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書誌情報サマリ

タイトル

朝鮮開化思想とナショナリズム

人名 月脚 達彦/著
人名ヨミ ツキアシ タツヒコ
出版者・発行者 東京大学出版会
出版年月 2009.3


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 朝鮮開化思想とナショナリズム
サブタイトル 近代朝鮮の形成
タイトルヨミ チョウセン カイカ シソウ ト ナショナリズム
サブタイトルヨミ キンダイ チョウセン ノ ケイセイ
人名 月脚 達彦/著
人名ヨミ ツキアシ タツヒコ
出版者・発行者 東京大学出版会
出版者・発行者等ヨミ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2009.3
ページ数または枚数・巻数 9,390,4p
大きさ 22cm
価格 ¥7200
ISBN 978-4-13-026134-0
ISBN 4-13-026134-0
注記 文献:p373〜382
分類記号 129.1
件名 朝鮮思想-歴史ナショナリズム
内容紹介 19世紀末から20世紀初の朝鮮の歴史について、開化派と開化思想を中心に考察。「朝鮮」「韓国」「朝鮮民族」などの概念が形成される過程とメカニズムを解明する。
著者紹介 1962年北海道生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科准教授。
言語区分 jpn
タイトルコード 1009811168801
目次 序章 朝鮮開化思想研究の歴史と課題
一 内在的発展論と朝鮮開化思想/二 「近代主義」批判と「近代」批判/三 朝鮮開化思想史研究の問題点/四 朝鮮における「国民国家」の形成/五 「国民国家」と「民衆」/六 本書の構成
第一部 朝鮮開化思想の形成と兪吉濬
第一章 朝鮮における国民国家創出論の形成
はじめに/一 開化思想の形成/二 「中立論」の位置/三 宗属関係破棄論/むすびにかえて
第二章 朝鮮開化思想の構造
はじめに/一 欲望と通義/二 文明論的立憲君主制/むすびにかえて
第三章 保護条約以後の「実力養成運動」の論理と活動
はじめに/一 民間への転身とその論理/二 漢城府民会の設立/三 活動からみた漢城府民会の設立要因と性格/四 保護国下の殖産興業運動/五 韓国併合と民間の実力養成運動/むすびにかえて
第二部 朝鮮ナショナリズムの形成と大韓帝国
第四章 大韓帝国成立前後の対外的態度
はじめに/一 甲午改革以前の外交儀礼/二 甲午改革における外交儀礼/三 大韓帝国の成立と外交儀礼/四 大韓帝国の皇帝像/むすびにかえて
第五章 独立協会の「国民」創出運動
はじめに/一 『独立新聞』の「国民」創出論/二 一八九八年の政治運動と「国民」創出/三 激化と「国民」創出運動の挫折/むすびにかえて
第六章 『独立新聞』における「自主独立」と「東洋」
はじめに/一 「自主独立」と「東洋」の認識/二 西勢東漸と「東洋」連帯/むすびにかえて
第三部 朝鮮ナショナリズムの展開と政治文化
第七章 近代朝鮮の開化運動における文明と民衆
はじめに/一 ソウルの変貌と独立協会/二 独立協会における民衆/三 啓蒙と民衆のズレ-むすびにかえて
第八章 保護国期における朝鮮ナショナリズムの展開
はじめに/一 純宗の即位式と皇帝像の変化/二 保護国期の皇帝と民衆/三 南巡・西巡と民衆/四 「抗日ナショナリズム」の形成/むすびにかえて
第九章 「愛国啓蒙運動の文明観・日本観」再考
はじめに/一 研究動向の概要/二 「愛国啓蒙運動」の二類型/三 「抗日ナショナリズム」の形成/四 「愛国啓蒙運動」の歴史的性格/むすびにかえて
終章 まとめと展望
一 朝鮮開化思想とナショナリズム/二 「国民国家」論と「植民地近代性」論



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