書誌種別 |
図書 |
タイトル |
男女共同参画意識の芽生え |
サブタイトル |
保育者から子どもへの再生産 |
タイトルヨミ |
ダンジョ キョウドウ サンカク イシキ ノ メバエ |
サブタイトルヨミ |
ホイクシャ カラ コドモ エノ サイセイサン |
人名 |
佐藤 和順/著
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人名ヨミ |
サトウ カズユキ |
出版者・発行者 |
ふくろう出版
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出版者・発行者等ヨミ |
フクロウ シュッパン |
出版地・発行地 |
岡山 |
出版・発行年月 |
2010.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
250p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-86186-431-5 |
ISBN |
4-86186-431-5 |
注記 |
文献:p241〜248 |
分類記号 |
376.1
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件名 |
幼児教育
/
性差
/
幼稚園
/
教員
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内容紹介 |
男女共同参画社会を実現させるため、幼稚園におけるジェンダー観の形成過程と、ジェンダー・フリーな教育状態を実践するのに有意義なプログラムを検討する。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811308273 |
目次 |
序章 |
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第1節 本書の目的/第2節 本書の構成 |
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第1章 隠れたカリキュラムを視座としたジェンダー研究 |
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第1節 ジェンダー研究の諸相/第2節 教師の意識を視座としたジェンダー再生産研究の必要性/第3節 教育活動における「表層-深層」構造モデル/第4節 ジェンダー・バイアス・フェードアウト保育 |
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第2章 集団を視座とした幼稚園におけるジェンダー再生産の具体的過程 |
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第1節 幼稚園における「集団」/第2節 「目に見える集団」と「目に見えない集団」/第3節 M幼稚園の「集団」の実態/第4節 「集団」からの排斥と包摂/第5節 「集団」と社会化 |
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第3章 家庭におけるジェンダー再生産の二重構造 |
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第1節 家庭におけるジェンダー形成/第2節 しつけの二重構造/第3節 保護者のしつけ観/第4節 親の性別役割観としつけの関係/第5節 しつけにみるジェンダー再生産構造 |
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第4章 幼稚園におけるジェンダー再生産の二重構造 |
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第1節 幼稚園教師のかかわり/第2節 幼稚園教師の意識/第3節 ストラテジーとしてのジェンダー概念 |
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第5章 幼稚園教師の性別役割観尺度の作成 |
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第1節 幼稚園教師に特化した尺度作成の必要性/第2節 尺度化の諸相/第3節 性別役割観尺度の作成/第4節 教師の性別役割観の類型化の可能性 |
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第6章 教師の性別役割観を視座としたジェンダー再生産の二重構造 |
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第1節 幼稚園教師のジェンダーにかかる意識/第2節 教師の性別役割観と保育場面/第3節 表層構造を規定する深層構造 |
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第7章 意識変容にみるジェンダー・フリー・プログラムの可能性 |
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第1節 教師の援助スキルの自己評価/第2節 援助スキルプログラムの概要/第3節 援助スキルプログラムの結果と考察/第4節 教師の意識と保育スキル |
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第8章 ジェンダー・バイアス・フェードアウト保育の実践 |
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第1節 隠れたカリキュラムの顕在化/第2節 ジェンダー・フリー・プログラムの方向性/第3節 ジェンダー・フリー・プログラムの概要/第4節 ジェンダー・フリー・プログラムの結果と考察/第5節 ジェンダー・バイアス・フェードアウト保育の可能性 |
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第9章 ジェンダー・フリー・プログラムの有効性と課題 |
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第1節 ジェンダー・フリー・プログラムにかかる問題/第2節 ジェンダー・フリー・プログラムの有効性の検証/第3節 有効性検証の概要/第4節 有効性検証の結果と考察/第5節 性別役割観意識の変容とジェンダー・バイアス・フェードアウト |
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第10章 教師のジェンダー観の揺らぎ |
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第1節 揺らぎの深度/第2節 生活史的アプローチの意義と方法/第3節 生活史的アプローチによる教師のジェンダー形成過程調査の結果と考察/第4節 ジェンダー観の揺らぎとジェンダー・バイアス・フェードアウトの可能性 |
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第11章 教師の葛藤を視点としたプログラムの課題 |
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第1節 実践から顕在化する課題/第2節 課題抽出方法の概要/第3節 教師に内在する問題と幼稚園教育に内在する問題/第4節 課題の諸相 |
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終章 |
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第1節 本書の成果/第2節 今後の課題 |