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書誌情報サマリ

タイトル

「後進国」日本の研究開発

人名 河西 棟馬/著
人名ヨミ カワニシ トウマ
出版者・発行者 名古屋大学出版会
出版年月 2024.8


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 「後進国」日本の研究開発
サブタイトル 電気通信工学・技師・ナショナリズム
タイトルヨミ コウシンコク ニホン ノ ケンキュウ カイハツ
サブタイトルヨミ デンキ ツウシン コウガク ギシ ナショナリズム
人名 河西 棟馬/著
人名ヨミ カワニシ トウマ
出版者・発行者 名古屋大学出版会
出版者・発行者等ヨミ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版地・発行地 名古屋
出版・発行年月 2024.8
ページ数または枚数・巻数 5,378p
大きさ 22cm
価格 ¥5800
ISBN 978-4-8158-1168-6
ISBN 4-8158-1168-6
分類記号 547.021
件名 電気通信-日本
内容紹介 移植や模倣を脱した戦前の工学者・技術者たちが、西洋由来の科学・技術を自らの手で「創造」するに至るまでの過程を分析。挫折した構想や時代的制約も見据え、彼らを突き動かした要因や跳躍を可能にした条件を明らかにする。
著者紹介 長野県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。同大学博士(文学)。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院講師。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009812785407
目次 序章 移植から「創造」へ
はじめに/1 電気通信をめぐるヒストリオグラフィ/2 後進国における研究開発という視角/3 分析対象と使用資料/4 本書の構成
第1章 2種類の「負債」
はじめに/1 日露戦争の戦後/2 第一次大戦のインパクト/おわりに
第2章 研究をする技術者の濫觴
はじめに/1 棚上げとされた「研究」/2 碍子試験から試験研究へ/3 創成期の電気試験所/おわりに
第3章 先端的研究への参入
はじめに/1 無線電話研究の開始,1906-1909/2 TYK式放電間隙と無線電話の実用化,1910-1916/3 真空管技術の衝撃と巻き返し,1916-1919/4 電気試験所所長時代,1920-1923/おわりに
第4章 基礎研究の場としての帝国大学工学部
はじめに/1 八木秀次の初期キャリア/2 研究者から研究指導者へ/3 研究指導者八木の「工学研究」論,1916-1924/4 周囲との軋轢/おわりに
第5章 電気を利用する通信法の研究
はじめに/1 「電気通信」というカテゴリ/2 斎藤報恩会という僥倖/3 「電気を利用する通信法の研究」の概観/4 超短波通信システムの研究/5 逆輸入現象の考察/おわりに
第6章 ナショナリズムによる産官学統合
はじめに/1 ナショナリズムと技術/2 導入から開発へ/3 朝鮮海峡における実験/4 「提案」とその受容/5 研究開発体制と技術システムの相互形成/6 研究開発体制の制度化と東亜通信網/おわりに
終章 帝国日本の技術ナショナリズム



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内容細目

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