書誌種別 |
図書 |
タイトル |
実践につながる道徳教育論 |
タイトルヨミ |
ジッセン ニ ツナガル ドウトク キョウイクロン |
人名 |
藤川 信夫/監修
國崎 大恩/編著
Kim Mawer/編著
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人名ヨミ |
フジカワ ノブオ クニサキ タイオン Kim Mawer |
出版者・発行者 |
北樹出版
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出版者・発行者等ヨミ |
ホクジュ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2024.5 |
ページ数または枚数・巻数 |
13,212p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2400 |
ISBN |
978-4-7793-0752-2 |
ISBN |
4-7793-0752-2 |
分類記号 |
375.35
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件名 |
道徳教育
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内容紹介 |
教員養成課程で学ぶ大学生向けのテキスト。なぜ道徳について「考え、議論する」のか? 道徳授業のねらいをどう定めるか? 道徳の理論と指導法を様々な観点から論じる。演習問題、ワークショップも掲載。書き込み欄あり。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812762937 |
目次 |
第1部 道徳の理論 |
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序章 道徳教育について学ぶとはどういうことか? |
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第1節 道徳の理論および指導法とは/第2節 道徳教育について学ぶ全15章/第3節 実践に向けて-本書の読み方/使い方 |
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第1章 なぜ道徳について「考え、議論する」のか? |
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第1節 人類の文化としての道徳/第2節 道徳が要請する省察や批判/第3節 公教育でなぜ道徳教育を行うのか/第4節 実践に向けて-「考え、議論する」教師へ |
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第2章 道徳的であるとはどういうことか? |
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第1節 道徳の原理を求めて/第2節 近代の道徳理論/第3節 道徳の起源/第4節 「ケアの倫理」へ/第5節 実践に向けて-幾つかの示唆 |
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第3章 技術がもつ道徳性とは? |
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第1節 技術とともにある私たち/第2節 アクターとしての技術-媒介説とは何か/第3節 道徳性を帯びる技術/第4節 技術と自由/第5節 実践に向けて-情報技術をいかに使っていくか |
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第4章 道徳はどのように教えられてきたか? |
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第1節 明治前期の道徳教育/第2節 明治後期の道徳教育/第3節 大正期における改革/第4節 昭和前期の道徳教育/第5節 実践に向けて-歴史的教養を磨く |
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第5章 教科として道徳の授業をするとはどういうこと? |
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第1節 「道徳」の教科化と「公共」の必修化が意味するものとは?/第2節 系統主義から経験主義へ/第3節 「道徳の時間」の成立/第4節 戦後道徳教育に生じた歪み/第5節 実践に向けて-「考え、議論する道徳」のゆくえ |
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第6章 教師は「家族愛」を教えることができるか? |
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第1節 学校教育と家庭教育/第2節 道徳科で想定される家族・家庭とは何か/第3節 実践に向けて-家族・家庭経験の相対化 |
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第7章 学習塾の受験勉強は道徳的学びに貢献しうるか? |
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第1節 自立への契機としての矛盾・ジレンマ/第2節 世界と日本の学習塾/第3節 学習塾での受験勉強に関わる経験/第4節 実践に向けて-児童生徒の実体験を取り上げることの道徳的意義/ワークショップ |
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第Ⅱ部 道徳の指導法 |
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第8章 道徳授業のねらいをどう定めるか? |
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第1節 価値多様化時代におけるねらいの設定/第2節 授業者はどのような意図をもつべきか/第3節 道徳授業における「押しつけ」をめぐる問題/第4節 実践に向けて-望ましさを第三者的に吟味すること |
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第9章 自分であるとはどういうことか? |
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第1節 「内面」から眺める「正しい自己」/第2節 世界に位置づく自己/第3節 実践に向けて-「自分らしさ」をとらえ返す |
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第10章 子どもたちは道徳科で何を学ぶのか? |
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第1節 道徳的価値と内容項目の混同/第2節 道徳的価値の理解とは/第3節 道徳的価値の理解を深める授業-『はしのうえのおおかみ』を例に/第4節 実践に向けて-カテゴリーから運動・生成へ |
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第11章 どうすれば多様な人々が共生できるのか |
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第1節 「集団や社会との関わり」について/第2節 個の尊重とは何を意味するのか-差異と多様性/第3節 マイノリティの問題に踏み込まないことは道徳的なのか-おびえ・つきあい・共生/第4節 共生はどうすれば可能になるのか-創発的包摂/第5節 実践に向けて-つきあいを保障する場としての学校 |
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第12章 「畏敬の念」を教えることはできるのか? |
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第1節 「学習指導要領」における「畏敬の念」の位置づけ-人格形成・人間形成の基礎/第2節 「畏敬の念」と宗教性の関係-歴史から考える/第3節 「畏敬の念」の理解へと向けた授業を考える-『花さき山』を題材として/第4節 実践に向けて-複眼的まなざしの大切さ |
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第13章 ねらいから外れた子どもの意見をどのように評価するか? |
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第1節 教師の証言的不正義/第2節 足し算の批判と引き算の批判/第3節 『ないた赤おに』の構造把握とナラトロジー分析/第4節 実践に向けて-興味を持続させる評価のために |
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第14章 舞台俳優による道徳の授業ではどのような場が成立するのか? |
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第1節 授業の目的-演劇的手法を活用した教材の多面的・多角的理解/第2節 授業の分析/第3節 演劇的手法は道徳の授業に何をもたらしたのか?/第4節 実践に向けて-学びの環境(場)をどう評価するか |
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第15章 道徳科の授業はどのように評価したらよいのだろう? |
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第1節 道徳科の授業評価-生徒の評価と指導の評価/第2節 「自分ごと化」を促す授業を生徒の身体表現をもとに評価する-エスノメトリー法の紹介/第3節 考え得る未来の評価-教育のSFの観点から/第4節 実践に向けて-あなたならどうする?/ワークショップ |