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書誌情報サマリ

タイトル

現代日本語の程度表現の研究

人名 川端 元子/著
人名ヨミ カワバタ モトコ
出版者・発行者 ひつじ書房
出版年月 2026.2


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 現代日本語の程度表現の研究
シリーズ名 ひつじ研究叢書
シリーズ番号 言語編第217巻
タイトルヨミ ゲンダイ ニホンゴ ノ テイド ヒョウゲン ノ ケンキュウ
シリーズ名ヨミ ヒツジ ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号ヨミ ゲンゴヘン-217
人名 川端 元子/著
人名ヨミ カワバタ モトコ
出版者・発行者 ひつじ書房
出版者・発行者等ヨミ ヒツジ ショボウ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2026.2
ページ数または枚数・巻数 13,319p
大きさ 22cm
価格 ¥7600
ISBN 978-4-8234-1332-2
ISBN 4-8234-1332-2
注記 文献:p303〜311
分類記号 815.6
件名 日本語-副詞
内容紹介 事態の持つ相対的な状態性の程度を修飾する、あるいは程度限定する「程度表現」。主観的側面と客観的側面の二面性を持つ「程度副詞」を主に取り上げ、その程度限定のベースに比較の構造があることを踏まえ考察する。
著者紹介 滋賀県出身。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。愛知工業大学基礎教育センター、同大学名誉教授。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009812912049
目次 序章 本書の目的とこれまでの程度表現に関する研究
1.本書で取り上げる程度表現/2.程度副詞というカテゴリーに関する議論/3.程度副詞の二面性/4.程度副詞研究のながれ/5.程度副詞の作る体系的意味の序列に関する研究/6.程度表現研究の課題と今後の視点/7.むすび 本書の目的と構成
Ⅰ 程度副詞とその周辺の表現における程度限定のあり方
第1章 程度副詞を分類する視点の考察
1.程度修飾の持つ問題点/2.程度性述語の種類と特徴/3.程度副詞分類への視角/4.程度副詞の意味の構造とメカニズム/5.むすび
第2章 程度副詞の表す情報の特性
1.どのような共起制限があるのか/2.これまでの説明と新たに生じる問題点/3.共起を阻害する要因行為要求文の情報としての適格性/4.許容度に差が生じる理由/5.共起しやすくなる発話環境/6.むすび 程度表現を行為要求表現で用いる意味と効果
第3章 程度を抑制して伝える程度副詞の特性
1.程度が小さいことを表すとは/2.程度副詞「ちょっと」の意味と表現性/3.程度副詞「ちょっと」を用いた文の意味/4.消極的に程度を伝える表現の効果/5.むすび
第4章 比較構文に出現する程度副詞
1.比較のための「前提」の有無で説明できないこと/2.これまでの研究とその課題/3.「YもPである」という前提の有無はスケールの違いとして説明できる/4.スケール変更が可能な「もっと」と変更不可能な「いっそう」/5.「もっと」の否定的用法の生じるメカニズム/6.基準のあり方を増幅させる「いっそう」グループ/7.程度差を実感的に表示する「ずっと」グループ/8.各グループの基本的意味まとめ/9.むすび 「比較」に含まれる消極性
第5章 「広義程度副詞」の程度修飾機能
1.「本当に」「実に」広義程度副詞の設定/2.従来の研究/3.「本当に」「実に」の程度修飾機能/4.程度修飾に移行する心的過程/5.広義程度副詞グループの特徴/6.むすび 「広義程度副詞」の位置づけ
第6章 程度強調表現としての「うんと」
1.程度副詞に見える「うんと」について/2.情態副詞から程度副詞へ「誰もがそう思う程度」の創出/3.「うんと」の多様な意味用法/4.「うんと」の表す用法の性質/5.「うんと」の表す程度とは/6.むすび 状態修飾の読み替え
Ⅱ 発話の前提・比較基準から捉える程度表現
第7章 副詞「よく」の意味を規定する基準のあり方
1.多義的な「よく」のあり方/2.「よく」の各用法の特徴/3.程度や頻度を表す他の副詞と「よく」の相違点/4.「よく」の程度修飾のあり方/5.評価の「よく」の意味を規定する要因/6.むすび
第8章 程度修飾をする「ほど」句の構造と機能
1.「ほど」のさまざまな用法/2.「ほど」句の主な用法/3.「XはPほどQ」構文の「Pほど」/4.「XはPほどQない」構文の「Pほど」/5.「PほどQものはない」構文の「Pほど」/6.比例の「PほどQ」構文の「Pほど」/7.句の主要部となる名詞の「ほど」/8.名詞句の副詞化を進めたもの「Pほど」の場合/9.むすび 「Pほど」の性質と「ほど」の形式化との関係
第9章 「PどころかQ」における反期待の構造
1.「PどころかQ」の構文の意味/2.従来の説明を逸脱する個性的な「PどころかQ」/3.「PどころかQ」構文の構造/4.「PどころかQ」の比較構文としての性質/5.「Pどころではない」の意味/6.むすび 「PどころかQ」構文と程度スケール
第10章 「離脱」から「転換」へ
1.話題転換機能を持つ「それより」の存在/2.これまでの研究とその課題/3.「それより」の意味/4.比較基準の「より」が話題転換へと意味拡張する要因/5.「それより」の話題転換的用法/6.むすび 「離脱」から「転換」へ
第11章 序列から優先性の提示へ
1.序列の背景にある比較/2.談話・テクスト研究における接続詞研究と副詞研究/3.テクストの構成にかわる「だいいち」の意味機能/4.むすび 副詞の実質的意味とコミュニケーションに関わって獲得される意味
第12章 程度表現の意味に影響する発話の前提
1.程度スケールを規定する発話の前提/2.程度段階評価をする程度副詞の意味/3.目標となるあり方を表す程度表現「PほどQ」と「PくらいQ」の意味/4.慣用的な比較表現の主観的な意味の現れ方/5.「よい」という評価と前提/6.程度副詞的に機能する他の副詞や言語形式の場合/7.むすび
終章 程度表現を捉える視点としての程度スケール
1.程度表現の生成/2.程度表現の情報のあり方と特性/3.「実質的な概念性」がない「体系としての概念」の特性/4.程度副詞の主観的側面と客観的側面/5.程度副詞の「二重的性格」の実像/6.新たに生まれ定着する程度表現とは/7.むすび 「程度表現のようなもの」の増殖



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