書誌種別 |
図書 |
タイトル |
失われた院政期絵巻の研究 |
タイトルヨミ |
ウシナワレタ インセイキ エマキ ノ ケンキュウ |
人名 |
苫名 悠/著
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人名ヨミ |
トマナ ユウ |
出版者・発行者 |
思文閣出版
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出版者・発行者等ヨミ |
シブンカク シュッパン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2024.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
4,323,23p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-7842-2068-7 |
ISBN |
4-7842-2068-7 |
注記 |
文献:p303〜313 |
分類記号 |
721.2
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件名 |
絵巻物
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内容紹介 |
平安時代末期に制作された絵画の精華、院政期絵巻。原本が失われた絵巻作品を積極的に取り上げ、摸本によってその絵画表現を分析することなどを通じて、これらの作品を含めた院政期絵巻の再評価を試みる。 |
著者紹介 |
北海道生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。佛教大学歴史学部講師。博士(文学)。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812757005 |
目次 |
序章 本書の問題意識・課題と作品分析方法・構成 |
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はじめに/第一節 本書の問題意識/第二節 本書の課題と作品分析方法/第三節 本書の構成 |
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第一章 承安本《後三年合戦絵巻》の絵師明実と制作環境について |
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はじめに/第一節 承安本及び貞和本の概要と先行研究/第二節 承安本に遡り得る貞和本中の表現/第三節 絵師明実と承安本の制作環境について/本章のむすび |
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第二章 承安本《後三年合戦絵巻》の制作目的と院政期絵巻における位置について |
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はじめに/第一節 承安本詞書としての『後三年記』採用の理由について/第二節 絵画表現の分析による検討/第三節 承安本の制作目的と院政期絵巻における位置/本章のむすび |
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第三章 後白河院政期における「似絵的表現」の機能をめぐって |
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はじめに/第一節 最勝光院御所障子絵と《年中行事絵巻》・《仁安大嘗会御禊行幸絵巻》における「似絵的表現」の意味/第二節 承安本《後三年合戦絵巻》における「似絵的表現」の意味/本章のむすび |
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第四章 《彦火々出見尊絵巻》に描かれた海辺の場景をめぐって |
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はじめに/第一節 巻一第一段の詞書と絵画の関係/第二節 巻一第一段に描かれた海辺の場景の淵源/第三節 住吉のイメージ/本章のむすび |
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第五章 《勝絵》の美術史的位置について |
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はじめに/第一節 《勝絵》「陽物比べ」の絵画表現分析/第二節 《勝絵》「放屁合戦」の絵画表現分析/第三節 《勝絵》の美術史的位置/本章のむすび |
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第六章 《異本病草紙》の美術史的位置について |
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はじめに/第一節 先行研究の概観と論点の整理/第二節 略本系所収諸図の絵画表現分析/第三節 《異本病草紙》の美術史的位置/本章のむすび |
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第七章 《福富草紙》における院政期絵巻の絵画表現の摂取について |
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はじめに/第一節 院政期絵巻に由来する絵画表現/第二節 《福富草紙》原本の制作背景/本章のむすび |
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終章 院政期絵巻研究の展望 |
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はじめに/第一節 複数の作品に共通する志向と手法/第二節 尾籠な戯画の制作と享受/第三節 後世における院政期絵巻の受容/むすびにかえて |