書誌種別 |
図書 |
タイトル |
タンパク質の構造と機構 |
シリーズ名 |
バイオサイエンス・シリーズ |
タイトルヨミ |
タンパクシツ ノ コウゾウ ト キコウ |
シリーズ名ヨミ |
バイオサイエンス シリーズ |
人名 |
Alan Fersht/著
桑島 邦博/訳
有坂 文雄/訳
熊谷 泉/訳
倉光 成紀/訳
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人名ヨミ |
Alan Fersht クワジマ クニヒロ アリサカ フミオ クマガイ イズミ クラミツ セイキ |
出版者・発行者 |
医学出版
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出版者・発行者等ヨミ |
イガク シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2006.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
24,758p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6980 |
ISBN |
4-7578-0402-4 |
注記 |
キズあり(裏表紙) |
注記 |
原タイトル:Structure and mechanism in protein science |
分類記号 |
464.2
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件名 |
蛋白質
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内容紹介 |
簡単な直接観測と直接測定に力点を置いた、蛋白質の構造、活性、反応機構に関する研究の手引きとも言うべき一冊。酵素反応機構の研究に携わる研究者や学生のみならず、広く蛋白質科学の分野の研究者や学生の参考書として最適。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810859182 |
目次 |
第1章 蛋白質の三次元構造 |
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A.蛋白質の一次構造/B.三次元構造の決定法/C.蛋白質の三次元構造/D.蛋白質の多様性/E.より高い水準の組織化:多酵素複合体/F.酵素-基質複合体の構造/G.蛋白質の柔軟性とコンフォメーション運動性 |
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第2章 化学触媒 |
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A.遷移状態理論/B.触媒の原理/C.共有結合触媒/D.構造-活性相関/E.微視的可逆性すなわち詳細釣り合いの原理/F.速度論的等価性の原理/G.速度論的同位体効果/H.酵素触媒の古典的因子のまとめ |
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第3章 酵素反応速度論の基本式 |
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A.定常状態の速度論/B.Michaelis‐Mentenパラメータの重要性/C.データのグラフ表示/D.阻害/E.非生産的結合/F.kcat/KM=k2/Ks/G.拮抗基質/H.可逆性:Haldaneの式/I.Michaelis‐Mentenの式が適用できない揚合/J.多基質系/K.速度式の簡便化/L.熱力学サイクル |
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第4章 各速度定数の測定と大きさ |
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パート1 A.迅速混合とサンプリング技術/パート1 B.閃光分解(flash photolysis)/パート1 C.緩和法(relaxation methods)/パート1 D.前定常状態と緩和速度過程の解析/パート1 E.酵素の絶対濃度/パート2 A.速度定数の上限/パート2 B.酵素の速度定数と律速過程 |
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第5章 酵素触媒のpH依存性 |
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A.単純な酸と塩基のイオン化:その基本式/B.酵素の解離基のイオン化が速度過程に及ぼす影響/C.単純な理論の修正と破綻/D.表面電荷が酵素の基のpKaに与える影響/E.データのグラフ表示/F.説明に役立つ実例と実験的証拠/G.酵素の解離基の直接滴定/H.酵素内の基や溶液中の基に及ぼす温度,溶媒の極性,イオン強度の影響/I.酵素中でのpKaの大きな摂動 |
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第6章 反応速度論と平衡論に関する実用的方法 |
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A.分光法と反応速度法/B.反応速度データのプロット/C.蛋白質-リガンド複合体の解離定数の決定/D.結合データのプロット/E.コンピュータを用いたデータのフィッティング/F.統計,観測誤差と精度 |
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第7章 酵素反応における中間体の検出 |
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A.前定常状態速度論と定常状態速度論の違い/B.キモトリプシン:ストップトフロー分光法,定常状態の反応速度論および生成物の分配による中間体の検出/C.分配実験と速度論的実験による中間体検出の例/D.アミノアシル‐tRNA合成酵素:停止フロー法,定常状態の速度論解析,同位体交換を用いた中間体の検出/E.コンフォメーション変化の検出/F.今後の展望 |
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第8章 酵素反応の立体化学 |
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A.光学活性とキラリティー/B.立体特異的酵素反応の例/C.キラル中心のコンフィグレーションの保持や反転に基づく中間体の検出/D.キラルなメチル基/E.キラルなリン酸/F.酵素反応の立体電子的制御 |
