書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ファーストステップ憲法 |
シリーズ名 |
法学教室Library |
タイトルヨミ |
ファースト ステップ ケンポウ |
シリーズ名ヨミ |
ホウガク キョウシツ ライブラリー |
人名 |
赤坂 正浩/著
井上 典之/著
大沢 秀介/著
工藤 達朗/著
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人名ヨミ |
アカサカ マサヒロ イノウエ ノリユキ オオサワ ヒデユキ クドウ タツロウ |
出版者・発行者 |
有斐閣
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出版者・発行者等ヨミ |
ユウヒカク |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2005.5 |
ページ数または枚数・巻数 |
15,363p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥2700 |
ISBN |
4-641-12971-1 |
分類記号 |
323.14
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件名 |
憲法-日本
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内容紹介 |
『法学教室』の同名連載を単行本化。新判例・文献などを取り入れ、議論の展開を最新の情報にすることで、さらなる学習の便宜を図る。初学者にもより深く憲法を考えたい学生にも最適。 |
著者紹介 |
1956年東京都生まれ。現在、神戸大学大学院法学研究科教授。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810748107 |
目次 |
第1章 憲法と国家の役割 |
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Ⅰ 「ケンポウ」ということの意味/Ⅱ 「国」とはどんなもの?/Ⅲ 「国家権力」に関する約束事-憲法の概念/Ⅳ 「最高の決まり」であることの意味/Ⅴ 地理的空間の拡大 |
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第2章 子どもの人権 |
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Ⅰ 子どもの人権に関する一般的考察/Ⅱ 子どもの人権に関する個別的問題/Ⅲ おわりに |
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第3章 環境問題と憲法 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 環境倫理学の問題提起/Ⅲ 憲法理論の動向/Ⅳ おわりに |
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第4章 男女共同参画社会と平等 |
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Ⅰ 差別のない社会に生きる!/Ⅱ 平等の保障と差別の禁止/Ⅲ 性差別と男女平等/Ⅳ 人権の世紀における考え方 |
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第5章 天皇の「儀式」と政教分離 |
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Ⅰ イギリス国王と宗教/Ⅱ 天皇と宗教/Ⅲ 皇位継承の儀式と政教分離 |
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第6章 芸術の自由とプライバシー |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 憲法と芸術,憲法とプライバシー/Ⅲ 人権相互の衝突と調整/Ⅳ モデル小説とプライバシーをめぐる判例/Ⅴ おわりに |
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第7章 インターネットと表現の自由の原理 |
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Ⅰ IT時代のインターネットのもたらすもの/Ⅱ インターネットにおける名誉毀損/Ⅲ アッシュクロフト事件/Ⅳ インターネットにおける選挙運動の規制をめぐる議論/Ⅴ 結びに代えて一言-表現の自由の原理の重要性 |
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第8章 情報公開と個人情報保護 |
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Ⅰ 情報公開法とその意味/Ⅱ 情報公開法制と個人情報保護法制の調整/Ⅲ 情報公開制度の生成と憲法秩序/Ⅳ 結びに代えて |
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第9章 放送の自由 |
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Ⅰ 放送の自由って?/Ⅱ 放送の自由に対する規律とその根拠/Ⅲ 放送規制に積極的なドイツとアメリカの見解/Ⅳ チャレンジに値する課題 |
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第10章 先端生命科学技術と学問の自由 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 先端生命科学技術/Ⅲ 学問の自由/Ⅳ 人間の尊厳/Ⅴ おわりに |
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第11章 憲法における婚姻と家族 |
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Ⅰ 結婚の自由と自由な結婚/Ⅱ カント対ヘーゲル-「契約」対「制度」/Ⅲ 同性の婚姻?-「生活パートナー関係法」の合憲性/Ⅳ 日本国憲法24条1項の意味 |
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第12章 職業としてのスポーツと労働 |
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Ⅰ 個人の趣味から始まるスポーツ/Ⅱ 職業としてのスポーツとプロ・スポーツ選手/Ⅲ プロ野球組織に内包された憲法問題/Ⅳ スポーツを主催・統轄する人,協議する人,見て楽しむ人 |
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第13章 身体・財産・職業 |
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Ⅰ 自己所有権/Ⅱ カラダが財産?/Ⅲ カラダで稼ぐ?/Ⅳ まだ幸福追求権がある! |
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第14章 政党と選挙 |
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Ⅰ はじめに-「決まり」としての議会制民主主義/Ⅱ 我々の代表者を選ぶ方法-選挙権と選挙制度/Ⅲ 選挙・政治で無視できない存在-政党制度/Ⅳ 国民が主役の議会制民主主義へ |
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第15章 二院制と参議院制度の改革 |
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Ⅰ 日本で二院制が問題とされるわけ/Ⅱ 比較法的観点から見た二院制/Ⅲ 参議院の制度改革を見る視点/Ⅳ まとめに代えて |
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第16章 代表民主制と国民投票・住民投票 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 代表民主制擁護論と直接民主制擁護論/Ⅲ 日本国憲法と代表民主制・直接民主制/Ⅳ おわりに |
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第17章 法律の制定手続 |
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Ⅰ 憲法と法律/Ⅱ 法律制定手続上の諸問題/Ⅲ 法律と命令 |
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第18章 内閣機能の強化と首相公選論 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 状況認識/Ⅲ 憲法理解/Ⅳ 処方箋/Ⅴ おわりに |
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第19章 憲法訴訟と憲法裁判所 |
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Ⅰ 日本はアメリカ型司法審査制-憲法81条と学説・判例/Ⅱ 憲法裁判所導入論はなぜ生まれたか?/Ⅲ 選択肢としてのヨーロッパ型憲法審査制/Ⅳ 違憲審査制の二つのモデルの異同/Ⅴ これからの議論のために |
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第20章 立法不作為と違憲審査 |
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Ⅰ 「無」に関する問題の提起/Ⅱ 「無」によって惹起される憲法問題-立法不作為の諸論点/Ⅲ 「無」の状態を裁判で争う方法-立法不作為の違憲審査/Ⅳ 「無」はなかなか「有」にならないのか? |
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第21章 最高法規と憲法判例 |
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Ⅰ 最高法規としての憲法/Ⅱ 「立法」と「司法」/Ⅲ 裁判による法形成と「裁判官の独立」/Ⅳ 最高法規としての憲法判例? |
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第22章 条約と外交 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 外交/Ⅲ 条約/Ⅳ 確立された国際法規 |
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第23章 危機管理と憲法 |
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Ⅰ 不測の事態に備えて/Ⅱ 危機に対処する国家権力-国家による危機管理/Ⅲ 様々な危機に対処する仕組み/Ⅳ 危機管理に対する憲法学の消極性-憲法学の危機管理 |
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第24章 憲法改正と合衆国憲法 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ とりあえず合衆国憲法の憲法修正条項から/Ⅲ 憲法改正手続との関連で/Ⅳ まとめに代えて |