| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
日々賭けをする人々 |
| サブタイトル |
フィリピン闘鶏と数字くじの意味世界 |
| タイトルヨミ |
ヒビ カケ オ スル ヒトビト |
| サブタイトルヨミ |
フィリピン トウケイ ト スウジ クジ ノ イミ セカイ |
| 人名 |
師田 史子/著
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| 人名ヨミ |
モロタ フミコ |
| 出版者・発行者 |
慶應義塾大学出版会
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| 出版者・発行者等ヨミ |
ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ |
| 出版地・発行地 |
東京 |
| 出版・発行年月 |
2025.3 |
| ページ数または枚数・巻数 |
7,354,20p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
¥5400 |
| ISBN |
978-4-7664-3014-1 |
| ISBN |
4-7664-3014-1 |
| 注記 |
文献:巻末p7〜20 |
| 受賞情報 |
サントリー学芸賞思想・歴史部門 |
| 受賞の回 |
第47回 |
| 新聞書評情報 |
朝日新聞 |
| 書評掲載日 |
2025/05/31 |
| 新聞書評情報 |
中日新聞・東京新聞 |
| 書評掲載日 |
2025/12/27 |
| 分類記号 |
797
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| 件名 |
賭博
/
フィリピン-風俗
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| 内容紹介 |
フィリピンにおいて賭博は、社会のあらゆる階層に深く埋め込まれている。フィリピン社会の日常的な賭博実践、とりわけ闘鶏と数字くじに注目し、日々賭け続ける賭博者たちの姿を鮮やかに描き出す。 |
| 著者紹介 |
神奈川県生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教。博士(地域研究)。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009812832666 |
| 目次 |
序章 彩色の精神 |
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1 なぜ、賭博なのか-日々をあやなすということ/2 どのように賭博を論じるのか-日常をアクティベートさせる賭け/3 どうやって賭博を捉えるのか-浮かんでは消える事物、賭けが放たれる先/4 本書の展開 |
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第Ⅰ部 賭博が根差す場、その基層 |
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第1章 賭博との出会い、フィールドワークの輪郭 |
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1 四つの調査地と家族たち/2 ミンダナオをいかに論じるのか/3 調査の内実 |
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第2章 フィリピン賭博の歴史 |
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1 国家と賭博/2 植民地主義による賭博の規制・管理・制度化/3 国家に庇護される賭博産業の成立/4 違法賭博と国家の共謀/5 加速する国家の賭博胴元化 |
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第3章 規律訓練されない賭博者たち |
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1 法が善悪を定めるのか-数字くじ合法化「以前」と「以後」/2 行使される公権力、恐れる/恐れない/憤る人々/3 違法運営の崩壊と維持 |
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第4章 善悪と神 |
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1 善い賭博、悪い賭博/2 日常的賭博実践における善悪の境界線/3 善き状態をあらわす分かち合い「バラト」/4 何が幸運をもたらすのか-賭博における神 |
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第Ⅱ部 闘鶏-人間と鶏が織りなす伝統的熱狂の円環とリズム |
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第5章 闘鶏のエコノミー-鶏と関係を結び、鶏に生活を賭ける人々 |
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1 フィリピンの闘鶏-産業化されたナショナル・スポーツ兼賭博/2 闘鶏を解釈の道具から解放する/3 闘鶏の仕組みと諸アクター/4 鶏と関係を結び、鶏に生活を賭ける人々/5 「蹴爪をつけるための鶏」の生涯/6 「戦士」から「食用」へ-闘鶏場の一日/7 ポリティクスではなくエコノミー-人間-鶏関係再考 |
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第6章 充満する「負けの理由」-鶏に賭ける技法と不運の制御 |
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1 闘鶏場を沸騰させる賭けの熱狂/2 トラビシヤの賭けの技法/3 鶏を選択し賭けを決断する知/4 闘鶏場の反復的時間と賭けのリズム/5 前景化する不運/6 「わからない」現実と賭けの不運-鶏が他者として浮かび上がるとき |
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第Ⅲ部 数字くじ-無根拠性の内に増殖する自己と世界の接続 |
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第7章 つまらない賭博への没頭-数字で世界を埋め尽くす |
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1 つまらない賭博、数字くじ/2 「人はなぜ賭けるのか」をめぐる応答/3 遊戯の面白さと没頭/4 ラストトゥーの日常/5 数字を予想し、解釈する/6 数字で世界を埋め尽くし、偶然性に深入りする/7 世界の謎を解き、幸運を狩りたてる |
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第8章 確率的思考の流転と現実性への接近-異なるレイヤーを往還する |
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1 当たらないとわかっている、けれど賭ける/2 確率的思考/3 賭博における確率的思考と認知バイアス/4 確率的存在としての賭博/5 確率的思考の流転/6 現実性への肉薄 |
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終章 意味に満ち満ちた世界 |
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1 賭博者の世界/2 醸成する運の観念、自らの側に引き寄せる世界/3 創出する特異的現在、先鋭化する現実/4 現実に驚く/5 賭博者的な生 |