回復過程における財政金融政策/2 先行研究と分析の枠組み/3 VARモデルによる分析/結論 |
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第2章 昭和恐慌期のマネーはベースマネーでコントロールできたのか |
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1 信用乗数の動向/2 信用乗数の変動要因/3 信用乗数の説明モデル/4 マネーサプライの制御可能性/5 どれだけ安定的にマネーサプライを制御できるのか/結論 |
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第3章 昭和恐慌期のマネーと銀行貸出は、どちらが重要だったか |
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1 これまでの研究成果/2 VARモデルによる分析/3 マネーの意味と貸出との比較/結論 |
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第4章 昭和恐慌からの回復における貸出と資本市場の寄与 |
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1 銀行の機能低下はなぜ経済を悪化させるのか/2 戦前期の資金調達構造/3 昭和恐慌後の産業別の固定資産の増加と資金調達/結論 |
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第5章 戦前期と昭和恐慌脱却時の金融政策 |
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1 戦間期の日本経済と金本位制復帰への動き/2 テイラー・ルールによる金融政策の評価/3 拡張テイラー・ルール/4 推定から得られた知見/結論 |
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第6章 マッカラム・ルールによる金融政策の解釈 |
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1 マッカラム・ルールの意味/2 現実の経済とマッカラム・ルールの下での経済/3 昭和恐慌から脱出できたのか/結論 |
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第7章 資源配分効率から見た戦前期日本の成長と変動 |
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1 日本経済の新古典派成長モデル/2 新古典派モデルにおける4つの一階の条件/3 賃金の乖離と全要素生産性の変化で昭和恐慌を説明できるか/4 経済変動の要因は何か/結論 |