書誌種別 |
図書 |
タイトル |
品質工学概論 |
タイトルヨミ |
ヒンシツ コウガク ガイロン |
人名 |
矢野 宏/著
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人名ヨミ |
ヤノ ヒロシ |
出版者・発行者 |
日本規格協会
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン キカク キョウカイ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2009.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
287p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-542-51130-9 |
ISBN |
4-542-51130-9 |
注記 |
田口玄一博士の著書一覧:p276〜277 |
分類記号 |
509.66
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件名 |
品質管理
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内容紹介 |
田口玄一が提唱した、日本生まれの学問「品質工学」。その歴史的背景や成立の事情から、SN比の発明、実験による設計技術の開発、パターン認識の方法、技術開発の課題までを解説する。 |
著者紹介 |
品質工学会会長。応用計測研究所株式会社代表取締役。著書に「誤差のおはなし」「品質工学に挑む」「超成功法」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811178372 |
目次 |
第1章 品質工学の構成 |
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1.1 品質工学の発祥/1.2 品質工学の構成要素/1.3 システムとしての働きを考える品質工学/1.4 品質工学の考え方をめぐって |
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第2章 品質工学成立の背景 |
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2.1 日本の技術開発の歴史/2.2 田口実験計画法の展開/2.3 実験計画法から品質工学への発展 |
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第3章 SN比の発明-評価方法の設計 |
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3.1 2乗和の分解と最適条件/3.2 SN比の定量化/3.3 技術の働きのSN比による表現/3.4 基本機能による表現 |
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第4章 SN比の正しさの確認-直交表 |
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4.1 交互作用の現象/4.2 交互作用の意味/4.3 直交表L18の利用/4.4 工作機械の切削条件の例 |
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第5章 社会損失の評価-損失関数 |
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5.1 特性値と品質による損失/5.2 損失関数による損失の定量化/5.3 規格値の決め方 |
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第6章 計測技術におけるSN比の役割 |
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6.1 計測器の校正の規格/6.2 計測器の誤差の評価/6.3 信号の水準を比率で作るSN比-食品の菌の培養の場合/6.4 プラスチックの寸法測定のSN比-標準値の推定方法 |
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第7章 実験による設計技術の開発 |
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7.1 設計システムの考え方/7.2 システム選択/7.3 実験におけるパラメータ設計の考え方/7.4 電圧と電流の関係の利用/7.5 荷重と変形量の関係の利用/7.6 電気量の利用/7.7 回転する働きの評価/7.8 化学反応の評価方法/7.9 基本的な働きの発想のもと-転写性/7.10 官能検査におけるSN比の考え方/7.11 率のデータのSN比の表し方 |
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第8章 設計技術への応用 |
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8.1 標準SN比の成立/8.2 シミュレーションによるパラメータ設計/8.3 電子回路のシミュレーションのパラメータ設計の例/8.4 許容差設計の方法/8.5 取引きにおける機能性の評価 |
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第9章 パターン認識の方法 |
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9.1 品質工学におけるパターン認識/9.2 MTシステムの考え方/9.3 病気の診断におけるMTシステム-予測としきい値の決め方/9.4 火災報知器のMTシステム-項目選択と診断/9.5 足浴用漢方入浴剤の開発-パラメータ設計への応用/9.6 MTシステムのSN比(1)-T法(1)と(2)/9.7 MTシステムのSN比(2)-RT法 |
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第10章 製造工程条件の設計-オンライン品質工学 |
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10.1 製造工程条件の設計の課題/10.2 フィードバック制御による調整/10.3 工程の診断/10.4 検査の課題/10.5 不可抗力な事柄への対応 |
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第11章 データの不完全さへの対応 |
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11.1 設計における使いやすさの評価(バグチェック)/11.2 データが十分に求められない場合(1)-不完全データが少ない場合/11.3 データが十分に求められない場合(2)-不完全データが多い場合/11.4 判定能力の評価 |
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第12章 技術開発の課題 |
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12.1 科学と技術の関わり/12.2 技術と技術者の位置付け/12.3 技術開発における品質工学/12.4 システム開発と品質工学 |