書誌種別 |
図書 |
タイトル |
明るい未来を築くための環境科学 |
サブタイトル |
歴史から学び、かけがえのない地球を存続させるために |
並列タイトル |
Environmental Science for a Brighter Future |
タイトルヨミ |
アカルイ ミライ オ キズク タメ ノ カンキョウ カガク |
サブタイトルヨミ |
レキシ カラ マナビ カケガエ ノ ナイ チキュウ オ ソンゾク サセル タメ ニ |
人名 |
川合 真一郎/著
張野 宏也/著
堀江 好文/著
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人名ヨミ |
カワイ シンイチロウ ハリノ ヒロヤ ホリエ ヨシフミ |
出版者・発行者 |
化学同人
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出版者・発行者等ヨミ |
カガク ドウジン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2024.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,239p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-7598-2397-4 |
ISBN |
4-7598-2397-4 |
分類記号 |
519
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件名 |
環境問題
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内容紹介 |
過去から現在までに発生したおもな環境汚染の事例について、その原因から規制および改善に至るまでの経緯を説明するとともに、環境問題を学ぶ際に必要な最低限の知識を解説。アクティブラーニング的な要素も盛り込む。 |
著者紹介 |
京都府生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。神戸女学院大学名誉教授。農学博士。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812812553 |
目次 |
1章 人間活動と環境とのかかわり |
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1.1 環境問題はいつから始まったか/1.2 公害・環境問題の歴史/1.3 戦後の復興と工業生産の急速な発達にともなう環境汚染の激化/1.4 人間の活動による環境の異変 |
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2章 地球の温暖化とエネルギー問題 |
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2.1 世界の気温および日本の気温の推移/2.2 地球温暖化のメカニズム/2.3 大気中の温室効果ガス濃度の推移/2.4 地球温暖化の影響/2.5 地球温暖化対策/2.6 諸外国および日本におけるエネルギー生産の現状と自給率および省エネルギー/2.7 再生可能エネルギーに対する出力抑制に関する課題/2.8 世界の再生可能エネルギーの現状と展望/2.9 次世代のエネルギー/2.10 世界で進む電気自動車への転換 |
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3章 人間活動により排出された化学物質による大気汚染 |
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3.1 地球的規模の大気汚染/3.2 室内環境における汚染 |
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4章 よく知られていない土壌汚染 |
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4.1 土壌汚染は身近な環境問題/4.2 土壌汚染に関する法整備/4.3 土壌汚染の要因/4.4 土壌汚染調査/4.5 汚染土壌の処理 |
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5章 河川や湖沼における汚染 |
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5.1 河川や湖沼における有機汚濁の推移/5.2 農薬などの合成化学物質による河川の汚染/5.3 近年の水環境問題の特徴:有機フッ素化合物/5.4 医薬品および生活関連物質(PPCPs)による水界の汚染/5.5 行動生態毒性学とは何か |
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6章 海域における汚染 |
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6.1 富栄養化、貧栄養化/6.2 重金属などによる汚染/6.3 船底や生け簀に使用される防汚物質による汚染/6.4 PCB汚染が海産哺乳類に与える影響/6.5 油汚染/6.6 漂流物汚染/6.7 マイクロプラスチック汚染 |
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7章 環境汚染化学物質の生体内での反応 |
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7.1 重金属による汚染と生態影響/7.2 薬物代謝酵素/7.3 内分泌撹乱物質の作用機構と生体影響およびエコチル調査の進展状況 |
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8章 化学物質のリスク評価 |
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8.1 生態リスク評価手法/8.2 健康リスク評価手法/8.3 有害性の評価におけるモデリングの役割 |
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9章 飲料水の安全性 |
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9.1 国連水会議2023/9.2 飲料水ができるまで/9.3 おいしい水とは/9.4 水資源の有効利用 |
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10章 食料自給率の問題と食品の安全性 |
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10.1 日本の食料自給率は先進国のなかで最下位/10.2 農業従事者の推移/10.3 日本人の食生活の変化/10.4 農林水産業の現状と第一次産業の活性化のために必要なこと/10.5 食品ロスを減らすことの重要性/10.6 食品中の化学物質:食品添加物やポストハーベスト、プラスチックと食品衛生/10.7 世界的な水不足と水争い/10.8 ヴァーチャルウォーター(仮想水)/10.9 フードマイレージと地球温暖化 |
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11章 廃棄物のゆくえと削減に向けて |
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11.1 廃棄物とは/11.2 廃棄物の処理/11.3 廃棄物に関連する法体系/11.4 廃棄物減量のために |
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12章 自然災害と環境問題 |
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12.1 おもな自然災害のメカニズムと現状/12.2 災害による環境影響/12.3 災害への備え/12.4 防災における協力体制と対策、および環境への影響 |
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13章 環境保全のための各国の取組み |
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13.1 MDGsとSDGs/13.2 環境に関する世界の動き/13.3 日本における法規制/13.4 開発途上国にみる環境問題/13.5 環境教育や環境学習の必要性と市民活動の現状/13.6 国、企業、NPOによる環境保全活動/13.7 持続可能な経済社会システム/13.8 環境を維持するための技術 |
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14章 現代社会が生みだしたものが子孫にとって負の遺産とならないために |
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14.1 福島第一原発事故、その後/14.2 強制避難区域への帰還/14.3 原発事故後の子どもの甲状腺がん患者数の増加/14.4 除染作業/14.5 廃炉にともなう高線量の放射性廃棄物と核廃棄物の処分場の問題/14.6 原発の再稼働と革新原子炉の建設/14.7 幸せとは何か |