書誌種別 |
図書 |
タイトル |
イラストレクチャー認知神経科学 |
サブタイトル |
心理学と脳科学が解くこころの仕組み |
タイトルヨミ |
イラスト レクチャー ニンチ シンケイ カガク |
サブタイトルヨミ |
シンリガク ト ノウカガク ガ トク ココロ ノ シクミ |
人名 |
村上 郁也/編
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人名ヨミ |
ムラカミ イクヤ |
出版者・発行者 |
オーム社
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出版者・発行者等ヨミ |
オームシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
9,302p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-274-20822-5 |
ISBN |
4-274-20822-5 |
注記 |
さらに勉強を進めるための参考図書:章末 文献:p255〜281 |
分類記号 |
491.371
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件名 |
脳
/
認知
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内容紹介 |
さまざまな認知がそもそもなぜ必要なのかという心理学的な問題提起から始め、システム神経科学の研究知見を幅広く紹介。研究史、神経生物学の基礎、研究法のほか、視覚、聴覚、言語といった各論を解説する。 |
著者紹介 |
東京大学大学院総合文化研究科所属。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811273648 |
目次 |
第1章 こころの科学研究史 |
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1.1 古代・近世哲学/1.2 感覚生理学/1.3 精神物理学/1.4 実験心理学/1.5 ゲシュタルト心理学/1.6 認知心理学/1.7 大脳生理学/1.8 神経生理学・脳イメージング |
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第2章 神経細胞および神経回路網の構造と機能 |
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2.1 ニューロンの構造/2.2 細胞の活動と代謝/2.3 細胞膜とその生物物理/2.4 活動電位の発生と伝導/2.5 シナプスの構造とシナプス伝達/2.6 神経伝達物質と受容体/2.7 神経回路網の構造と機能/2.8 システムとしての神経回路網と実際 |
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第3章 認知神経科学研究法 |
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3.1 神経心理学/3.2 ニューロン活動記録/3.3 経頭蓋磁気刺激(TMS)/3.4 脳波(EEG)/3.5 脳磁図(MEG)/3.6 陽電子放出断層撮影(PET)/3.7 機能的磁気共鳴画像法(fMRI) |
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第4章 視覚 |
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4.1 視覚の解くべき問題/4.2 眼から皮質への投射/4.3 視覚神経系の基本特性/4.4 2つの視覚経路/4.5 動きの見えの現象と脳内処理/4.6 奥行き手がかり/4.7 明るさ・色・質感/4.8 視覚から認識へ |
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第5章 聴覚 |
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5.1 聴覚の解くべき問題:聴覚情景分析/5.2 音響信号から神経信号へ/5.3 聴覚神経系の構造/5.4 ピッチ/5.5 振幅包絡/5.6 音源定位/5.7 複数音源の知覚/5.8 聴覚系の短期的可塑性 |
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第6章 言語 |
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6.1 言語の産出と理解の機能的意義/6.2 自然言語の知識と構造/6.3 音声認識/6.4 文字認識/6.5 語彙アクセス/6.6 文解析/6.7 文章理解/6.8 言語産出 |
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第7章 注意と眼球運動 |
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7.1 注意の機能的意義/7.2 注意の諸現象/7.3 内発性,外発性注意/7.4 注意の障害と非注意刺激の処理/7.5 注意に関連した脳活動/7.6 注意と脳各部の機能/7.7 注意の移動と眼球運動:行動/7.8 注意の移動と眼球運動:神経機構 |
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第8章 体性感覚・運動 |
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8.1 運動制御:2つのアプローチ/8.2 体性感覚/8.3 身体像/8.4 運動に伴う体性感覚の抑制:自分をくすぐれない理由/8.5 大脳皮質運動野:運動計画と運動指令の座/8.6 小脳:縁の下の力持ち/8.7 運動制御の不良設定性と最適化/8.8 複数の技能の学習と選択 |
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第9章 学習・記憶 |
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9.1 学習と記憶の役割と定義/9.2 シナプス伝達効率の可塑性/9.3 内側側頭葉記憶システムⅠ:臨床研究と破壊実験/9.4 内側側頭葉記憶システムⅡ:記憶のニューロン表現/9.5 内側側頭葉記憶システムⅢ:分子生物学,脳機能イメージング/9.6 記憶の価値付け/9.7 技能の獲得/9.8 記憶モデル,記憶と予測 |
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第10章 執行機能 |
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10.1 前頭葉症状/10.2 作業記憶/10.3 能動的情報選択/10.4 葛藤と認知制御/10.5 目標指向行動/10.6 意思決定/10.7 対象の価値/10.8 社会性 |
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第11章 意識 |
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11.1 意識の科学的アプローチ/11.2 意識の統一性/11.3 意識の時間特性/11.4 意識を司る神経回路網をめぐって/11.5 意識を司るニューラルダイナミクスをめぐって/11.6 ウェットウェアの制約を超えて知覚される世界/11.7 脳の中の仮想現実/11.8 自由意思と意識研究のこれから |
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第12章 情動 |
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12.1 情動の心理モデル/12.2 情動の神経メカニズムの概要/12.3 情動評価に関わる扁桃体/12.4 快の評価に関わる側坐核/12.5 情動の行動・身体反応を喚起する視床下部・脳幹/12.6 刺激を評価し情動を制御する前頭葉/12.7 情動に関わるその他の部位:大脳基底核・島と小脳/12.8 情動障害 |
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第13章 発達・社会性 |
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13.1 発達研究の方法論/13.2 知覚の発達/13.3 運動の発達/13.4 聴覚・言語の発達/13.5 学習・記憶と発達/13.6 意識の発達/13.7 心の理論/13.8 自己・他者認知の脳内メカニズム |
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第14章 計算神経科学 |
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14.1 計算論的アプローチ/14.2 意思決定の計算論とモデルによる実験検証/14.3 神経コード/14.4 神経デコーディング/14.5 ブレイン-マシンインタフェースとマインドリーディング/14.6 ニューラルネット |