書誌種別 |
図書 |
タイトル |
医療・生命系のための有機化学 |
並列タイトル |
Organic Chemistry for Medical and Life Sciences |
タイトルヨミ |
イリョウ セイメイケイ ノ タメ ノ ユウキ カガク |
人名 |
野島 高彦/著
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人名ヨミ |
ノジマ タカヒコ |
出版者・発行者 |
化学同人
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出版者・発行者等ヨミ |
カガク ドウジン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2024.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
205p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-7598-2386-8 |
ISBN |
4-7598-2386-8 |
分類記号 |
437
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件名 |
有機化学
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内容紹介 |
楽しみながら有機化学について理解を深められるテキスト。医療系・生命系の学生が最低限覚えておかねばならない項目を整理し、イラストを多用して丁寧に解説する。例題、章末問題も掲載。 |
著者紹介 |
東京都生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。北里大学一般教育部自然科学教育センター教授。専門は生体高分子化学。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812798779 |
目次 |
01 有機化合物の世界 |
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1.1 炭素を含む化合物の世界/1.2 たくさんあるから整理して全体像をとらえよう:有機化合物の共通性と多様性/1.3 有機化合物の構造を描いて説明する:点電子構造・線結合構造・短縮構造・骨格構造 |
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02 炭素原子のつながりかたから見た有機化合物の世界 |
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2.1 炭素と水素の2種類だけからさまざまな構造パターンがつくられる:炭化水素の分類/2.2 単結合だけで組み立てられている炭化水素:アルカン/2.3 二重結合をもつ淡化水素:アルケンとシクロアルケン/2.4 三重結合をもつ炭化水素:アルキン/2.5 ベンゼン環を含む炭化水素:芳香族炭化水素/2.6 分子の形はどのように決まるのか? |
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03 鏡の国の有機化学 |
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3.1 鏡のこちらと鏡の向こう:鏡像異性体/3.2 鏡像異性体ではないけれども不斉炭素原子をもつ構造:ジアステレオ異性体/3.3 不斉炭素原子をもつのに鏡像異性体がない:メソ化合物/3.4 不斉炭素原子をもたないのに鏡像異性体がある |
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04 分子をくっつける・つなぐ・取り外す |
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4.1 取りつける:付加反応/4.2 取り外す:脱離反応/4.3 次つぎとつながる:付加重合/4.4 アルキン/4.5 共役二重結合 |
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05 アルコールからペットボトルまで |
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5.1 あれもこれも酸素を含む有機化合物/5.2 アルコール:ヒドロキシ基をもつ有機化合物/5.3 カルボニル基をもつ化合物:アルデヒドとケトン/5.4 カルボン酸/5.5 エステル/5.6 エーテル/5.7 酸素を含む有機化合物と水素結合/5.8 ケト-エノール互変異性 |
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06 正六角形のリング |
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6.1 ベンゼン環を含む有機化合物/6.2 ベンゼン環のしくみ/6.3 ベンゼン環の水素Hが別のものに置き換わる:置換/6.4 オルト,メタ,パラ:ベンゼン置換体/6.5 ベンゼン環をもつ炭化水素の酸化/6.6 フェノールとその関連化合物/6.7 複雑な医薬品も簡単な分子から合成される |
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07 医薬品から爆薬まで |
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7.1 窒素を含む有機化合物/7.2 窒素を含む有機化合物の分類/7.3 アミン/7.4 アミド/7.5 ニトロ化合物/7.6 ニトリル |
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08 砂糖からあぶらまで |
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8.1 私たちの身体をつくっている有機化合物:生体分子/8.2 糖質/8.3 脂質 |
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09 アミノ酸がつながってタンパク質になる |
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9.1 タンパク質はどこにあるのか/9.2 タンパク質を組み立てるブロック:アミノ酸/9.3 アミノ酸がつながった分子:ペプチド/9.4 タンパク質/9.5 触媒として働くタンパク質/9.6 アミノ酸がつながって酵素になるまで |
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10 DNA・RNA・遺伝暗号 |
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10.1 DNA/10.2 RNA:もうひとつの核酸/10.3 ウイルスの遺伝情報系/10.4 エネルギー貯蔵物質ATP |
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11 プラスチックとその仲間 |
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11.1 プラスチック:合成樹脂/11.2 熱硬化性樹脂/11.3 合成繊維:化学繊維/11.4 ゴム/11.5 さまざまな合成高分子 |
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12 衣食住・医薬品の有機化学 |
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12.1 私たちが食べているもの:食品に含まれる有機化合物/12.2 繊維/12.3 洗剤/12.4 木と紙の有機化学/12.5 医薬品の有機化学 |
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13 医療と生命科学を支援する有機化学 |
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13.1 有機化学はどのように医療と生命科学を支援しているのだろうか/13.2 ペプチドを合成する/13.3 DNAの合成にも固相法の考え方を応用できる/13.4 DNAの配列を読む:DNAシーケンシング/13.5 DNAをネズミ算式に増やす:PCR/13.6 mRNAワクチンで感染症と戦う |