書誌種別 |
図書 |
タイトル |
研究室で役立つ有機実験のナビゲーター |
サブタイトル |
実験ノートのとり方から機器分析まで |
タイトルヨミ |
ケンキュウシツ デ ヤクダツ ユウキ ジッケン ノ ナビゲーター |
サブタイトルヨミ |
ジッケン ノート ノ トリカタ カラ キキ ブンセキ マデ |
人名 |
James W.Zubrick/[著]
上村 明男/訳
|
人名ヨミ |
James W Zubrick カミムラ アキオ |
版次 |
第2版 |
出版者・発行者 |
丸善出版
|
出版者・発行者等ヨミ |
マルゼン シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2011.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
15,400p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3700 |
ISBN |
978-4-621-08434-2 |
ISBN |
4-621-08434-2 |
注記 |
原タイトル:The organic chem lab survival manual 原著第8版の翻訳 |
注記 |
初版:丸善 2006年刊 |
分類記号 |
437.075
|
件名 |
有機化学-実験
|
内容紹介 |
有機実験を行ううえでもっとも重要な基礎的技術や知識、研究生活に必須なノウハウを、砕けた言い回しでわかりやすく解説。初めて研究室に配属された学生はもちろん、経験をつんだ学生にも、より深い理解に役立つ入門書。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811468675 |
目次 |
1 月並みだけど「安全第一」 |
|
もし,事故が起こったら/廃棄物の処理法/MSDS:MATERIAL SAFETY DATA SHEET/グリーンケミストリー |
|
2 実験ノートは君の友 |
|
操作法に関する実験/合成実験/収率の計算方法/数学のセンス/君自身のリトマス紙/迷える罪深き実験ノート |
|
3 ハンドブックを読みこなす |
|
CRCハンドブック/LANGE'S/MERCK INDEX(通称「メルク」)/THE ALDRICH CATALOG/MSDS:MATERIAL SAFTY DATA SHEET/「明らか」ってほんとに「明らか?」/インターネットの情報 |
|
4 すり合わせガラス器具 |
|
数字が一つしかないすり合わせ/もう一つの「実験室の愛の物語」/実験室での好プレー・珍プレー:笑ってすまない…こともあるから注意/O-リング/グリースを使う/試薬の保存とくっついたジョイント/コルク栓の仕方/コルクプレス |
|
5 ミクロ実験装置の共通すり合わせ |
|
ミクロスケールについて/O-リング(おぉぉぉぉぉ!!リング?どこいった?)/O-リングの装置の仕方/コニカルバイアル反応容器(ずん胴だけど中身は円錐(コニカル))/ミクロスケールの乾燥管/ガスの捕集管 |
|
6 その他の楽しいガラス器具 |
|
漏斗にビーカーそれにフラスコ/ステンレスのスパチュラ |
|
7 ピペットの「キモ」 |
|
パスツールピペットを使う前準備/ピペットを切る/ピペットで液体を分離する場合/ピペットを使ったミクロ再結晶の濾過法 |
|
8 注射器と針,それにセプタム |
|
ラバーセプタム |
|
9 器具洗いと乾燥 |
|
乾かす必要のないガラス器具/乾かさなくちゃいけないガラス器具/ブラッシング |
|
10 乾燥剤 |
|
よく使う乾燥剤/乾燥剤の使い方/いわれたとおりにやってもうまくいかない…/乾燥剤:ミクロスケールの場合/乾燥:乾燥剤の能力と効率/モレキュラーシーブ |
|
11 生成物 |
|
固体サンプルの場合/液体サンプルの場合/サンプルを入れるバイアル/最後の仕上げ…試薬の漏れ |
|
12 融点測定 |
|
融点測定のサンプルのつくり方/融点測定のヒント/ティーレ管を使った融点測定 |
|
13 再結晶 |
|
