書誌種別 |
図書 |
タイトル |
自治体発の政策革新 |
サブタイトル |
景観条例から景観法へ |
タイトルヨミ |
ジチタイハツ ノ セイサク カクシン |
サブタイトルヨミ |
ケイカン ジョウレイ カラ ケイカンホウ エ |
人名 |
伊藤 修一郎/著
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人名ヨミ |
イトウ シュウイチロウ |
出版者・発行者 |
木鐸社
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出版者・発行者等ヨミ |
ボクタクシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2006.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
289p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
4-8332-2376-7 |
注記 |
文献:p275〜285 |
新聞書評情報 |
朝日新聞 |
書評掲載日 |
2006/05/07 |
分類記号 |
518.8
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件名 |
都市計画-条例・規則
/
景観デザイン
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内容紹介 |
自治体が人的・財政的資源を活用し、現代社会の政策課題に取り組む主体として、その潜在力を発揮できるのは、どのような条件のもとでか。いかにして自治体発の政策革新が可能になるのか。景観条例を題材として考察する。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810855385 |
目次 |
はじめに |
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本書の目的:自治体発の政策革新の解明/今日的政策としての景観条例/景観問題に典型的に表れる政策課題の構造/本書の構成 |
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第1章 政策革新の理論:総体レベルの政策革新 |
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定義と先行研究/動的相互依存モデル再訪/モデルの拡張:相互参照による総体レベルでの政策革新/本章のまとめ |
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第2章 景観条例の歴史的展開:総体レベルでの法学的観察 |
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景観条例の変遷の分析手法/景観条例の展開:制定状況概観/歴史的景観条例/柔軟な制度の模索と都市景観形成/県条例/バブル期以降の展開/景観法の政策手段/本章のまとめ |
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第3章 革新者たち:金沢市,神戸市,藤沢市の政策過程追跡 |
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観察の対象と枠組み/金沢市伝統環境保存条例/神戸市都市景観条例/藤沢市/先行者へのフィードバック/本章のまとめ |
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第4章 伝建の指定と合意形成:竹富町と川越市の政策過程追跡 |
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竹富町/川越市/甘楽町/桐生市/本章のまとめ |
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第5章 バブル経済下の条例の波及:群馬県内の比較事例研究 |
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群馬県内の景観条例普及状況/新治村:バブルへの迅速な対応/水上町谷川区:自発的住民協定/嬬恋村・長野原町:高さ規制を前面に/川場村:むらづくりから条例へ/高崎市・前橋市:紛争なき条例制定/草津町:都市類似的課題への対応/片品村:花を愛する村長の遺志を実現/月夜野町:条例を検討するも制定せず/群馬県の役割/本章のまとめ |
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第6章 条例制定過程の全体像:景観アンケートによる一般化 |
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条例制定過程を理解する枠紐み:修正ステージ・モデル/景観条例制定過程の実際/条例を制定しない理由/本章のまとめ |
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第7章 相互参照の実態:どこがどこを参照するのか |
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検証すべき論点/相互参照の実際/相互参照の対象/準拠関係の有無:相互参照の対象は安定しているか/相互参照の規則性/本章のまとめ |
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第8章 政府間関係と政策革新:国・都道府県・市町村問の相互参照 |
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相互参照と政府間関係/国の自治体への影響/都道府県の影響力(条例以外)/都道府県条例が市町村条例に及ぼす影響/都道府県の相互参照:都道府県は市区町村を参考にするか/国との関係/本章のまとめ |
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第9章 相互参照と政策の発展:政策手段の多様化と共通化 |
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相互参照と内容の類似の視覚的把握:クラスター分析/相互参照による多様性の保持:条例間距離の測定/都道府県条例による市町村条例の内容の収束/景観条例の三つの型:主成分分析/本章のまとめ |
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第10章 景観条例の執行と自治体の選択:コモンズの悲劇を乗り越える |
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景観条例の執行と効果/景観条例が効果を発揮する条件(ゲーム分析1)/なぜ誘導が好まれるのか(ゲーム分析2)/事例研究・統計データによる検討/本章のまとめ |
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終章 政策革新を促す |
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本書の発見の概要/相互参照をめぐる発見の含意/地方制度改革への含意/相互参照をどう促進するか/景観法の活用と現代的共通課題への取り組み/おわりに |
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補論 |