| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
古代絵画史研究 |
| サブタイトル |
聖と俗のあわいから |
| タイトルヨミ |
コダイ カイガシ ケンキュウ |
| サブタイトルヨミ |
セイ ト ゾク ノ アワイ カラ |
| 人名 |
増記 隆介/著
|
| 人名ヨミ |
マスキ リュウスケ |
| 出版者・発行者 |
吉川弘文館
|
| 出版者・発行者等ヨミ |
ヨシカワ コウブンカン |
| 出版地・発行地 |
東京 |
| 出版・発行年月 |
2026.3 |
| ページ数または枚数・巻数 |
13,409,23p 図版16p |
| 大きさ |
27cm |
| 価格 |
¥12000 |
| ISBN |
978-4-642-01677-3 |
| ISBN |
4-642-01677-3 |
| 分類記号 |
721.023
|
| 件名 |
日本画-歴史
/
仏画-歴史
|
| 内容紹介 |
7世紀末〜13世紀前半の日本、および中国絵画史上の諸問題について、仏教絵画史から見た世俗的な絵画のありようを焦点に、法隆寺金堂壁画、鳥獣人物戯画、北宋の孔雀明王像などの作品を取り上げて考察する。カラー口絵付き。 |
| 著者紹介 |
茨城県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。博士(文学)。同大学大学院人文社会系研究科准教授。著書に「院政期仏画と唐宋絵画」など。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009812909889 |
| 目次 |
序 古代絵画史の展開 |
|
はじめに/一 八世紀までの画工/二 九世紀の画師と画僧/三 十世紀の画師たち/四 十一世紀の絵師と絵仏師/五 十二世紀の絵仏師と絵師/おわりに |
|
第一部 聖なる絵画の世界 |
|
第一章 法隆寺金堂壁画と平安仏画 |
|
はじめに/一 金堂壁画ガラス乾板/二 文字による壁画の記録/三 画像による壁画の記録/四 金堂壁画の記録としての平安仏画/おわりに |
|
第二章 古代寺院の中の「絵画」 |
|
はじめに/一 発掘と研究の成果/二 出土壁画の様相/三 古代寺院の中の「絵画」/四 出土壁画の再検討/おわりに |
|
第三章 平安時代の仏画制作とその修理 |
|
はじめに/一 平安時代の仏画制作/二 平安時代の仏画修理/三 「高雄曼荼羅」の保存/おわりに |
|
附論 釈迦霊鷲山説法図(奈良国立博物館)一幅 |
|
第四章 「応徳涅槃図」再考 |
|
はじめに/一 「描きなおし」と「無彩色」の問題/二 画中銘が意味すること/三 原本の存在とその絵画史的位置/四 「応徳涅槃図」の絵画史的位置/おわりに |
|
附論 童子経曼荼羅図(京都・智積院)一幅 |
|
第五章 普賢菩薩の聖と俗 |
|
はじめに/一 東博本の淡墨線/二 仏画と世俗画のあわい/三 宋代における仏画の世俗化/四 生身の普賢/おわりに |
|
附論 十六羅漢図(京都・禅林寺)十六幅 |
|
第六章 圓教寺常行堂仏後壁の来迎図 |
|
はじめに/一 常行堂の成立と展開/二 書写山の常行堂/三 仏後壁の来迎図/おわりに |
|
第七章 奝然が見た唐宋絵画 |
|
はじめに/一 日本絵画史における十世紀/二 北宋初期の絵画史的状況/三 奝然と「江南仏画」/四 嘉因と「倭絵屛風」/五 奝然の入宋と平安後期の絵画/おわりに |
|
附論 船中湧現のほとけ |
|
はじめに/一 円仁の場合/二 円珍の場合/三 空海の場合/おわりに |
|
第二部 俗なる絵画の世界 |
|
第一章 二つの古墳壁画 |
|
はじめに/一 高松塚古墳壁画/二 キトラ古墳壁画/おわりに |
|
第二章 十世紀の画師たち |
|
一 本章の問題意識/二 十世紀までの画師たち/三 十世紀の画師たち/四 五代における呉道子様式からの脱却/五 入宋巡礼僧がもたらしたもの/おわりに |
|
第三章 後白河院時代の絵画と宝蔵 |
|
はじめに/一 蓮華王院宝蔵絵のすがた/二 後白河院と天平の造形/三 蓮華王院宝蔵絵と正倉院の絵画/おわりに |
|
第四章 「病草紙」と唐宋絵画 |
|
一 「病草紙」の史的位置/二 宋代医学とその表象/三 「霍乱の女」と嘔吐の図像/四 「眼病治療」と(伝)李唐「炙艾図」/五 「肥満の女」と李嵩「【コ】髏幻戯図」/六 蓮華王院宝蔵と医学 |
|
第五章 「鳥獣戯画」とは何か |
|
はじめに/一 鳥獣戯画のなりたち/二 鳥獣戯画の奥書/三 鳥獣戯画とは何か/四 蓮華王院宝蔵絵と正倉院/おわりに |
|
第六章 後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵 |
|
一 絵づくの貝おほひ/二 後堀河院周辺の絵巻制作/三 蓮華王院宝蔵絵と後堀河院/四 後堀河院と「鳥獣戯画」 |
|
附論 駿牛図(五島美術館)一幅 |
|
第七章 後堀河院がしたこと |
|
はじめに/一 蓮華王院宝蔵の継承者/二 崩御直後の混乱/三 後堀河院がしたこと/おわりに |
|
第三部 日本の外なる世界 |
|
第一章 五台山と金峯山 |
|
はじめに/一 『古清涼伝』『広清涼伝』にみえる五台山聖跡/二 敦煌における五台山図/三 文殊菩薩と「応現観音図」/四 北宋初期における五台山図/五 「応現観音図」の請来と金峯山信仰/おわりに |
|
第二章 仁和寺孔雀明王像とその周辺 |
|
はじめに/一 唐代における孔雀明王の造像/二 五代における孔雀明王の造像/三 宋代における孔雀明王の造像/おわりに |
|
第三章 宋代絵画における清浄華院「阿弥陀三尊像」の史的位置 |
|
はじめに/一 清浄華院「阿弥陀三尊像」の表現/二 宋代における仏画様式の展開/三 南宋における仏画と水墨画/四 清浄華院本成立の宗教的背景/おわりに |
|
第四章 大徳寺「五百羅漢図」の母胎としての呉越絵画 |
|
一 問題の所在/二 呉越国の仏画/三 呉越仏画と大徳寺「五百羅漢図」/四 五百羅漢図の形成 |
|
第五章 高麗仏画における密教像 |
|
はじめに/一 高麗における密教信仰/二 「准胝観音像」/三 「千手観音像」(リウム美術館)/四 高麗と唐宋仏画/おわりに |
|
結論 聖と俗とその外なる世界 |
|
一 請来仏画の「聖性」をめぐって/二 「唐絵」と「やまと絵」の再考 |