| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
平家物語の表現世界 |
| サブタイトル |
諸本の生成と流動 |
| シリーズ名 |
東京女子大学学会研究叢書 |
| シリーズ番号 |
36 |
| タイトルヨミ |
ヘイケ モノガタリ ノ ヒョウゲン セカイ |
| サブタイトルヨミ |
ショホン ノ セイセイ ト リュウドウ |
| シリーズ名ヨミ |
トウキョウ ジョシ ダイガク ガッカイ ケンキュウ ソウショ |
| シリーズ番号ヨミ |
36 |
| 人名 |
原田 敦史／著
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| 人名ヨミ |
ハラダ アツシ |
| 出版者・発行者 |
花鳥社
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| 出版者・発行者等ヨミ |
カチョウシャ |
| 出版地・発行地 |
東京 |
| 出版・発行年月 |
2022.12 |
| ページ数または枚数・巻数 |
10,402p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥９０００ |
| ISBN |
978-4-909832-67-2 |
| ISBN |
4-909832-67-2 |
| 分類記号 |
913.434
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| 件名 |
平家物語
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| 内容紹介 |
流動の文芸たる「平家物語」の世界の総体と、その本質とは。「平家物語」を中心に、「保元物語」「平治物語」「承久記」など多彩な諸本からなる軍記物語本文の具体相を示す。 |
| 著者紹介 |
埼玉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。東京女子大学現代教養学部教授。著書に「平家物語の文学史」など。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009812640600 |
| 目次 |
序論 |
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第一章 読み本系『平家物語』論 |
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第一節 延慶本<殿上闇討>考 |
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一 延慶本の問題点／二 本節の着眼点／三 「サテヤミヌ」の問題／四 延慶本の<殿上闇討>／五 結び |
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第二節 延慶本<壇の浦合戦>本文考 |
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一 教経の最期／二 語り本の叙述／三 延慶本の問題点(一)／四 延慶本の問題点(二)／五 延慶本の特質 |
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第三節 『源平盛衰記』形成過程の一断面 |
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一 忠盛の武勇／二 頼政の【ヌエ】退治／三 忠盛と頼政(一)-女性をめぐる説話-／四 忠盛と頼政(二)-説話の重層-／五 清盛へ |
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第四節 源頼政挙兵の発端 |
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一 はじめに／二 覚一本の馬争い説話／三 盛衰記の馬争い説話／四 盛衰記の頼政／五 盛衰記の歴史叙述／六 おわりに |
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第五節 「小宰相身投」考 |
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一 高野本／二 延慶本／三 読み本系諸本／四 源平盛衰記 |
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第二章 語り本系『平家物語』論 |
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第一節 語り本の形成(一) |
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一 覚一本の問題点／二 中院本の問題点／三 語り本の淵源／四 延慶本の位置／五 結び |
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第二節 語り本の形成(二) |
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一 問題の所在／二 平家の陣容／三 坂落としの前後／四 落足／五 敦盛最期 |
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第三節 語り本の形成(三) |
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一 はじめに／二 「赦文」の問題／三 『源平盛衰記』の本文／四 語り本の形成／五 「大坂越」の問題／六 『源平盛衰記』との関係／七 長門本・松雲本／八 おわりに |
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第四節 富士川合戦譚考 |
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一 はじめに／二 問題の所在／三 頼朝挙兵譚と富士川合戦譚／四 実盛の怒り／五 将門追討の故事／六 おわりに |
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第五節 義仲関連記事の検討 |
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一 はじめに／二 義仲と頼朝／三 延慶本の義仲(一)／四 延慶本の義仲(二)／五 覚一本の義仲／六 覚一本の世界 |
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第六節 建礼門院関連記事の成立と表現 |
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一 灌頂巻成立論から／二 延慶本は何を描いたか(一)／三 延慶本は何を描いたか(二)／四 語り本の世界／五 灌頂巻 |
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第七節 屋代本<大原御幸>考 |
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一 「御訪」の意味するもの／二 女院と法皇の対峙／三 女院の語り(一)／四 女院の語り(二)／五 屋代本・覚一本の位相 |
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第八節 屋島から壇の浦へ |
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一 はじめに／二 延慶本『平家物語』／三 語り本の諸相／四 覚一本『平家物語』／五 壇の浦の海 |
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第九節 平重衡 |
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一 内裏女房／二 重衡の道程／三 千手／四 北の方／五 結び |
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第十節 『平家物語』の「駆武者」 |
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一 平家物語史観／二 文学研究の問題として／三 覚一本の駆武者／四 義仲の最期／五 結び |
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第三章 『保元物語』『平治物語』『承久記』 |
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第一節 四類本『保元物語』論 |
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一 為朝の登場／二 四類本の為朝／三 為朝と義朝／四 新たな造型／五 結び |
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第二節 四類本『平治物語』論 |
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一 問題の所在／二 四類本の信頼(一)／三 四類本の信頼(二)／四 運命と応報／五 義朝と義平／六 新たな歴史叙述／七 結び |
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第三節 慈光寺本『承久記』の一側面 |
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一 誰カ昔ノ王孫ナラヌ／二 御家人者皆傍輩也／三 義時の果報／四 慈光寺本の歴史叙述／五 結び |
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第四節 流布本『承久記』と前田家本『承久記』の関係 |
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一 問題点の整理／二 流布本本文の問題／三 光季合戦／四 『六代勝事記』との関係／五 結び |
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第五節 流布本『承久記』の構造 |
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一 『承久記』と『六代勝事記』／二 流布本の論理／三 天命／四 流布本本文の形成過程／五 鎌倉勢の造型／六 結び |
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結び |
