書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ヌミディア王国 |
サブタイトル |
ローマ帝国の生成と北アフリカ |
タイトルヨミ |
ヌミディア オウコク |
サブタイトルヨミ |
ローマ テイコク ノ セイセイ ト キタアフリカ |
人名 |
栗田 伸子/著
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人名ヨミ |
クリタ ノブコ |
出版者・発行者 |
京都大学学術出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2024.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,470p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6200 |
ISBN |
978-4-8140-0552-9 |
ISBN |
4-8140-0552-9 |
注記 |
文献:p400〜416 |
分類記号 |
232.4
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件名 |
ローマ(古代)
/
アフリカ(北部)-歴史
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内容紹介 |
古代北アフリカに存在したヌミディア王国(前3〜前1世紀)。ローマの「友好国」(クライアント国家)だった同王国の形成と没落を描くと共に、ローマ帝国の生成過程自体を新たな視点から論じる。 |
著者紹介 |
東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京学芸大学名誉教授。共著に「通商国家カルタゴ」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812798676 |
目次 |
序論 ヌミディアとローマ |
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第一部 「クリエンテーラ」国家ヌミディア |
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第一章 ヌミディア王国とネゴーティアトーレス(イタリア人事業家たち) |
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問題の所在/第一節 ネゴーティアトーレスと王権・王領地・穀物収奪/輸出/第二節 属州アフリカ支配と王権・ネゴーティアトーレス結合/第三節 共和政期北アフリカ支配の動揺とその契機 |
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第二章 ユグルタ戦争前夜におけるヌミディア社会の陣営配置 |
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第一節 ユグルタ戦争論の展望/第二節 「内紛調停」の構造/第三節 旧体制と「革命」陣営 |
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第三章 「北アフリカ民族誌」(サルスティウス『ユグルタ戦争』第一七-一九章)と王権の「自画像」 |
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第一節 「ポエニの本」の諸問題/第二節 「民族誌」の構成と種族名語源論/第三節 「民族誌」のイデオロギーとヌミディア王権/第四節 ヒエムプサル二世期の情勢 |
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補論 ヌミディア王国の解体 |
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第一節 カエサル・ポンペイウス「内戦」とヌミディア併合/第二節 対ローマ補助軍・物資提供の変遷/第三節 王国解体の開始とローマ共和政の終焉/第四節 残余の諸問題 |
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第二部 アフリカ的土台とカルタゴ的過去 |
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第四章 「敵」のイメージ-ポエニ戦争期ローマのカルタゴ/ヌミディア観 |
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第一節 ローマ人のカルタゴ観/第二節 操作される蛮人/第三節 植民市が燃える/第四節 舞台はアフリカへ |
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第五章 ポエニ・カルタゴ的世界とアフリカ・ヌミディア |
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第一節 研究史の特徴/第二節 西地中海とカルタゴ/第三節 カルタゴとアフリカ |
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第六章 ナラウアス-カルタゴ傭兵戦争と「ヌミディア人」の原像 |
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はじめに/第一節 ポリュビオスにおけるナラウアスと「ノマデス」/第二節 カルタゴとノマデス/第三節 ノマデスとは何か?/第四節 カルタゴ貨幣にみられる「ノマデスの馬」 |
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第七章 ドゥッガとヌミディア王権-リビア語・ポエニ語併記碑文の分析 |
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はじめに/第一節 ドゥッガ市-略史および主要遺構/第二節 「アテバンの墓」とマシニッサ神殿-その遺構と二言語碑文/おわりに |
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第三部 ローマ支配下における「発展」と抵抗 |
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第八章 ローマ帝国と「低開発」-A・ドゥマンと批判者たち |
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第一節 二つのローマン・アフリカ像/第二節 北アフリカの「低開発化」/第三節 ドゥマン批判の視座 |
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第九章 「脱植民地史学」の展開とアフリカの「抵抗」 |
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はじめに/第一節 マッティンリによる総括とその特徴/第二節 ドゥマンの主張とその特徴/第三節 ラルウィーの主張とその特徴/第四節 ベナブの主張とその特徴 |
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第十章 「ローマの平和」とアフリカ社会 |
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第一節 「繁栄」「穀倉」「遊牧」/第二節 「分散化」「退行的抵抗」「再遊牧化」/第三節 変動・危機管理・生産 |
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第十一章 北アフリカにおけるローマ支配の拡大と限界 |
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はじめに/第一節 研究史における北アフリカと「ローマ化」/第二節 時代区分の試み/第三節 タキトゥスとタクファリナス |
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結語 ローマ帝国を越えて |