| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
分子生物学15講 入門編 |
| シリーズ名 |
生命科学15講シリーズ |
| タイトルヨミ |
ブンシ セイブツガク ジュウゴコウ ニュウモンヘン |
| シリーズ名ヨミ |
セイメイ カガク ジュウゴコウ シリーズ |
| 人名 |
東中川 徹/著
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| 人名ヨミ |
ヒガシナカガワ トオル |
| 出版者・発行者 |
オーム社
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| 出版者・発行者等ヨミ |
オームシャ |
| 出版地・発行地 |
東京 |
| 出版・発行年月 |
2025.10 |
| ページ数または枚数・巻数 |
20,234p |
| 大きさ |
21cm |
| 価格 |
¥3300 |
| ISBN |
978-4-274-22800-1 |
| ISBN |
4-274-22800-1 |
| 分類記号 |
464.1
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| 件名 |
分子生物学
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| 内容紹介 |
分子生物学の世界をやさしくユニークな視点でまとめた入門書。実際にあったエピソードから分子生物学を平易に解説。わかりやすい手書きイラストや図表も多数掲載する。演習問題付き。 |
| 著者紹介 |
東京大学理学部化学科卒業。早稲田大学名誉教授。日本エピジェネティクス研究会名誉会員。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009812879725 |
| 目次 |
第1講 遺伝物質はDNAである |
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1.1 DNAとは長い英語の略記である/1.2 遺伝物質はDNAである/1.3 遺伝物質はタンパク質かもしれない?/1.4 アベリーらの実験へのプレリュード/1.5 アベリーらの実験/1.6 アベリーらの論文の反響/1.7 バクテリオファージでの実験まで(1944〜1952年)/1.8 ハーシーとチェイスの実験/1.9 分子生物学は情報の学問である/1.10 分子生物学小史/演習問題 |
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第2講 分子生物学の三大プレイヤー |
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2.1 DNAの構造/2.2 RNAの構造/2.3 核酸の性質/2.4 アミノ酸とタンパク質/演習問題 |
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第3講 ゲノム |
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3.1 ゲノムサイズ/3.2 ゲノム構造/3.3 クロマチン/3.4 染色体/演習問題 |
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第4講 DNAを増やして構造を知る |
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4.1 DNAの機能を知るには/4.2 PCR/4.3 DNA塩基配列決定法-サンガー法-/演習問題 |
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第5講 DNAはどのようにして増えるのだろうか |
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5.1 複製とは?/5.2 ワトソンとクリックはDNA複製のモデルを示唆していた/5.3 半保存的複製モデルが正しい-メセルソン-スタールの実験-/5.4 複製フォークの分岐点で…(その一)/5.5 複製フォークの分岐点で…(その二)/5.6 岡崎フラグメントの連結/5.7 DNAポリメラーゼの校正機能/5.8 テロメアの複製-末端複製問題-/演習問題 |
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第6講 転写 |
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6.1 転写ではDNAからRNAがつくられる/6.2 DNAの2本の鎖のどちらが「読まれる」か?/6.3 転写反応はDNA複製とよく似ている/6.4 RNAポリメラーゼについて/6.5 転写反応の調節はどのように行われるか/演習問題 |
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第7講 切ってつなぐ離れわざ |
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7.1 ある学会でのひそひそ話/7.2 RNAは転写後にいろいろと加工される/7.3 ふたたびRNAスプライシングへ/演習問題 |
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第8講 一字が万事 |
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8.1 分子生物学における翻訳とは/8.2 全RNAのほとんどが翻訳に参加する/8.3 翻訳における大問題/8.4 翻訳の舞台-tRNAとリボソーム-/8.5 オープン・リーディング・フレーム(読み枠、ORF)/8.6 翻訳の現場の様子/8.7 遺伝子の変異が翻訳に及ぼす影響-一字が万事-/演習問題 |
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第9講 RNA像の変身 |
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9.1 新しいタイプのRNAが続々と発見されている/9.2 RNA全体像を見てみよう/9.3 機能性RNAの種類/9.4 RNAが酵素として働く/9.5 RNAワールド仮説/9.6 RNAテクノロジー/演習問題 |
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第10講 DNAのキズを治す |
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10.1 DNAは常に健康であって欲しい/10.2 DNAがキズつく、とはどういうこと?/10.3 キズついたDNAを放っておくとどうなる?/10.4 DNAのキズを治すとは/10.5 生物はDNAのキズを治す仕組みをもつ/10.6 DNA二本鎖切断の修復/10.7 DNAのキズが起こす遺伝病/演習問題 |
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第11講 ウイルス |
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11.1 ウイルスとはなんだろう/11.2 ウイルスの構造/11.3 ウイルスの生活環/11.4 ウイルスは感染症を引き起こす/11.5 ウイルスは変異する!/11.6 ウイルスとがん/11.7 ウイルスは私たちの敵だけではない!/演習問題 |
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第12講 動くDNAの動かぬ証拠 |
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12.1 グラスジェムコーンを見て「DNAが動く」!/12.2 大腸菌の挿入配列(IS)とトランスポゾン(Tn)/12.3 マクリントックは正しかった!/12.4 ショウジョウバエのトランスポゾン/12.5 もうひとつのタイプのトランスポゾンがある/12.6 免疫グロブリン遺伝子の再編成/12.7 遺伝子増幅/12.8 酵母の接合型変換/12.9 コピー数多型(CNV)/12.10 遺伝子スクランブル/演習問題 |
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第13講 DNAは動かせる |
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13.1 外来DNAのランダムな導入/13.2 ゲノムDNAを正確に改変できる遺伝子ターゲッティング/13.3 ゲノム編集とは?/13.4 ゲノム編集のポイント-DNAの二本鎖切断-/13.5 ゲノム編集の第一世代と第二世代/13.6 ゲノム編集技術の第三世代-クリスパー・キャス9(CRISPR-Cas9)-/13.7 ゲノム編集で何ができるようになったのか/13.8 ゲノム編集の社会への波及/演習問題 |
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第14講 三毛ネコはメスしかいない、なぜ? |
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14.1 三毛ネコはなぜメスしかいないのだろうか/14.2 遺伝子は存在しても発現されたり、発現を抑えられたりしている/14.3 細胞分化/14.4 エピジェネティック・ランドスケープ/14.5 エピジェネティクスとは/14.6 エピジェネティクスの分子機構/14.7 エピジェネティックな諸現象-各論-/演習問題 |
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第15講 分子生物学と社会 |
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15.1 ゲノムプロジェクト-ゲノムを次々と解読する-/15.2 iPS細胞の医療への応用/15.3 ゲノム編集技術がもたらすもの/15.4 微生物との共存が大切!/15.5 環境DNAとはどういうものか/15.6 ゲノム医療、ゲノム創薬/演習問題 |