書誌種別 |
図書 |
タイトル |
避難学 |
サブタイトル |
「逃げる」ための人間科学 |
タイトルヨミ |
ヒナンガク |
サブタイトルヨミ |
ニゲル タメ ノ ニンゲン カガク |
人名 |
矢守 克也/著
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人名ヨミ |
ヤモリ カツヤ |
出版者・発行者 |
東京大学出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
トウキョウ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2024.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,271p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3900 |
ISBN |
978-4-13-050212-2 |
ISBN |
4-13-050212-2 |
分類記号 |
369.3
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件名 |
災害予防
/
避難
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内容紹介 |
誰かを「避難させる」情報・技術ではなく、自ら「逃げる」ことができる暮らし、地域社会、そのすべてをトータルで考える人間科学の試み。「防災人間科学」の続編。 |
著者紹介 |
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授。著書に「防災心理学入門」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812794565 |
目次 |
序論-「逃げる」ための人間学 |
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第1節 防災・減災に関する人間科学/第2節 第1部:コンセプト(概念)編の概要/第3節 第2部:ドリル(訓練)編の概要/第4節 第3部:マネジメント(施策)編の概要/第5節 補論の概要と総括 |
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第1部 コンセプト(概念)編 |
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第1章 避難学のパラダイムチェンジ-八つの提言 |
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第1節 避難学は人間科学たり得ているか/第2節 提言1:被害事例にだけ注目するのはやめよう-「FACPモデル」の提案/第3節 提言2:情報だけで人を動かそうとするのはやめよう/第4節 提言3:済んでからとやかく言うのはやめよう/第5節 提言4:一番最近起こったことに飛びつくのはやめよう/第6節 提言5:理想だけを追い求めるのはやめよう/第7節 提言6:“空振り”だと批判するのはやめよう/第8節 提言7:「××効果」「○○バイアス」でわかった気になるのはやめよう/第9節 提言8:統計数値に一喜一憂するのはやめよう |
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第2章 言語行為論から見た災害情報 |
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第1節 言語行為論の基礎/第2節 「記述文」と「遂行文」/第3節 災害情報の課題-「記述文」と「遂行文」の視点から/第4節 実践的な提案-「宣言文」のポテンシャル/第5節 「記述文」と「遂行文」の横断・融合 |
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第3章 能動的・受動的・中動的に逃げる |
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第1節 概念的な土台/第2節 「津波てんでんこ」/第3節 避難指示を出しているのは誰か/第4節 「社会的スローダウン」と「セカンドベスト」/第5節 中動態論/第6節 能動と受動の相互反射/第7節 ブレーキではなくアクセルを/第8節 破壊・抹消ではなく回復・再生である |
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第2部 ドリル(訓練)編 |
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第4章 熱心な訓練参加者は本番でも逃げるのか |
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第1節 訓練は災害時の避難に結びつくか/第2節 高知県四万十町興津地区での調査/第3節 訓練参加状況の概要/第4節 訓練と本番の間の「矛盾・逆接」/第5節 実践的な示唆と理論的な展望 |
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第5章 ハードルを下げた/上げた避難訓練 |
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第1節 避難訓練のリ・デザイン/第2節 屋内避難訓練(玄関先まで訓練)/第3節 屋内避難訓練(2階まで訓練)/第4節 オーダーメイド避難訓練-近所の3階建ての建物に/第5節 「おためし避難訓練」と「世帯別避難訓練」/第6節 夜間避難訓練/第7節 休憩時間訓練・登校時訓練/第8節 「予定通り」の先へ |
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第6章 津波避難訓練支援アプリ「逃げトレ」 |
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第1節 津波避難-人間系と自然系のインタラクション/第2節 津波避難訓練支援アプリ「逃げトレ」の概要/第3節 「コミットメント/コンティンジェンシー」の相乗作用/第4節 「想定外」への対応/第5節 自然科学と人間科学のインターフェース |
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第3部 マネジメント(施策)編 |
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第7章 「自助・共助・公助」をご破算にする |
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第1節 言語の表層と深層/第2節 「自助・共助・公助」の誕生と普及/第3節 「自助・共助・公助」のバランス論/第4節 「バランス」をめぐる摩擦と葛藤(1)-行政と住民の綱引き/第5節 「バランス」をめぐる摩擦と葛藤(2)-長期的なトレンドの中で/第6節 <防災帰責実践>/第7節 <極限>としての裁判事例/第8節 解決へ向けた展望/第9節 「自助・共助・公助」をご破算にする |
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第8章 「地区防災計画」をめぐる誤解とホント |
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第1節 「地区防災計画」とは何か/第2節 避難と「地区防災計画」/第3節 基本理念-「防災に『も』強いまちづくり」/第4節 「地区防災計画」を推進するための七つのポイント/第5節 ポイント1:「行政が行うことにあらず」/第6節 ポイント2:「計画書をつくることにあらず」/第7節 ポイント3:「どの地区も同じにあらず」/第8節 ポイント4:「一度きりで終わりにあらず」/第9節 ポイント5:「超・地区」-地区の境界を超えること/第10節 ポイント6:「脱・防災」-防災活動の枠を脱すること/第11節 ポイント7:「反・計画」-計画しつつ計画しきらないこと/第12節 日本一の避難タワー/日本一の防災/日本一のまちづくり |
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第9章 南海トラフ地震の「臨時情報」 |
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第1節 「臨時情報」とは何か/第2節 低調な認知率/第3節 個別具体的な計画の必要性/第4節 きびしい<二者択一>-コロナ禍から得た学び/第5節 <二者択一>をマネジメントするツール-「クロスロード」/第6節 高知県黒潮町における住民ワークショップ/第7節 総括-「二刀流」と「素振り」 |
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補論 |
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補論1 アフター・コロナ/ビフォー・X |
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第1節 「もともと」大切だったこと/第2節 「三密対策」と「スーパーベスト」/第3節 「無意識の革命=気づいたら改善」/第4節 「鄧小平の改革前なら…」/第5節 アフター・コロナ/ビフォー・X/第6節 「遠方より来た朋」とどう向き合うのか |
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補論2 ボーダーレス時代の防災学-コロナ禍と気候変動災害 |
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第1節 コロナ禍が無効化する三つの境界/第2節 「あまねく、全世界の人びとに」-「ゾーニング」の無効化/第3節 「もうはまだなり、まだはもうなり」-「フェージング」の無効化/第4節 専門家を下りたノーベル賞受賞者-「ポジショニング」の無効化/第5節 <災間>の思想から |