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No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
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1 |
0016882482 | 図書一般 | 816.02/フシ25/ | 新着・人文 | 貸出中 |
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書誌情報サマリ
タイトル |
和漢混淆文の生成と展開
|
人名 |
藤井 俊博/著
|
人名ヨミ |
フジイ トシヒロ |
出版者・発行者 |
和泉書院
|
出版年月 |
2025.2 |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
和漢混淆文の生成と展開 |
シリーズ名 |
研究叢書 |
シリーズ番号 |
576 |
タイトルヨミ |
ワカン コンコウブン ノ セイセイ ト テンカイ |
シリーズ名ヨミ |
ケンキュウ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
576 |
人名 |
藤井 俊博/著
|
人名ヨミ |
フジイ トシヒロ |
出版者・発行者 |
和泉書院
|
出版者・発行者等ヨミ |
イズミ ショイン |
出版地・発行地 |
大阪 |
出版・発行年月 |
2025.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
9,460p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥11000 |
ISBN |
978-4-7576-1113-9 |
ISBN |
4-7576-1113-9 |
分類記号 |
816.02
|
件名 |
日本語-文体-歴史
|
内容紹介 |
「万葉集」「続日本紀宣命」「源氏物語」「打聞集」「今昔物語集」「平家物語」「伊曽保物語」「雨月物語」「春雨物語」を対象に、和漢混淆文の生成過程を独自の手法を用いて、語彙・文法・表記・文章の面から多角的に論じる。 |
著者紹介 |
同志社大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。専攻、日本語学。2004年金田一京助博士記念賞を受賞。著書に「今昔物語集の表現形成」「院政鎌倉期説話の文章文体研究」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812828153 |
目次 |
序章 |
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一 本書の立場と目的/二 和漢混淆文についての記述/三 和漢混淆文の言語的特質/四 和漢混淆文の研究動向と本書の内容 |
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第一部 連文による翻読語から見る和漢混淆の諸相 |
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第一章 連文による翻読語の文体的価値 |
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一 問題の所在/二 連文と同義的結合の複合動詞/三 同義的結合の複合動詞の概観/四 「あきだる」の場合/五 翻読語と漢語サ変動詞の歴史的展開 |
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第二章 『万葉集』における連文の翻読語 |
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一 はじめに/二 翻読語と漢語の検討/三 まとめ |
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第三章 『続日本紀宣命』の複合動詞と翻読語 |
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一 複合動詞の構成と連文/二 連文の訓読による複合動詞の検討/三 結び |
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第四章 『源氏物語』の翻読語と文体 |
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はじめに/一 対象とする複合動詞と分類方法/二 長単位検索による複合動詞の概要/三 同義的結合・類義的結合・反義結合の複合動詞/四 『源氏物語』の翻読語の特質/五 並列形容語との文体面での連続性/六 まとめ |
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第五章 『源氏物語』における漢文訓読語と翻読語 |
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一 はじめに/二 『源氏物語』に頻用される漢文訓読語「いよいよ」/三 漢文訓読語「悲しぶ」の和文・和漢混淆文での活用/四 漢文訓読語「愁ふ」とその翻読語/五 高頻度の翻読語「推し量る」/六 まとめ |
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第六章 『今昔物語集』における翻読語と文体 |
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一 はじめに/二 『今昔物語集』における複合動詞の翻読語/三 『今昔物語集』における翻読語の諸相/四 まとめ |
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第七章 『打聞集』における漢字表記の生成 |
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一 はじめに/二 『打聞集』の成立と漢字使用の問題/三 『打聞集』の表記への漢文の影響/四 『打聞集』の表記の多様性/五 連文を用いた熟字訓の表記/六 連文の応用による単漢字の表記/七 連文による翻読語と表記/八 「安持」と「持(おく)」の場合/九 おわりに |
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第八章 『平家物語』の翻読語と個性的文体 |
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一 翻読語と文体の問題/二 『平家物語』の翻読語の概要/三 平安和文にも広く見られる語/四 和漢混淆文に多く見られる語/五 『平家物語』に特徴的に見られる語/六 文体指標としての翻読語 |
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第二部 和漢混淆文の語彙・語法 |
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第九章 和漢混淆文の動詞語彙 |
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一 はじめに/二 『今昔物語集』の高頻度語の特徴/三 漢文出典との比較から見る『今昔物語集』の語彙/四 『今昔物語集』の複合動詞の特徴/五 『今昔物語集』の漢語サ変動詞の特徴/六 『今昔物語集』の動詞の用法の特質/七 まとめ |
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第十章 「べし」の否定形式の主観的用法 |
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一 「べし」の否定形式の問題点/二 「べし」の否定形式の主観性/三 「べし」の否定形式の推量用法/四 中古の「べし」の否定形式/五 中世の「べし」の否定形式/六 まとめ |
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第十一章 古典語動詞「う(得)」の用法と文体 |
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はじめに/一 問題の所在/二 用法の分類/三 「得」の意味用法と漢文訓読の影響/四 まとめ |
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第三部 和漢混淆文の文章構造 |
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第十二章 『覚一本平家物語』の「き」「けり」のテクスト機能 |
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一 本章の目的/二 『平家物語』の文章の分析方法/三 始発機能の表現/四 「にけり」「てんげり」の終結機能/五 「ぞ〜ける」の終結機能/六 「こそ〜けれ」の終結機能/七 「ぞ〜し」の終結機能/八 係り結びとテクスト機能 |
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第十三章 『屋代本平家物語』の「き」「けり」のテクスト機能 |
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一 「き」「けり」の機能と『平家物語』の文章/二 「き」「けり」の概観/三 終結機能の諸相/四 まとめ |
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第十四章 過去・完了助動詞による枠構造の史的展開 |
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一 物語の始まりや終わりに用いる表現/二 テクスト機能を持つ古典語助動詞/三 物語言語における主体のあり方と「けり」の意味・機能/四 『伊曽保物語』に見る枠構造/五 おわりに |
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第十五章 『雨月物語』『春雨物語』の過去・完了の助動詞と文章構造 |
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一 問題の所在/二 物語の文章構成とテクスト機能/三 過去・完了の文末表現と文章構造の問題/四 『雨月物語』『春雨物語』の文末表現の概観/五 『雨月物語』の文章構造と文末表現/六 『春雨物語』の文章構造と文末表現/七 『春雨物語』における過去の助動詞の機能/八 おわりに |
目次
内容細目
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