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第9章 活性部位結合型および酵素によって活性化される不可逆的阻害剤:「アフィニティーラベル」および「自殺阻害剤」 |
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A.蛋白質の化学修飾/B.活性部位特異的不可逆阻害剤/C.酵素によって活性化される不可逆的阻害剤/D.遅くて,強い結合による阻害 |
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第10章 コンフォメーション変化,アロステリック制御,モーター,仕事 |
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A.正の協同性/B.アロステリック相互作用と協同性の機構/C.負の協同性と半活性部位(half‐of‐the‐sites)反応性/D.協同性の定量的解析/E.ヘモグロビンへの協同的な結合の分子機構/F.代謝経路の制御/G.ホスホフルクトキナーゼとアロステリックフィードバックによる制御/H.グリコーゲンホスホリラーゼとリン酸化による制御/I.G蛋白質:分子スイッチ/J.モーター蛋白質/K.回転触媒によるATP合成:ATP合成とF1‐ATPase |
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第11章 分子間力と結合エネルギー |
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A.非結合原子間の相互作用/B.蛋白質とリガンドの結合のエネルギー/C.エネルギー増分の実験による測定/D.エントロピーと結合/E.エンタルピー-エントロピー相殺/F.まとめ |
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第12章 酵素-基質の相補性と触媒における結合エネルギーの利用 |
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A.触媒における酵素-基質結合エネルギーの利用/B.触媒反応における結合エネルギーの利用と酵素-基質遷移状態相補性の実験的根拠/C.最大反応速度の進化:遷移状態の強い結合及び基質の弱い結合/D.結合エネルギー利用の分子機構/E.中間体の集積に関する速度最適化の効果と,酵素における内在的な平衡 |
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第13章 特異性と修正機構 |
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A.特異性の限界/B.修正または校正機構/C.正確さの代価 |
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第14章 組換えDNA技術 |
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A.DNAの構造と特性/B.大量生産のための酵素遺伝子のクローニング/C.合理的設計のための部位特異的突然変異導入/D.無作為変異導入とレパートリーの選択 |
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第15章 蛋白質工学 |
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パート1 A.機構論的な目的/パート1 B.チロシル‐tRNAシンテターゼ/パート1 C 体系的な部位特異的変異導入研究の必要性/パート1 D.変異の選択/パート1 E.戦略:自由エネルギープロフィールと差エネルギー図/パート1 F.チロシン活性化における差エネルギー図からの結果/パート1 G.差エネルギーからの見かけ上の結合エネルギーと増加結合エネルギーとの関係/パート1 H.進化の調査:“逆遺伝学”/パート1 I.結合エネルギーにおける直線自由エネルギー関係/パート1 J.変異誘発による酵素の全体の構造と対称性の探索/パート1 K.Tyr‐AMPの加水分解に対する自由エネルギーの測定/パート2 A.ズブチリシン/パート2 B.触媒トライアドとオキシアニオン結合部位の精密解析/パート2 C.特異性の再設計/パート2 D.安定性と他の特性の設計 |
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第16章 酵素の構造と反応機構の事例研究 |
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A.脱水素酵素/B.プロテアーゼ/C.リボヌクレアーゼ/D.リゾチーム/E.いくつかの一般論 |
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第17章 蛋白質の安定性 |
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A.蛋白質の変性/B.変性状態の構造/C.安定性変化の測定/D.構造形成のエネルギー特性/E.安定性-活性の折り合い/F.一次構造からの三次元構造の予測 |
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第18章 蛋白質フォールディングの速度論 |
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A.フォールディングの速度論/B.二状態速度過程/C.多状態速度過程/D.蛋白質フォールディングにおける遷移状態/E.Φ値解析入門/F.[1]H/[2]H交換法/G.ペプチドのフォールディング |
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第19章 フォールディング経路とエネルギー地形 |
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A.レービンタール(Levinthal)のパラドックス/B.CI2のフォールディング/C.核形成凝結機構(nucleation‐condensation mechanism)/D.バルナーゼのフォールディング/E.マイクロ秒分解能におけるバルスターのフォールディング経路/F.統一的フォールディング・スキーム?/G.理論からの洞察/H.フォールディング速度の最適化/I.分子シャペロン |
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索引 |