書誌種別 |
図書 |
タイトル |
京都学派とディルタイ哲学 |
サブタイトル |
日本近代思想の忘却された水脈/Wilhelm Dilthey×Nishida Kitaro Tanabe Hajime Watsuji Tetsuro Miki Kiyoshi |
並列タイトル |
Kyoto‐Schule und die Philosophie Wilhelm Diltheys |
タイトルヨミ |
キョウト ガクハ ト ディルタイ テツガク |
サブタイトルヨミ |
ニホン キンダイ シソウ ノ ボウキャク サレタ スイミャク/ヴィルヘルム ディルタイ ニシダ キタロウ タナベ ハジメ ワツジ テツロウ ミキ キヨシ |
人名 |
牧野 英二/著
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人名ヨミ |
マキノ エイジ |
出版者・発行者 |
法政大学出版局
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出版者・発行者等ヨミ |
ホウセイ ダイガク シュッパンキョク |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2024.8 |
ページ数または枚数・巻数 |
16,338,14p |
大きさ |
20cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-588-13042-7 |
ISBN |
4-588-13042-7 |
分類記号 |
134.9
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件名 |
日本思想-歴史
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件名 |
Dilthey Wilhelm
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件名 |
ディルタイ ヴィルヘルム
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内容紹介 |
日本近代哲学の巨星、西田幾多郎、田辺元、和辻哲郎、三木清。その学問や歴史をめぐる思索の背景には、ヴィルヘルム・ディルタイの濃い影があった。思想史の忘れられていた水脈を明るみに出す。 |
著者紹介 |
法政大学名誉教授。専門は哲学・倫理学・感性学。日本カント協会会長、日本ディルタイ協会会長などを歴任。著書に「新・カント読本」「崇高の哲学」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812784661 |
目次 |
序論-「へだたり」を哲学する |
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一 本書の狙いと探究方法/二 「へだたり」の多義性と「理解」の複雑性/三 全体の見取り図と「歴史的構想力」への道 |
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第一章-西田幾多郎とディルタイ哲学 |
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一 「ディルタイ・ルネサンス」とディルタイ像の変遷/二 『ディルタイ著作集』の刊行と挫折を中心に/三 西田幾多郎のディルタイ観と評価の主要論点/四 ディルタイ評価の両義性/五 『体験と詩』「序」から窺われるディルタイ観/六 西田によるディルタイ評価の残された課題 |
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第二章-田辺元とW・ディルタイの思索の「家族的類似性」 |
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一 留学前の田辺のディルタイ評価をめぐって/二 『オントロギー(事実性の解釈学)』におけるディルタイ批判/三 ヨルク伯による『精神科学序説』の批評/四 『存在と時間』におけるディルタイとヨルク伯の批判と評価/五 帰国後の田辺のディルタイ評価/六 影響作用史から見た田辺のディルタイ評価/七 ディルタイ後期の思索と「媒介」としての「体験の表現」/八 「無窮の動性」と「歴史的生の生動性」 |
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第三章-田辺哲学と「歴史的理性批判」への道 |
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一 「歴史的理性批判」の試みとその継承/二 田辺における歴史理解と「歴史的理性批判」/三 ディルタイの「歴史的理性批判」の構想/四 生の謎と世界連関の象徴/五 生と死-田辺のハイデガー批判とディルタイとの共通点/六 歴史的生・歴史的意識・時間/七 「重ね読み」の試みの帰趨 |
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第四章-和辻哲郎に対するディルタイの影響の多面性 |
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一 和辻に対する批判と評価の新たな視点/二 ディルタイとの出会いとその後の影響/三 ディルタイ的=文献学的=解釈学的「方法」と『日本古代文化』/四 文献学と解釈学の意義と課題/五 和辻に対するベックおよびディルタイの影響/六 『続日本精神史研究』におけるヴェルフリン批判とディルタイ評価 |
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第五章-和辻倫理学とディルタイ解釈学 |
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一 『風土』第四章におけるディルタイ評価をめぐって/二 『人間の学としての倫理学』とディルタイ解釈学/三 『倫理学』におけるディルタイ評価をめぐって/四 和辻の思索におけるディルタイ哲学の意義 |
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第六章-三木清とディルタイ解釈学 |
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一 「批判哲学と歴史哲学」における「歴史的理性批判」の内実/二 ドイツ留学中のディルタイとの出会い/三 『ディルタイの解釈学』をめぐって-偉大なる哲学史家/四 『ディルタイの解釈学』をめぐって-哲学と歴史科学との結合の鎖/五 『ディルタイの解釈学』をめぐって-生の体験・表現・理解 |
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第七章-マルクス主義とディルタイ批判の変遷 |
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一 マルクス主義とディルタイ哲学-「科学批判」の所在/二 『歴史哲学』における「歴史の基礎経験」と「歴史的生」-「哲学の出発点」/三 「世界観構成の理論」-「預言者的哲学」による批判の試み |
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第八章-『構想力の論理』と歴史的構想力の批判 |
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一 『構想力の論理』とディルタイ哲学/二 『哲学的人間学』のディルタイ評価をめぐって/三 三木の政治哲学・創造的構想力とアーレントの政治哲学・政治的判断力 |
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結論-「想像力の植民地化」を超えて |