よい再結晶溶媒の見つけ方/再結晶の基本/自然濾過の方法/ブフナー漏斗と吸引びん/ヒルシュ漏斗と枝つき試験管/活性炭/アスピレーター/逆流どめ/混合溶媒のススメ-よい側面/混合溶媒のススメ-わるい側面/塩析/ひだつき濾紙の折り方 |
|
14 ミクロスケール再結晶 |
|
結晶の取り出し/クレイグ管による濾過/クレイグ管を使った遠心分離 |
|
15 抽出と洗浄 |
|
まずは,抽出の神のおきて/ちょっとおせっかいなアドバイス/分液漏斗/抽出と洗浄操作の実際/悲劇の解決(上塗り?) |
|
16 抽出と洗浄:ミクロスケール |
|
混合/分離(下層をとる場合)/分離(上層をとる場合)/分離(両方の相を移動させる場合) |
|
17 実験室は「オール電化」 |
|
沸騰石/油浴(あるいは湯浴・砂浴)/マントルヒーター/スライダックなどの電圧コントローラー |
|
18 クランプで固定 |
|
蒸留装置の組み立て方/クリップで留めることのよしあし/クリップの逆襲 |
|
19 蒸留 |
|
蒸留に関する諸注意/クラス1:常圧蒸留(単蒸留)/常圧蒸留の実際/沸点に対する誤解/クラス2:減圧蒸留(真空蒸留)/クラス3:分別蒸留/共沸混合物/クラス4:水蒸気蒸留/水蒸気蒸留のコツ/クーゲルロール:bulb‐to‐bulb distillation |
|
20 ミクロスケール蒸留 |
|
大きなスケールとの違い/ヒックマン装置によるミクロスケール蒸留 |
|
21 ロータリーエバポレーター |
|
突沸事件はいかにして発生するか/ポッチャン事件はどうして発生するか/その他の不幸な事故を防ぐために |
|
22 加熱還流(reflux)と滴下 |
|
普通の還流実験/乾燥条件での還流実験/滴下と還流 |
|
23 ミクロスケール実験での加熱還流(reflux)と滴下 |
|
滴下と還流:ミクロスケールの場合 |
|
24 昇華 |
|
25 ミクロスケール沸点測定 |
|
ミクロスケール沸点測定/超ミクロスケール沸点測定 |
|
26 クロマトグラフィー |
|
固定相/展開と分離/展開溶媒の極性 |
|
27 薄層クロマトグラフィー:TLC |
|
TLCプレートのつくり方(参考:昔はこうやっていた)/スポットのためのキャピラリーのつくり方/スポットの方法/展開の仕方/検出/測定と同定/並べ打ち作戦/重ね打ち作戦/ほかのTLCの問題/分取TLC |
|
28 カラムクロマトグラフィー |
|
カラムの準備/分離精製する試料ののせ方/検出とフラクション(留分)の集め方/ミクロスケールのカラムの場合/フラッシュクロマトグラフィー/ミクロスケールのフラッシュクロマトグラフィー |
|
29 ガスクロマトグラフィー(ガスクロ:GC) |
|
有機合成における機器分析/移動相について/ガスクロのサンプル/サンプルの導入/カラムの中では/検出器/ボンベの使い方/レコーダーの0点あわせ/ガスクロチャートの読み方/インテグレーターの使用上の注意/パラメーターのいろいろ |
|
30 高速液体クロマトグラフィー:HPLC |
|
HPLCの移動相/HPLCのサンプル/HPLCのサンプルの注入口/カラムの中で/検出器/レコーダーもしくはインテグレーター/パラメーターのいろいろ |
|
31 赤外吸収スペクトル:IR+ちょっとだけ紫外可視スペクトル:UV-Vis |
|
ボールとばねのモデルによる分子の振動の考察/そう,量子力学!/非調和振動子/ところが!/分子のブートキャンプ/スペクトル解釈の第一歩/赤外吸収スペクトルのしきたり/じゃ,解釈をしてみよう!/系統的な解析法/IRのサンプルのつくり方/IR分光光度計の仕組み/IRの校正/IRの解釈/FT-IR/紫外可視スペクトル/紫外可視スペクトルの理屈/装置の概略 |
|
32 核磁気共鳴スペクトル:NMR |
|
核スピン/そこで磁石を近づけると(外部磁場)/共鳴周波数/NMRの感度と周波数の関係/化学シフト/緩和時間/分解能の高いNMRをとるには/FT-NMRのすごさ/サンプルのつくり方/NMRチャートの読み方 |
|
33 蒸留の理論 |
|
その1:単蒸留/その2:分別蒸留/その3:水蒸気蒸留 |
|
34 抽出の理論 |