書誌種別 |
図書 |
タイトル |
野外教育学の探究 |
サブタイトル |
実践の礎となる理論をめぐる14章 |
タイトルヨミ |
ヤガイ キョウイクガク ノ タンキュウ |
サブタイトルヨミ |
ジッセン ノ イシズエ ト ナル リロン オ メグル ジュウヨンショウ |
人名 |
土方 圭/編著
張本 文昭/編著
井上 真理子/[ほか]著
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人名ヨミ |
ヒジカタ ケイ ハリモト フミアキ イノウエ マリコ |
出版者・発行者 |
杏林書院
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出版者・発行者等ヨミ |
キョウリン ショイン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2024.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,254p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7644-1602-4 |
ISBN |
4-7644-1602-4 |
分類記号 |
379.3
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件名 |
野外教育
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内容紹介 |
自然とかかわり合う野外教育。なぜ野外なのか、なぜ自然であり体験なのかについて考察し、野外教育を実施する意義についての説明や、野外教育に関するさまざまな議論の端緒を提供する。ノルウェーやアメリカとの比較も掲載。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812777477 |
目次 |
1章 自然とかかわり合う野外教育-生態学的な野外教育学- |
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1.人間とは何か/2.自然を教育の中心に据える/3.野外教育を取り巻く現代的課題/4.温故知新-旧くて新しい野外教育へ- |
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2章 野外教育の歴史-過去,現在そして未来- |
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1.海外における野外教育史概略/2.国内の野外教育史/3.これからの野外教育学へ |
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3章 自然を源泉とする教育・学びの全体像を捉える |
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1.自然とひとの体験的関係から構想される野外教育学/2.野外教育の学問体系の構築/3.越境する学際領域としての野外教育学/4.野外教育学の全体構想への歩み |
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4章 野外教育における野外学-野外教育の基礎理論1- |
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1.野外とは何か/2.野外学を構成する要素/3.野外学を構成する具体例としての森林科学/4.野外学の核となる学問的前提とその周辺/5.人間にとっての野外の意義とは |
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5章 野外教育における教育学-野外教育の基礎理論2- |
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1.一般的な教育学/2.野外教育の特性に応じた教育学理論 |
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6章 野外教育における科学と体験-野外教育の基礎理論3- |
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1.科学・科学技術とは/2.科学技術の発展/3.科学技術と身体/4.科学技術と自然観/5.野外教育における体験と科学技術 |
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7章 源泉としての自然-野外教育のメタ理論1- |
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1.野外教育的環世界としての自然/2.時間という自然/3.生命という自然/4.野外教育の源泉としての自然 |
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8章 野外で生き延びてきた人類-野外教育のメタ理論2- |
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1.人類の誕生,そして狩猟採集から農耕へ-森から離れる人類-/2.大地を耕す=文化(cultivate)の成立ち-森から離れた理由-/3.不確実な自然から安定した社会へ-自然から離れる人類-/4.野外で生き延びてきた人類の脳と身体/5.人類史から野外教育をみつめる |
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9章 野外教育学をささえる叡智-野外教育のメタ理論3- |
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1.哲学とは何か/2.自然環境のなかに存在している人間という考え方を証明したダーウィン/3.ダーウィンの学説を発展させたプラグマティズム/4.生物の進化の過程に基づく人間の成長と教育/5.自然に対する美的感覚/6.自然保護の倫理観を支える思想 |
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10章 ノルウェーとアメリカの野外教育-比較文化論的考察- |
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1.ノルウェーにおける野外教育/2.アメリカにおける野外教育 |
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11章 動き:野外運動-理論と実践の往還に向けて1- |
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1.野外運動と新たな関心テーマ/2.自然環境下の動きの主体性/3.自然環境と動きの関係/4.自然環境における動きから生まれる創造性/5.野外と動き |
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12章 癒し:野外療法-理論と実践の往還に向けて2- |
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1.野外教育と野外療法/2.自然と身体性/3.野外療法における事例研究の意義 |
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13章 場所:野外教育と場所-理論と実践の往還に向けて3- |
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1.場所とは/2.場所を意識する/3.場所に感応する野外教育/4.地域に根ざした野外教育/5.都会の野外教育 |
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14章 野外教育学における研究とその展望 |
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1.国内の研究動向と課題/2.海外の研究動向と課題/3.野外教育学における研究の展望 |